釣り手帳
渓流解禁が近付いてきたので、久しぶりに過去の記録を引っ張り出してみた。
この冬は、先月まではやや暖冬のように感じたのに、
ここ最近は寒波の波状攻撃?の有様。
場所によっては、結構な積雪量となっているようだ。
確か・・こんな大雪の解禁が以前もあったな・・。
その時はどうだったかな? また、その前後の年は??
キッチリ覚えていればイイのだけども、私の記憶力ではちょっと無理なので、
メモ書き程度にでも記録があると、自分としては心強い。
雪が多いのは当然としても、その量や気温、自分の出向いた渓の状況、
どんな場所で釣れたとか、スカ喰らったとか・・。
毎年手帳を一冊用意して、こまめに日記的に書いていた時期がある。
今もこれは続いているのだが、数年前に比べて、ややアッサリとしか書かなくなった。
もう少し過去に倣って、今年から詳細に書く事を再開しようかな?
その手帳が。 これがまた後で何度読み返しても面白い。
門外不出?の私だけのデータ集。
自分の釣りだけでなく、他から聞いた釣果や、河川工事などの情報、
山菜や山遊び、台風や降雨、降雪、気に成ったニュース他にも色々と書き留めてある。
とりわけ面白いのは、過去に自分が釣りで気付いたネタや、その時の反省点、課題など。
その内容は・・恥ずかしくて、とても他の人に見せられるモノではないが(笑)。
解禁初期の釣りでは、気温・水温の低さがゆえ、
とにかく低活性の渓魚を相手にする事になる。
たまに高活性の日や時間帯に当たることもあるのだけども。
“日ムラ” と言うか、釣り方の良し悪しは有るにしても、
そうそう良い想いが出来ない日が多い。
雪がゴウゴウと落ちてくる、なんて日に自分が出向いても、
好条件の時に休みが選べるワケもないので、ガマンして頑張るしかない。
チビッコ達はまずまず元気でも、越年した渓魚の大半は、
深場の物陰などでジッとしているようだ。
偶にハリ掛かりしてくれても・・春以降にまた逢おうね、って感じ。
サビ・コケた良型よりも、元気で艶っぽいチビッコの方が・・とも想う。
型狙いの本チャンには未だ早いのだから、それもヨシ。
とにかく寒さが身に染みる。
・・あまりの寒さに活性が下がるのは、魚だけでなくて、釣り人も同じかと?
それでも楽しみにして渓に出向くのだから、底知れない魅力があるのだな・・。
そんな2月初頭、過去の手帳によると、
「よくもまぁ・・こんな日に頑張ったもんだ」 と想うような事も書いてある。
4時間掛かって、やっと1匹釣れた。 とか。
吹雪で目印がよく見えないので、深場に仕掛けを沈めて粘った。 とか。
ある年など、「風邪で38度の発熱。 だが、解禁したからには行く!」
そして昼過ぎから出向いて、腰までの雪中、真っ黒けにサビたアマゴを2尾釣ったと(笑)。
我ながら、当時の自分が 「釣りたい」 一心なのがよく解る。
いや、今もかな・・?(笑)
釣りには厳しい時期ではあるのだが、
初端から良く釣れた! なんて年もある事はある。
ただ・・今年はちょっとキツイかな・・?
それでも、ネガティブな予測を立てたら、まずこの時期には普通の渓流には立てない。
行ったからには釣りたい。 と、やはりそう想うので、
まずは安全を確保出来る釣り場を探して、ボチボチと始動しよう、と思う。
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