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2011年1月

2011年1月26日 (水)

釣り手帳

渓流解禁が近付いてきたので、久しぶりに過去の記録を引っ張り出してみた。

 
この冬は、先月まではやや暖冬のように感じたのに、
ここ最近は寒波の波状攻撃?の有様。
場所によっては、結構な積雪量となっているようだ。
 

確か・・こんな大雪の解禁が以前もあったな・・。 
 
その時はどうだったかな?  また、その前後の年は??

Rtzaaa
 
キッチリ覚えていればイイのだけども、私の記憶力ではちょっと無理なので、
メモ書き程度にでも記録があると、自分としては心強い。

雪が多いのは当然としても、その量や気温、自分の出向いた渓の状況、
どんな場所で釣れたとか、スカ喰らったとか・・。
 
 
 
毎年手帳を一冊用意して、こまめに日記的に書いていた時期がある。
今もこれは続いているのだが、数年前に比べて、ややアッサリとしか書かなくなった。
もう少し過去に倣って、今年から詳細に書く事を再開しようかな? 

 
その手帳が。 これがまた後で何度読み返しても面白い。
 
門外不出?の私だけのデータ集。

自分の釣りだけでなく、他から聞いた釣果や、河川工事などの情報、
山菜や山遊び、台風や降雨、降雪、気に成ったニュース他にも色々と書き留めてある。

とりわけ面白いのは、過去に自分が釣りで気付いたネタや、その時の反省点、課題など。
その内容は・・恥ずかしくて、とても他の人に見せられるモノではないが(笑)。
 
Rtzhhfhhc  

解禁初期の釣りでは、気温・水温の低さがゆえ、
とにかく低活性の渓魚を相手にする事になる。
たまに高活性の日や時間帯に当たることもあるのだけども。
 
“日ムラ” と言うか、釣り方の良し悪しは有るにしても、
そうそう良い想いが出来ない日が多い。
雪がゴウゴウと落ちてくる、なんて日に自分が出向いても、
好条件の時に休みが選べるワケもないので、ガマンして頑張るしかない。
 
 
チビッコ達はまずまず元気でも、越年した渓魚の大半は、
深場の物陰などでジッとしているようだ。
偶にハリ掛かりしてくれても・・春以降にまた逢おうね、って感じ。

サビ・コケた良型よりも、元気で艶っぽいチビッコの方が・・とも想う。
型狙いの本チャンには未だ早いのだから、それもヨシ。

とにかく寒さが身に染みる。
・・あまりの寒さに活性が下がるのは、魚だけでなくて、釣り人も同じかと?

それでも楽しみにして渓に出向くのだから、底知れない魅力があるのだな・・。

20090324_2868802   

そんな2月初頭、過去の手帳によると、
「よくもまぁ・・こんな日に頑張ったもんだ」 と想うような事も書いてある。
 

4時間掛かって、やっと1匹釣れた。 とか。
吹雪で目印がよく見えないので、深場に仕掛けを沈めて粘った。 とか。

ある年など、「風邪で38度の発熱。 だが、解禁したからには行く!」
そして昼過ぎから出向いて、腰までの雪中、真っ黒けにサビたアマゴを2尾釣ったと(笑)。
 

我ながら、当時の自分が 「釣りたい」 一心なのがよく解る。
いや、今もかな・・?(笑)

20090512_4343841  
 
釣りには厳しい時期ではあるのだが、
初端から良く釣れた! なんて年もある事はある。
ただ・・今年はちょっとキツイかな・・?

それでも、ネガティブな予測を立てたら、まずこの時期には普通の渓流には立てない。

行ったからには釣りたい。 と、やはりそう想うので、
まずは安全を確保出来る釣り場を探して、ボチボチと始動しよう、と思う。

2011年1月21日 (金)

渓流解禁まで、あと僅か

郡上漁協のHPからコピーを。
(別に私は、郡上の漁協の回し者ではないが・笑)
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 

アマゴ解禁と成魚放流日程について
 
 

2月1日の渓流解禁が間近となってきました。

本年度のアマゴ成魚放流の予定をお知らせします。

放流日ごとの放流地区及び放流量は次のとおりです。

・解禁前日(1月31日)=美並250kg、相生210㎏、八幡100㎏、川合100㎏
・2月1日=口明方220㎏
・2月6日=川合100kg
・2月11日=八幡100㎏
・2月12日=美並200kg
・2月13日=口明方220kg
・2月20日=相生210㎏
・2月27日=大和220kg
・3月6日=白鳥220㎏
・3月13日=大和230㎏
・3月19日=明宝200㎏
・3月21日=高鷲190㎏
・3月27日=白鳥230kg

以上、解禁前後合計3000kgの放流予定です。

放流日ごとの詳細な放流場所は、今後逐次このホームページでお知らせします。しばらくお待ちください。

放流地点には、「アマゴ成魚放流場所」の立て札を放流日から数日間設置します。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

  

今年もいよいよ始動。
この日を待つ人は多いはず、勿論私も。

Rtzaayggg  
 
私は放流成魚は狙わない。
加えて、人波が好きでないので、さて、何処に行こうか?

数・型は言わずとも、まずは楽しんで釣りたい。
 

解禁を前に、ここに来ての降雪量も気に成るところ。

  
 
初期の私のエサは“ キンパク” がメイン。
 

私はこのエサの釣りが結構好きだ。
 
初期でも、ヒラタ・クロカワ・オニチョロ・スナムシ、
ミミズやイクラなんかも他にも使える。
キンパクと他のエサと、何が違うかと言えば?
 
それはまた釣行の後に。
 

まずは安全無事に。
今年も渓魚の顔を見て来たいと思う。
 
さぁ! どんな幕開けとなるだろう♪

2011年1月17日 (月)

課題を考える

自然が相手の “釣り” は、中々想うように行かない。
それだからこそ、追求する面白さがあるとも思う。
 
日ごとに釣り場の自然条件が違うのは当然で、
標的となる魚もまた、その自然の一部であり、その反応も刻々と変化する。
この前に良く釣れたから、今日も同じ場所で。  と言っても、そうは問屋が卸さない(?)。
 

当たり前と言えば、その通り。 
頭の中ではそう考えていてもつい、過去に良い想いをした場所に行くと、
長い時間、手を変え品を変え・・粘ってみたりもしてしまう。

Gghggg  

釣りに出るからには、「釣りたい」 と考えるのは当然・普通の事だと想う。

その想いをコンスタントに叶えるには、自然条件を捉える 『観察眼』 と、
その時々の場所と条件に合わせた 『釣り技のバリエーションと高い精度』 が必要になる。
 

・・と、少々頑張って書いてみても、その両方共に、私では未だ到底手が届いていない。

それでも 「経験値」 だけは竿を振る度に積み重なるので、
そこから生まれるアイディアや判断能力を育てて行きたいと想っている。

Lloaaajjasjsajsajja  
 
場所的な条件を見ると私は、水深と川幅のある、「超」 が付くような大場所は苦手。

「狙って釣りを組み立てる」、その難易度が、
水深が1・5メートルを越えた位から、急に高くなるように感じている。

自分の仕掛け(エサ)が、どこでどう流れに乗って、どの辺りの波に魚が居て、ここで喰う。  
と言うような一連のイメージが、水深が増すほどにボンヤリしてしまうのだ。

それでも時には、そんな場所からも魚が出てくるのだけども・・
どうも今の私では、 “マグレ当たり的” なような。

 
  
竿を振るからにはどんな場所でも、流れの具合を観て、「釣れそうな場所」 の想定は毎回する。 
そして出来れば、その場所で一番の魚を狙いたい。

その為には、見立てたピンポイントに、仕掛け (エサ) を送る技術が必要になる。

 
ところが。

例えば、水中に入っているイトがどうなっているとか、
オモリから先は何処を漂っているのか、とか。
良く解らないままに釣っているのが、そんな大場所に出会った際の私。
 
この辺りがボケているので、意識の中に “迷い” が生じる。
なので立ち位置や竿の構え方等が安定しない。
 
他の場所なら明確に解り・出来るかと言えば、そうではないのだけども、
狙いを定める 「イメージ」 は常に持つようにはしている。

そこへ行くと超大場所では、ただでさえ難解な水流の読みが効かず、今の私では手に余る。 
これは未熟さの一面としか言いようが無い。

Hhgvhjvhgfcghfxfgx
 
また逆に、水深が無く、魚の背中が出てしまいそうなチャラチャラの浅場も。 
これまた川幅が広くなるほどに苦手。

起伏の少ない平場に出会うと、魚は居るとは思うのだが、
数回竿を振る程度で移動してしまう。

良く見ると、砂利の掘れ込みや、僅かに大きい石等で水流の変化があるので、
一応そんな所を狙いはしてみる。
しかし数釣りならばともかく、型が出るかと言うと・・・??
 
こんな場所だと・・どうも、「大物がガツン!」 と言うイメージが湧かない。
で、何度挑戦してみても、すぐに飽きてしまう。
これが悪い所だとつくづく想うのだけども、中々集中力が持続出来ない。
 

誤解の無いように付け加えると、
レギュラーサイズの数釣り狙いでも、チャラ場の釣りはそうそう簡単ではない。

振込み位置も、仕掛けの流し方も。
私が一番難しいと感じるのは、そのアワセ。
 
アタリ! が出ても、アワセ切れない事が多く発生する場所だとも想う。
これは水中に入ったイトの短さから来るもの、に起因すると考えているのだが。

だから懸命に狙うかと言えば・・そうでもない(笑)。 

Jjz  
  
何年前だったか、「釣りの名人」 と言われる2人に、
異なるような、でも似たようなお話を聞いた (別々の機会で)。

無理矢理だが、ザックリと省略して書くと、
「大物の着くポイント は、浅いチャラ瀬にもある」 と言うものだった。
 

・・そうかも知れないが・・・うぅ~む・・。
 
ここが本当に理解出来ないのが、今の私の悲しさ、だろうか。

 

ちなみにその2人は、まるで釣り方が違う。

同じような場所の解説でも、口から出る言葉はまるで別物。
それなのに、狙う結果は同じなのだ。

 
どちらに云われる事も解る。
しかし、解ったから実践出来るかと言えば、そんなの無理(笑)。
 
  

細かく言えば、まだまだ苦手なネタはテンコ盛りなのだけども、
それはおいおいクリアして行くとして。
 
Ttraasvdkdjnak  

両輪走行と言うか、好きな(得意な?)場所の釣りは更に伸ばし。
嫌いな(苦手な?)場所では、少しでもその意識と技術を高められれば。

そんな繰り返しが、トータルして釣りを向上させられるとも想う。
 
挑戦する意気は失いたくはないし、好みの場所だけ竿を出すのでは、
釣りの楽しさの幅を狭めるような気もしなくもない。

大体からして、私程度の腕前では、得意な場所など無いに等しいのだ(笑)。

 
何回も通い、竿を出している渓でも、
これならイケル! なんて思える条件にハマる事は稀。

毎回のように水量や水温等は変化しているので、
この場所ならこの釣り方、なんて簡単に答えが出るハズも無い。
 
Iiaawaa
  
それでも狙った結果が幾ばくかでも見えれば、
次のステップへの足掛かり、追求・向上心の源にはなる。
 
 
今年もそんな風に、釣りを高めて行きたい。

2011年1月11日 (火)

心を決める

そろそろ 「渓流解禁」 の声が聞こえ始める。

今期のシーズン開幕前に、意識の整理を幾つかしておこうと想う。
  
 

釣りに出ると、自分なりに良く釣れる時もあれば、
なんで? と首を傾げたくなる日もある。

自然が相手なのだから ・・なのは確かとしても、
大釣りしてる人も居たりする日に、自分はまるでダメだったりもして。
それが別の河川ならばまだしも、同じ渓の場所違いで見せられると、
己の未熟さを再確認すると同時に、頭がカンカンに熱くなったりもする(笑)。
 
Hhgaaaaaaaaaaiji  

釣行先を決める時点から、すでに「釣りは始まっている」 とも言えると思う。

A川は超渇水でも、B川は理想的水量、そんな事は多々ある。

間も無く解禁を迎える渓などでは、冬の寒さをどうしたものか、と思わずには居られない。
何しろあまりに寒い中では、渓魚の活性も当然低く、
それに降雪量によっては、選んだ釣り場には近付けない、なんて事も起こる。

 
少しでも条件の良い場所を選ぼう。
・・と考えるのも一つ。

そうではなく、キツイ条件であっても、今日は(今日も)この渓へ行こう。
・・と言う選択もアリだと思う。
これは冬季に限った話でもない。
 

釣果を得たいなら、前者を選ぶのが正解なのだけども、
後者には、後者の良さもある。
 
Qkia

釣れる、釣れないではなく、「その場所が好き」 ならば尚のこと。
好きな渓を、好きな条件だけ選んで通う訳にもいかないので、
春も夏も、晴れた日も雨の日も、色々な状況を見る事は大事だとも想う。
 
“その日の釣果が第一優先とは限らない釣り” もあっても良い。
情報も無く(少なく)、だが気に成る渓に出向くのも面白い。
 

・・と書きながらも。
早春の2月でも、釣る人はザクザク釣ったりするから恐れ入る。
願わくば私も、そんな釣りがコンスタントに出来るように成りたいもの。 

それに前者を選びたくとも、条件の良い場所の選定とは、実は結構に難解で。
今の時点での私の情報収集や判断、予測の能力では、ちょっと無理もある(汗)。
 

とりあえず、竿を持つからには、釣れないよりは釣れた方が楽しい。
そう考える私は、何処でどんな条件でも、まず真剣になる。

Ttreegygcsdgsc  

私が釣りにおいて、自分なりに少しは向上したかと想う一つに、
「釣行先で心が揺れない」 と言えるように成った事、がある。

今日はここだ、と決めたら、条件がどうであっても、そこに一点集中する。

決めた場所から移動しない、と言う意味ではなくて、
竿を一端出したからには、自分の狙った場所で結果を出すべく。
移動を考えるのはその後で良い。
それが見知った渓であれば、「今日は3箇所を回りたい」 とか、
具体的に行き先の候補を作ったり、また現地で水具合を見て、再考したりもする。
 

「真剣勝負」 と書くと大袈裟かも知れない。
竿の一振りの前に、狙う魚と釣り方を選定するのは、後々意味を深く持つ。
偶々釣れちゃった、ではなくて、思い通りに釣った、方が良いと思う次第だ。

 
この事は、その日だけでなく、釣行前の行き先の選定にも言える。

“どこそこで釣れてる情報” が耳に入ると、
「次は自分も行こうかな・・・」 と考えたくもなり、実際にそうする事もある。
また、「こんな仕掛けが良いよ」 「エサはコレが効くよ」・・なんて聞くと、とりあえず試そうかな? とも。
 
情報に従って動くのかどうかは、「サジ加減」次第だとも想う。
 
Hhgvcvbcbvhgftgf  

しかし最近では、前の回に気付いた課題や目標を如何にクリアするか?とか、
昨年はこの時期はこんなだったから、今年はどうだろう?とか。
 
他から聞こえてくる良い情報を聞ける事は、まことに有難いと想いつつも、
自分の経験上の選定を優先するようにしている。
 

その時点で、自身が追い掛けたい釣り方や、釣り場所があるのならば尚の事だ。

ここは 『釣り場情報』 と、『釣り方情報』 の違う所で、
同じ釣り場であっても、日毎に変わる自然条件に合わせるには、
釣り方の引き出しは多くあっても、邪魔には成らないはず。
 
むしろそこを追求するのも、この釣りの面白さでもある。
それに、釣り方のバリエーションが無くては、見知らぬ釣り場での好釣は難しいだろう。
 

渓への観察眼を活かし、持てる釣技を選択し、それを駆使して臨む。
竿の一振りの際、使える技術はその一流しでは限られたものに成る。

その一投を、選んだポイントに狙い通りに送り込む技術は一つでは無い。
釣り場所もだが、数ある中から選択しなければならない。

沢山の選択肢の中から選ばれた「一つ」。
ここに集中するのが今の私の釣り。

その選択の為に、一つ一つの技術の向上を願う。 
 
 
対象魚にしても、釣り場にしても、「今回はこれだ」 と、狙いがあり、
その結果を見る為に選択をした以上、ここで心を揺らさなくて良いと想うのだ。
 
Dfww  

結果、釣れなければ悔しいので、その時はまた次回を考え。
釣れたら素直に喜び、そして更にその上を狙い。
時には他所の情報に沿って、見知らぬ河川に挑戦するのも楽しいもの。
そんな繰り返しで、僅かでも前進出来れば。
 
 

釣れない釣りから学ぶことは多い。
その経験自体は決して無駄には成らないどころか、
何時しかきっと生きてくるとも考えている。
 

 
意識の整理編は・・もうちょっと続く予定・・?

2011年1月 8日 (土)

気が早い

平成23年も幕開け。
年を越せばもう、一ヶ月で渓流解禁となる。
成人の日を過ぎれば、あと僅か3週間。

2月1日の早期解禁河川は限られるものの、
自然の渓流に立ち、竿を振れるシーズンの到来に心が躍る。
 
Qkaza

この時期には、さしたる型は中々出るものでもないし、
偶に釣れる良型の渓魚も、未だ痩せていて、そのパワーもイマイチ。
釣りの相手をしてくれる元気のイイ渓魚は、大半がチビッコだったりもする。
第一、冬の釣りはとにかく寒く、景色の色彩美にも乏しく。
(これらの事は、私の釣行先でのお話で、地域が違えば??)

それでも 「心が躍る」 のは、やはりこの釣りが好きだからなんだろうな・・。
 

そんなワケ(?)で、2~3月までは、釣れる型や内容がどうのではなく、
渓に立ち、自然の中に親しむ、まずは肩慣らし期間としている。

放流成魚には食指が向かない、あくまでも川育ちの魚を狙う私としては、
早期に好感触で釣りが出来れば、「ラッキー!」 位に考える次第だ。
 
Fdqq  

天候も不順な早期は、雨でなく雪も多い。
「三寒四温」 とも言われるものの、そんなにピタリとはまるワケもなく、
暖かい日に自分の休日が当たるかどうかは解らない。
そしてあまりに暖かくなると、今度は融雪の水温低下など、頭の痛い様となり・・。
 

しかし季節・条件ごとに釣り方を変えるのも、この釣りの楽しさでもあり、
早期には早期なりの “釣技” が確かに在る。

その研鑽は盛期にも活きるモノでもあり、
流れを読み、釣り方を工夫・向上するのがたまらなく面白い。

そんな想いから、解禁の声が聞こえれば、やはり渓に出向かずには居られない。


 
今の所本冬は、雪の降り方にバラツキがあるように思う。
日本海側を中心に、降る所では徹底的に降っているようだ。
なんだか、昨年の降雨とも似ているようにも見える。
岐阜の山々の降雪量は少ないほうかもしれない。
 

「大雪の年は豊漁」 とも言われる渓釣り。
今後の降雪量に期待したいような、でも大雪は勘弁願いたいような・・。

Eddffgtftftftftfxtvg  
  
解禁時はどんな川の流れを見られるだろう。
まずは今期を占うべく、楽しめると良いのだけども。

 
今年のスタートは、例年とはパターンを変えようかと考えている。

例年の早期は、長良川・郡上地区の某支流に入る事が多い。
しかも詣でる区間も、ほぼお決まりだったりして。
 

これは何年も積み重ねたデータが出した答えの一つなのだが、
あえてそこを破りたいとも想う。

仕掛けの工夫も色々と考えているので、早いこと実釣して、試してみたい。

Knnbhhbvhvghv
 
一旦始まってしまえば、あとは駆け足となるのは毎年同じこと。

さて、今年はどんな釣りが出来るだろう。

 
泣き笑い、感動、新たな発見や出会い・・
今年も良いシーズンと成りますように。

2011年1月 3日 (月)

冬景色

 謹賀新年


あけまして おめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

  
 

大晦日~お正月にかけては、毎年恒例の親戚回りで飛騨方面へ。

本来 「お正月」 は、その年の豊穣を願い、歳神様を迎える行事とか。
正式な作法は私は知らないのだが・・ 
皆で親戚の家に行くとか、飲み食いしてノンビリとか、そんな感じで過ごす事が多い。
 

昼頃に現地に着くと、結構な降雪。 気温は、昼間でも氷点下。
大きな寒波の到来とあって、止み間なくシンシンと降り続いている。

「見る見るうちに」 と表すのが適当だと思う。
自分で付けた足跡が、暫くの後には雪に埋まってしまう。
 

コタツで酒呑んで丸くなる・・のがイイのだけども、
飛騨方面まで来たからには、とりあえず川を見に行きたい(笑)。  
毎年のこと、お正月には必ずこの渓を見ている。

01_01_11_006_2  

普段は私はあまり竿を出す事のない小さな渓。
夏場には、浅瀬に泳ぐアマゴが見えたりするのだが、
さすがにこの雪景色の中では・・
 

瀬音以外は殆ど、何も聞こえない中で考える。
 
 
こんな中で、魚達はどうしているだろうか・・?
水温も低いのは当然だが、元々エサとなる水棲昆虫がそんなに豊富な川でもない。

しかしそれでも、何処かでジッと身を潜めているのか、
あるいは湧水でも出ていれば、そこに集まって居るとか?

 
深みを凝視しても、やはり魚は見えない。
これも毎年の事だ。
 
01_01_11_001_2  

それにしても雪を被った山渓は、“色彩” が殆ど見えない。
「モノトーン」 と表しても、言い過ぎには成らないように思う。

つい一ヶ月ほど前までは、橙や黄に染まっていた広葉樹も、
また周年色の落ちない針葉樹も。
よくよく見ないと、僅かな色合いも見逃しそうになる。
 
 
この水の中に生きる渓魚は、今はどんな色合いをしているだろう。
 

サビが出て黒くなった渓魚は、冬~春先の釣りで良く出会う。
あるいはあの色は、冬のモノトーンの中では、ある種の保護色となるかも知れない。

そして周囲の山の緑が芽吹く頃には、すっかり艶やかな色合いを取り戻し、
我々の前に美しい姿を見せてくれる。
 
 

今しばらくは、山も渓も、厳しい寒さに閉ざされる。

しかし冬には冬の自然美があり、
雪を纏った様を “雪化粧” と表すのも解る気がする。
 
元々 “化粧” とは、その姿をより美しく見せる為のものだ。
昔の人が、色彩の無い山を観て、それでも美しい自然を表現したのかと想う。

01_02_11_003_2  
 
そんな山中には、今年の干支でもある、兎の足跡が幾つも見えた。

これまた姿を探しても、そうは顔を見せてはくれないのだが、
雪の下に残る草を探して徘徊しているのか。
・・なんとなく、正月に干支の動物に出会えたら、縁起が良いような・・?

兎達は冬毛に変わり、それこそ保護色で、今は真っ白に成っているはず。
一見、生命感の見えないモノトーンの中にも、生きる野生は確実に居る。

  
 
今はどこか寂しい感じもする冬の山渓なのだが、
「冬来たれば、春遠からず」 とも言うように、数ヶ月先には春の緑が眩しくなる。

もう暫くは、この美しい雪山をそっと眺めていたいとも想う。
 
  
そんな風に色々と考えながら、片手に酒瓶を持って渓の近くを歩いてみた。
 
そして一杯は渓に流し、今年の好釣と安全無事を祈願して。
 

残りは 『雪見』 として、早速酒を浴びる本年の年明けであった(笑)。

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