2019・郡上地区渓流解禁

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今年は2月10日が郡上漁協管内の解禁日となった。
 
例年だと雪景色の中で開幕するのだけど、今年は上流部以外はそんなに積雪が無い。
 
雨も降らないし、ちょっと心配^^;
 
 
9時頃に現地に着いてみると、気温は0℃、そして降雪。
 
谷に降りると、更に寒いのは想像がつくので、しばし車で待機。
 
 
何となく雪が収まった?様子になったのを見て、いざや出発。
 
後で友人と合流することになっているので、まずは私が先行で様子を見ることに。
 
 
河原に降りたち、最初のポイントにて、2投目でアタリ!
ややサビを残した、15センチほどのアマゴが飛んできた。
 
うん、幸先良いじゃないの。
 
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何尾か釣るうち、コンディションはまだまだながら、綺麗な男の子が出てくれた。
 
思ってたよりも平均サイズが良くて(と言っても小さいけど)、「超」小型は今回は一尾も出なかった。
 
冬場のうちは20センチを超すサイズは、中々私の行き先では出会えない。この時期に6寸以上もあれば、まずまずと言ったところ。
 
 
しかし・・。
そう良い事ばかりでもなくて、とっっっても食いが浅い
 
チコッ!と反応してそれっきり、とか。掛けたと思ったらアッサリとハズれたりとか。
 
寒いし、雨降ってないしで、魚のご機嫌はまだまだな感じ。
まぁ・・冬の釣りって、これが普通かも。
 
こんな状況で、どうして釣るか?これが冬場の釣りの面白さでもある。
 
 
同行の友人も、反応の悪さに手を焼いてる。
やはりまだ、流れに出てガッツリ喰ってくる個体は居ないみたいだ。
 
それでも途中、小さいながらライズしてる個体が居た。もしかするとシラメだったかもしれない。
 
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釣り上げた時は綺麗に見えたけど、僅かの時間、水から出したら、体表にサビが浮き始めた。
当然ながら、まだ冬の魚体なんだな。
(ちなみにこうした個体は、生簀を作って水中に入れておくと、またサビ抜けして綺麗になります)。 
弱らないうちに、そっとリリース。夏時期に良いプロポーションになってると良いな♪
 
この一尾だけ、昨年の早熟個体と見えるアマゴで、後は通常の2年生と思しき個体たちだった。
 
 
私的に、郡上地区が開幕すると、シーズンが始まった感が強くなる。
 
次は3月の全面解禁も控えてる。
楽しみな季節が今年もやってきた(^^)

渓流画像に想うこと・自然と不自然

Dsc_ty4

この画像は4年前に撮影したもの。

水面の反射を写さず、我ながら綺麗に透明な水が撮れた。

渓流の釣りをする中で、釣り上げた渓魚と、周囲の自然を綺麗に撮影したいと、カメラを構えるようになった。

今ではこれも、外せない「渓流釣りの一部」。元々私は、水と景色、そして渓魚の美しさに惹かれて渓流釣りにのめり込んだのだから。

 
ゴッツイ一眼レフを見ると、欲しくなったりするのが正直なところだけど、お金の問題もあるし。
カメラを買ったら、小遣いが無くなって釣り行けないとか、嫌なんでね(笑)。

防水であること、耐衝撃性が高いこと、などを理由に、今の機種に行き着いた(ニコン・AW1)。

ちなみに携帯電話は、山中で過去に2台も壊しているので、今は出歩く際には持ち歩かない事にしている^^;
 

・・・・・・・・・・・・ 
 
知人に「夏に川遊びがしたいから、良い場所があれば、教えて欲しい」と言われ。

地元からほど近くて、水と景色の美しい渓流を幾つか紹介した時の事。

便利なもので、携帯電話でコチコチと河川名を入力すれば、画像や動画が簡単に探せる。

 

そこで検索結果を見せて貰って驚いた。

何らかの「加工」とか「補正」とかが施されてるらしい画像が何点かあり、「美しい自然」じゃなくて「美しいと見せる不自然」みたいな?

異様に青味の強い山の緑とか、やけに鮮やかに赤い花とか。
 

携帯電話の画面の問題もあるかもしれない。しかしそれにしても・・。

知らない場所ならともかく、実際に見た事のある場所だと、そうした画像にはどうも違和感がある。
・・・と言うか。正直、「気持ち悪い」のだ。

多少の事ならさして気にもならないかもだが、あからさまに色や明るさが変えられるのは、元の自然から離れてしまわないか?

 
・・・・・・・・・・ 

山菜・キノコ採取を趣味の一つとしている私は、スーパーで販売される商品に、時折強い違和感を持つ。

鮮やか過ぎるほど鮮やかな黄緑色の「タラの芽」とかは、初めて見た時はかなり驚いた。だって不気味だったから。

これは栽培の際に使用する肥料の種類なんかで、土壌のPHが変わる事で、色まで変わるのだそうだ。

輸入物に至っては、かなり寒い裏話もある。・・・省略しますけども・・。

 

アマゴやイワナの養殖成魚。

これも時折、渓流育ちの魚とは別物かと見える色彩のものが販売されている(全部がそうではないけど)。

典型的なのは、朱点がやけに多く大きく、そして赤い“アマゴ”

これも栽培の山菜と同じようなものなのか、与えるエサの成分で、朱点の出方が変わるらしい。
ヤマメとの差異を強調する為、わざと強く朱点を浮き上がらせると聞いたが?

どうしてもあれらの魚達に、悲しいと感じてしまう。って言うか、怖い^^;

 
私が渓流の加工画像に感じる「違和感」とか「気持ち悪さ」とかは、おそらくは↑これらと同じ性質のものだ。

 

・・・・・・・・・・・・

自然の中で見える、感じるものに、人の手が入ると別物に変化してしまう事がある。

私は知人には「自然美を見られる場所」を紹介したつもりだった。

実際にその場に行けば、目に映る自然の綺麗さは画像の比ではない。
 

栽培の山菜やキノコ、養殖の魚と違い、景色は食い物ではない。

そう言う意味合いではなくて、本来の美しさとは違う、妙な人為の入った景色の画像に残念さを感じるのだ。

 

画像の加工が悪いと言うつもりではない。

それは写真の楽しみ方の一つだし、それが好きな人も居るだろう。

撮影時にすでに、色彩を変える設定も出来たりするし。
 

人工物は違うかもだが、目で見たままに近い色彩の方が、自然の美しさは写真に映り込むように想う。
なので色彩の加工を施すより、シンプルに撮影に気を配った方が、風景画像などは良いと感じるのだが、どうだろうか。
 

・・・・・・・・・・・・・ 

渓流で撮影する際、私的に大事かなと考えてるのが、天候と太陽の位置。

透明度が高い、美しい流れを撮りたくても、カメラと立ち位置で角度が悪いと、水面が反射して上手く写せない。

しかし立ち位置を変えようにも、そんな都合のいい足場があるとは限らないので、前に出たり下がったり、立ったり座ったりして、何とか上手いこと出来ないかと?毎回頭を捻るのだけど、ボツ画像の発生率はかなり高め(^_^;)

 

私程度の撮影技術では、歯噛みすることはしばしばある。

それでも、それなりに工夫することで、後で見ても「綺麗だな」と思える画像は増えてきた。

どんな写真を「良い」と思うかは人それぞれ。
私は私なりの、「出会った時に感じた自然の美しさ」を残していこうと想う。

2019・渓流解禁釣行

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2月になり、一部河川が渓流釣り解禁となった。
 
竿だ、ハリだと、年明けから準備して、何となくソワソワとした冬の日を過ごすのは、もう20年くらい前から変わらない。
 
 
そして経験上、あまり朝早くから動かないのも、この時期ならでは。
 
ややノンビリ出発で、現着は10時を過ぎた頃だった。
気温が上がって来て、ちょうど良い感じ。早朝はマイナス気温なのでね。
 
 
 
この時期はさすがに魚達は「低活性」。
流れの緩い、トロ場や淵の底で群れてることが多い。
 
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しかし今年の様な暖冬だと、やや流れのある場所に出るアマゴも居る。
 
雪が少ないので、早くも河原にフキノトウが顔を出していた。
 
 
こうした自然の事柄は、何がしか連動している。
 
私の場合は「渓流釣り」がメインなので、河原の植物の成育具合から、魚の動きを予想する。
逆に「山菜採取」がメインの人が釣りをするなら、アマゴの反応から山菜の生え場を想像するかもしれない。
 
 
1つ気になるのは、こうした自然の事柄でなく、昨年の豪雨災害の復旧工事が続いていることだ。
剥がれ落ちた護岸のコンクリートや、薙ぎ倒された木々を見ると、かなりの出水だったのだろう。
 
泥混じりの区間もあり、魚達はどうしているかと・・? 
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川に立って、本年初の竿の一振り。 
 
淵頭にジワリと馴染んだ仕掛け。
いいぞ、上手く良い波に乗った・・・
 
するとフワリとラインテンションが変化。
 
 
!!
 
 
来たな。
 
一投目から出るとは、正直ビックリしたけども(^_^;)
アッサリと、本年の初アマゴとの出会いと相成った。結構・・嬉しい♪
 
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ある淵で、最深部から少し浅くなったカケアガリで出たアマゴ。
 
その場所での3尾目だった。
 
ヤマメの様な体側の紅を纏ったアマゴ。
私の普段行く河川では珍しい。
 
前年の婚姻色の名残り・・なんだろうか? 本当に綺麗だ。
 
 
魚体にサビのある魚は一尾も出ない。
 
 
それに驚いたのは、分流の浅場に、ウグイの稚魚が群れていたこと。
しかもライズまでしてる。どうやら、極小の羽虫を捕食してるようだ。 
2月初頭では、初めての光景(実際、12センチくらいのが一匹釣れた)。 
コイ科の魚はもう少し後で動き出すものだが・・?
 
私の経験では、初釣りにコイ科と遭遇したのは、あと2回だけ。つまり今回で3度目。珍しい開幕となったものだ。
 
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私の好物。
 
「フキノトウを薬味に使った、カップ麺」
 
この香りとホロ苦さが堪らない。
 
これを河原で瀬音を聞きながら、今しがた出会ったアマゴ達を思い返しつつ食べる。スーパーの特売品が、高級食に化けるんだな。
 
 
今回は結果、サイズは出なかったけど、数的にはまずまず。
初回は好発進と言えると想う。
 
 
今年はどうやら、暖冬ゆえに魚の動き出しが早いようだ。
 
寒の戻りや何やで、すぐに盛期入りとは行かないだろうけど。
 
ボチボチと体を釣りに馴らして、来るハイシーズンを楽しみたい。
今年も良い釣りが出来ますように。

アマゴの不思議・「鱗の皮下埋没」

Dsc_1bam8

初めて「それ」に出会ったのは、十数年前の9月。
 
鱗の反射の全くない、イワナの様なヌメリ肌を持つアマゴ。
サイズは24~5㎝のオスだった。
どの角度から見ても鱗が見えず、写真を撮ると、体表の艶やかさが写る。
 
居ると聞いてはいたものの、自分では釣った事が無く、その時が初めての出会い。
嬉しいような驚いたような、不思議な魚に出会えた気持だった。
 
 
何が嬉しいかと言うと、鱗のある“普通の”アマゴに比して、格好良さとか綺麗さとかが、際立って見えたからだ。
 
以降、この魚を追い掛け、観察し続けてるのだけど、どうにも謎が多い。
 
Tym3
 
アマゴの多くは一生を淡水で過ごす。
しかし一部はシラメ化して、サツキマスになる準備をし、やがて下流へ降りていく。
 
シラメ化したアマゴは、白銀の鱗を纏う。
これは海に向かう為の変化で、淡水と海水の浸透圧の違いをクリアする必要からなのだそうだ。
 
この時にパーマークが薄れるのは、河川に居た時には保護色だった模様は、海では逆に目立ってしまい、外敵に襲われるから、とのこと。
 
確かに山奥の渓流域のアマゴは、鱗の反射が薄く、パーマークの濃い個体が多い。
対して大本流で出会うアマゴの多くは、パーマークが薄く、鱗の反射が目立つ。
 
Zso2
 
鮭科のアマゴは、降海してサツキマスになり、河川に戻り産卵するのが本来のDNAなのだろう。
 
河川がダムで寸断されている現代では、ダム湖に降りてサツキマス化するアマゴが居る。
 
ここで不思議なのは、ダム湖に降りてもアマゴのままの姿の魚が居る事と、シラメ化するアマゴが居る事だ。
 
経験で少し分かっているのは、水深のあるダム湖の方が、サツキ化(銀毛)した個体が多く、水深のあまりない浅いダム湖にはアマゴ系の個体が多いこと。
 
この事からシラメ化とは、水圧の負荷に耐えるために、体表(鱗)が変化してるとも思える。
 
その遺伝子から生まれた仔は、親と同じ環境で育つ故、アマゴのままの姿で一生過ごすもの、シラメ化してサツキマスになるものに分かれる、のじゃないだろうか。
 
Dsc_aps
 
河川での鮭釣りをやってみると、シロザケもカラフトマスも、遡ったばかりと見える個体以外は、鱗の反射が消えている。
 
サツキマスもサクラマスも、遡上途中の個体は鱗が剥がれやすいが、時間の経過とともに、締まった体表になってくる。
 
真水に馴染むから、と解説を聞いたことがあるが、それではダム湖産のサツキマスの鱗が説明が付かない。彼らは初めから淡水の中に居るからだ。
 
何にしても鮭の仲間は、繁殖行動の為に河川を遡上する。
その際の変化の一つとして、「鱗の皮下埋没」が起こり、体表の反射のない、ヌメリ肌の魚体が現れる。
 
Dsc_lm3
 
サケもカラフトマスも同じく、鱗の反射がなくなるには、何か理由がありそうだ。
それが鮭科の遺伝子を持つアマゴに、一部受け継がれてるようにも思える。
 
ちなみに、ベニザケやギンザケなども同様に、やはり鱗の反射が消える。彼らに共通するのは、産卵後は間違いなく死ぬこと。
と言うことは、体を守る必要がなくなるから、鱗が無くなっても関係ない・・?
 
 
鮭科魚種には色覚能力があるそうなので、婚姻色に身を染める際、鱗の反射のない方が、ペアになる相手にアピール出来るかもしれない。
もしそうなら、婚姻色の色合いで、成熟度を知らせることも出来そうだ。
 
Ootr11
 
早熟な、若い個体でも産卵行動に参加するアマゴも居る。
 
これらの個体の中にもやはり、鱗の反射がないものが現れる。
 
おそらくだけど、一度無くなった鱗の反射は、その後生き延びたとしても、元には戻らないのじゃないかと想う。
 
繁殖シーズン以外にも、稀に鱗のないアマゴが出るのだが、多分これは前年の早熟個体だろう。確証はないが。
 
Ootr10_2
 
学術的な事は私では解らない。
 
一釣り人として、鱗の反射のないアマゴに、美しさとか、格好良さとかを強く感じる。
 
 
個人的感想を2つ。
 
一つ目は、成熟個体はサイズの大小に関係なく、迫力と言うか、存在感がある。
 
二つ目に、早熟した越年魚は、小さなうちからその存在感を纏ってると感じる。
 
これは完全に私の感覚の話で、個体の優劣を言うつもりはない。
 
でも。
同じ釣るのなら、その好みの魚体を釣り、出会いたいと想うのだ。
 
Md1
 
一部のアマゴの鱗が、他の鮭科魚種と同じく、体表から見えなくなる事実。
 
これは何故か?から始まり、その出現に場所や条件的特徴はあるのか、釣り方で出会える確率は変わるものなのか?
 
 
色々考えてみたのだけど、まるで結論は見えない。
 
幾つかの観察・推察として、出会える率の高い場所と低い場所があるらしい事、までは分かってきた。
 
おそらく、この先もずっと、結論は出ない気がしないでもない。
これは釣り人の考察と言うより、「魚類学」の守備範囲じゃないだろうか。
 
それでもこの不思議な、そして野生の格好良さを備えたアマゴを追い掛けて行きたい、と想う。

渓流解禁前・下見

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2019’渓流シーズンが間もなく始まる。
 
2月1日から解禁する河川に、ドライブがてら車を走らせてみた。
 
 
最初に訪れたのは、和良川漁協管内。
 
今年は雪が少なくて、里や道路に近い場所は、歩く難はなさそう。
 
見回った範囲では、本支流共、印象として流れが大人しい感じ。
 
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川底の石の色、河原を見ると、結構な渇水模様のようだ。
 
この冬は雪も少ないけど、雨も殆ど降ってないのでね。
 
何と言うか・・・
シーンと静かで、生命感がない。これは釣りには厳しそうだ。
 
日中の気温がこの日は1~3℃をウロウロしていた。
もう少し気温が下がると、路面の凍結で、奥地へは近付けないだろう。
 
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何ヵ所か見回り、あわよくば魚の姿が見えないかと?探してみたけど、これが全然で。
 
毎年ながら、2月初頭は仕方なしかな。
 
 
郡上の和良村から、峠越えで津保川上流の支流、小那比川に抜ける道がある。
 
そのルートで、次はこれまた2月1日解禁の、津保川上流漁協管内へ。
 
・・・・・
 
この道は・・私は初めて通ったのだけど、冬場はとてもおススメできない。
 
除雪も何もされてなくて、日影なんか雪で真っ白。
グネグネの道が続くし、坂の勾配もあるし。
 
この日はさほどの降雪もなかったのと、タイヤが新しいので何とかなったけど・・
ノーマルタイヤで侵入したら、多分戻って来られませぬ・・。
 
・・・・・
 
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峠道はドキドキものだったけど、里に下りて来たら、雪は全然なくなった。
 
それにしても・・・水少ないこと・・。
 
見たところ、最上流部以外は何処も路面は大丈夫そう。
日影に僅かに雪が残ってる程度なので、早朝さえ気を付ければ、釣り場に辿り着けないなんてことはなさそうだ。
 
 
釣った事のない漁協管内を廻ってみたわけだけど。
 
水が少しでも動いてくれないと、何とも厳しそう。
 
多分、他の2月の解禁河川も、似たような感じじゃないかな。
 
もうしばし、天候と相談して、どこかで開幕戦、と行こう。

渓流釣り・初級解説

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このところ、各釣りサイトに紹介されている、「渓流釣り入門」的なページを幾つか閲覧してみた。
 
竿はどれが使い易い、とか。ハリは、オモリは、と、丁寧に解説がされている。
 
ならば、私が解説するとしたら、何を、どうオススメするだろうかと?ちょっと考えてみることに。 
 
 
・・・・・・・
 
1・イワナ狙い
 
私の住む中部地域では、アマゴとイワナが一般的な渓流のターゲット。他にもヤマメや、ブラウン、ニジマスなどの魚種が釣れる河川もある。
 
その中で、初心者におススメなのが小渓流のイワナ
 
理由として、水と景色が美しい、山渓の雰囲気を味わえるフィールドであること。そして釣りの対象として、アマゴなどと比して、ポイントを間違わなければ、出会い易い魚種であるから。
 
狙うポイントは、大きな石の周りの暖流帯。流れの強い瀬や、深い大場所は後に譲るとして、膝から腰くらいの水深の、流れの緩みを「点」で狙えば、そこに食い気のあるイワナが入っていれば、何がしかの反応は出る。
 
美しい水の中から、まずはそこに棲む魚に出会う体験をするには、非常に良いと考えている。
イワナ釣りと言っても、時折アマゴも顔を出すので、そうなれば尚良し。
 
 
2・竿とイト
 
竿の購入に際し、初心の方が選ぶとしたら、6Mクラスの、適合ライン(イト)の表記(←ここ重要)が、02~08号くらいの範囲のものがオススメ。
 
竿が硬い・柔らかい、先が胴がと、色んな解説はあるけれど、それは比較対象を持たない方には難しいだろう。
 
04号前後くらいのイトを張った時に、問題なく扱える調子。極端な細イト、逆に太イトでなくて、そのくらいから始めて、徐々にフィールドの条件や対象魚に合わせて行けばいい。
 
先にイワナ釣りを書いたが、イワナ釣りに特化した竿の購入は、一本目としてはあまりおススメではない。
中部の殆どの渓流は、アマゴとイワナの混生なので、どちらにも対応できる方が、後々の楽しみ方の守備範囲が広がるからだ。
 
ネットで中古品が簡単に探せるし、新品でも手軽な価格帯のものから一本選べば、それでも十分。(メーカー価格で2~3万円くらいの竿なら、品質はまず問題はない。売値はそこから3割程度は安くなるのが普通。)
 
 
3・ハリとエサ
 
釣具店に行ってみると、多種多様な形状の釣り鉤が販売されている。
ハリのサイズや形状は、それぞれに意味があるのだけど、それはまたにして。
 
初心の方はとりあえず、ざっと見渡した渓流用の商品の中で、「中くらい」サイズを選ぶと良い。メーカーによって、表記のサイズと実際の大きさに差異があることがあるので、単純に大きさ・太さが真ん中くらいのもの。
 
それを(一例として)4号、5号、6号と、サイズ違いを3種ほど用意すれば、まず大丈夫。
 
ミミズやブドウムシなどの市販エサにも、河原の石をひっくり返して獲れる川虫類にも、大体のものには対応が出来る。
ひとまず釣具店で購入できるエサを使用し、あとは現地採取にも挑戦すれば、そこはまた楽しみ方の広がりもある。
 
 
4・オモリと目印
 
この2つの組み合わせは非常に大事。
使い方も含めて、その良し悪しで釣果が物凄く分かれてしまう、重要パーツ。
・・と知っておいていただいて。
 
まずは毛糸みたいな、目印を2~3つ。着ける場所は、目測の水深で大体の位置にあれば、まずOK。
多少水没しようが、水深ぴったりであろうが、最初は重要なのはそこじゃなくて。
仕掛けの位置を見失わない事と、魚がハリを咥えた際に、イトの動きの変化が分かる事が大切。
 
オモリはハリから2~30センチくらい上に。初心者の方なら、3号~B号くらいをまずは使うと良いかと。
もっと軽い(小さい)方がとか、重い(大きい)オモリがとかは、釣っているうちに慣れてくるので、どれでも良いので、しばらく同じ仕掛けで通すのがオススメ。
ハリとオモリの距離もまた重要なので、それまた慣れるうちに変えてみればいい。
 
渓流には色んなポイントがある。あまりに深く流れの荒い場所などは、初心者には攻略が難しい。と言うか、多分無理。
難易度が高いポイントや状況への対応は、おいおい追加するとして、まずは仕掛けを送り込み、そして釣る、その感触を体験してほしいと想う。
 
 
・・・・・・・・
 
と、こんな感じが、私の考える、これから入門される方へのアドバイスかなと。
 
他に思い付くのは、色んな渓魚の画像を観る事。
 
色合いが素晴らしく美しい個体や、驚くような超大型など、世の中には凄い渓魚が確かに居る。
 
どんな場所を到達点にするのも自由なので、これから始める人には、その奥深さを知って貰い、そして挑んで頂きたい。
どこまで行っても追い掛けきらない、楽しさがある世界なのだから。

釣りを続けること

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趣味の取り組み方は人それぞれで、事情様々に、釣りから離れてしまった人達を見てきた。私は渓流釣りにハマってから、他の趣味に変わろうと考えた事がないけど、そこは感覚の違いもあるのでね。
 

割と多いのは、海釣りへの転向。
岐阜県には海がないので、山渓の方が親しみやすい私は、これは多分この先もない。渓流オフの間に、たまには釣ろうかな、そんな程度。

 
随分前に、スノーボードをやってたり、単車に乗ってみたり。ゴルフを覚えようと、練習したりと、他の趣味にも手を出した事はある。どれも多少齧った程度ではあったけど、その時その時で楽しかった。

他には、若い頃は一人旅が好きで、お金を貯めては、あちらこちらへと。

体一つなのだから、時間とお金の関係もありで、天秤に掛けて、最後に残ったのが渓流釣り。
幾つも趣味があっても、どれも熟せるほど器用ではないし・・。
一人旅をしなくなったのも、実は身近な山渓・山里に、自分の知らない美しい自然と風景が沢山あるのだと、渓流釣りの最中に気付いたのがキッカケだった。 

スノーボードを止めたら、その仲間とは疎遠になり、単車を降りたら、これまた仲間と疎遠になった。

渓流釣りから離れる仲間が居ると、多くの場合はやはり疎遠になる。
緩くでも良いので、渓流の釣りを残している人とは、どうにか繋がりが残るけれど、完全に捨ててしまわれた人とは、時間の問題で。

  
先に、「他の趣味は齧った程度」と書いたように、渓流釣りほどに深く熱く取り組んだ趣味は、私は他にはない。
プライベートでこれまでに最も多くの時間とエネルギー(とお金)を渓流釣りに使ってきて、その楽しさ、面白さを手放すことは考えられない。
 
若い頃の他の趣味を続けなかったのは、そこまで熱くなれなかったものから、手を放した、と言えるかも。

つまり、手放しても惜しくない程度にしか、情熱を掛けていなかった。

体を悪くしたとか、仕事や家庭の事情で時間が取れないとか、そうした止むを得ない理由を除けば、渓流釣りから離れる人も、似た感じじゃないだろうか。
  

縁が薄れる人の事は、少々残念ではある。
願わくば出会えた釣り人と一緒に向上し、刺激し合える間柄になれたら嬉しいと考えているから。

私は余程のことがない限り、渓流から離れはしないので、同じか、もしくは似た視線を持つ人たちと、今後も釣って行こうと想う。

2019・アウトドア初め

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年が明けると、渓流釣りの解禁間近となる。
 
2月の解禁河川は一部だし、大して釣れないし、寒いし・・とか考えつつも、年始から竿だ、小物だと、一応の準備を始めるのは毎年の事。
 
今年は初期からちょっと試したいことがあり、どの竿を使おうかと考えるうちに、なら何処かで釣りをしようと、長男を連れて、マス釣り場に出向くことに。
 
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今回選んだのは、足助の「神越渓谷」。私は初めての釣り場だ。
 
20年くらい前、オフシーズンになると、よくこうした釣り場に出向いていた。
 
ちなみに、ここは竿の持ち込みがOKなので選んだ次第。
 
レンタルの竿もあるけど、3~4Mくらいの『竹の棒』みたいなのだった。
それで釣ってる人達がいたので、見てたのだけど。
 
私ら親子は、8Mの竿を持って行ってたので、他の人からは笑えるほどに“ガチ”に映ったじゃないかな(笑)。
 
久しぶりの渓流竿の感触はやっぱり良くて、たまにならこんな遊びも良いかも?
 
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とは言っても、何度もニジマス釣り場に行く気にもならないので。 
 
次の休みはこれまた長男と一緒に、ワカサギ釣りに入鹿池へ。
微妙なアタリをどう拾うか、またその反応を出すのに、どう誘うか。
これはこれで奥深い釣りで、中々に楽しい。
 
釣り場に行くのにカメラを忘れると言う失態をやらかし、気合の無さを朝一番から再確認したワケだったが(^_^;)
 
ワカサギの揚げ物はやっぱし美味い!
出来上がったそばから食べちゃうもんだから、増量の為にかき揚げにして、丼か蕎麦にしようとしたのだけど・・
これまた出来たそばから瞬殺(笑)。
 
・・・・・・
 
渓流用の小物をポチッと済ませて。
 
いよいよ釣りモードにスイッチが入ってきた。
 
ニジマスもワカサギも、楽しい釣りには違いない。
だけども私の場合は、渓流の釣りは、他の何と比べても圧倒的に楽しい。
渓流解禁となれば、他の釣りにはもう、全く意識の外となる。
 
 
2019’渓流
今年はどんな展開だろうか。
胸騒ぐシーズンは間もなくやってくる。今しばし、オフの楽しみを追い掛けてみよう。

魚の採点

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10年ほど前の頃の仲間内で、釣り上げた魚に「点数を付ける」のが流行った。

「何のこっちゃ?」
と言われそうな、マニアックな話なんだけども、これが当時は面白くて(そして今でも、私の中では生きている価値観です)。

 

対象魚はアマゴ。
顔付き、肌艶、鰭の張り、太さ、長さ、色合い等と。
その個体の持つ迫力とか、野性味とか、美しさとか、そうした総合点を加味され。
最後に「出会いの感動」を足して、点数が決まる。

ちなみに最高点が90点に設定されて、100点満点!は無し。
100点の魚が出てしまうと、その後、それ以上に凄いアマゴが出た時に困るから(笑)。

当時は配点が決まっていて、確か、一項目につき10点だった。

 
今では点数を付けないにしても、個体観察は続けてきて。

現在の基準は、個体に60点、技術点と感動点に30点、くらいが私の配点。

技術点とは、厳しい状況になるほどに加点が増える。または、今までにないアイディアとか、新しい気付きが得られた時なども。
これはかつての仲間たちとの採点には無かった、私の新基準。

尺を超すサイズなのに、ヒョロッと痩せているとか。
サイズは9寸ほどでも、体高があり、筋肉質で厳ついとか。

この2尾が並んだ場合、後者が高得点だったりする。
この感覚がお分かりになる方、多いのじゃないだろうか。
 

「アマゴ」と一口に言っても、並べてみたらまるで別物、なんてことは、普通にある。

同一河川であっても全然違う個体が居るのに、時期が違い、更にフィールドまでもが違えば、違う魚かと感じるほどに姿形が違うのが、渓流魚(アマゴ)の面白さであり、魅力でもある。

 

一般的にサイズと釣果尾数は、誰が見ても等しく数値化され、それ自体は成果として、とても分かり易い。当然私も、それを否定するつもりなど全くない。

しかし渓流の釣りでは、「サイズでは言えない価値のある魚」が確かに居る。

 
大きな魚が印象に残り易いのは確かな事。

では、今年釣り上げた中で、自分にとっての一番はどの個体だったか?
または、過去に遡ってみて、思い出深いアマゴはどの個体だったか?

 
すると、サイズが大きい方に軍配が上がる、とは限らない。

また、印象に残った釣行を思い出してみると、大型が釣れた日ばかりでもなく、数多くの魚に出会えた日ばかりでもない。あくまでも私の場合は。

 
ではそれは何だ?
と自分で問うた時に、私的な「高得点」が得られた日、となるワケで。

当時の皆さんは、今はどうしておられるだろうか・・殆どのメンバーとは、もう疎遠になって久しい。

皆さん、
私は相変わらず、良い点数の魚(と渓流釣り)を追ってます。
いつかのまた皆で、魚の品評会をやりましょう。

アカツムタケ

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絵面の良い、可愛いキノコ。
 
軸、カサの鱗片、その立ち姿は「クリタケ」に酷似している。
 
だけどコレ、分類では“毒”らしくて、見た目の姿と違って、アブナいやつ。
まぁ・・死ぬほど怖い種ではないので、誤食しても、腹壊す程度だと思うけども。
 
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こちらはクリタケ。
 
アカツムタケに似た色合い、形の株。
 
これまた可愛らしい、食用のキノコ。
 
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クリタケの画像を並べて見ると、結構な差異がある事が解る。これは他の種にも言える事で、キノコの難しさの一面でもある。
 
クリタケに似たキノコとして筆頭に上がるのは、毒菌のニガクリタケ、食菌のチャナメツムタケ、あたり。クリタケモドキやら、中々に難解な種もある。
 
アカツムタケはあまり知られてないキノコかも知れない。
 
発生条件が違うし、裏側の形状も違う。
慣れてくると間違いが起こり易い、面白くも危ないのがキノコ。
 
食べて美味しい、採って楽しい、しかし危険が隣り合わせ。
だけど楽しさの方が勝るので、まだまだ覚え楽しんで行こうと想う。

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