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2011年9月

2011年9月30日 (金)

2011 最終釣行

いよいよ今期の竿納めの日。

 

最後の最後に、ドカン!と出したいでもあり、
静かに渓に挨拶をして閉じたいような、釣り馬鹿には似合わない?気持ちが入り混じる。
 

 

思えば、実に色々な事が起こった本年。
 

 

昨冬はまれに見る大雪で。

 

3月には大震災もあり。
震災は仕方なしにしても、その後に次々に報じられる、放射能汚染の話題。

 

夏場は節電対策で、一方では人の移動が例年とはかなり異なったものになった。

 

秋に入り、ついこの間は、私の地元にも避難勧告が出るほどの豪雨が。
幼い命を飲み込んだ近所の小川は、今も毎日捜索が続いている。

 

09_29_11_amago2

 

釣りの方は、低温の影響からか、初期はあまり良い出だしでは無かった。

 

しかし盛期に近づくにつれ、各所からの好釣報告が飛び交い、
また私自身も、楽しい釣りが何度も出来た。

 

 
今年の私は「家庭の事情」により、釣行日数、その時間共に、大幅に少なくなってしまった。
 
随分オトナシク?(あくまで私的には)、チョイ釣りばかりが多かった割には、
まずまずの釣果に恵まれたように思う。
 

 

それでも、もっともっと釣りが上手くなれたら、短時間でも結果を残せるのだろうと、
自身の未熟さに歯噛みする場面もしばしばあった。

 

09_29_11_kawa

 

竿を振り、渓の流れを見ながら、頭の中を巡るのは。
 
 
今シーズンに出会った風景や、仲間達の顔、今期釣り上げた魚、家族、仕事・・・
 

 

毎年の最終釣行では、似たような事を考える。

 

そして行き着くのは、これまた毎年と同じく、「感謝」の気持ち。

 

 
「ありがとうございました」
 

 

それは、渓にも、魚にも。
仲間にも、家族にも、今この目に映る様々な物に。

 

09_29_11_amago1

 

最後に一花、とはいかなかった最終釣行ではあったが。

 

充分に堪能出来たと感じる。
   

 

久しぶりの場所、今年何度も竿を出したポイント。
全ては無理なので、時間の許す範囲で何箇所も廻ってみた。

 

 
相手をしてくれた渓魚達、また来年逢おう。
 

 

楽しく、充実したシーズンだった。

 

来る来期、
今からそれを待つ、釣り馬鹿が居る。

2011年9月27日 (火)

“秋”のアマゴ

暑かったと思えば、急に肌寒く感じたりするこの頃。

 

体調を崩しがちな季節に、渓釣りを愛する皆々様は、
高活性で?終盤戦を各地で楽しんでみえる。

 

大物渓魚の報告が途切れる事無く続くので、
これは私も頑張らんと! って気合いが入る。

 

 
朝一で出向くつもりが、目覚めたのは5時半。 寝坊しちゃったよ・・(汗)
今日はPTAの仕事があり、釣りに行く事自体が「アホ」と言われても仕方ない日なんです。

 

しかも。
サイフを忘れて、愉快~なサザ~エさん。。 朝飯の購入も出来ない状況。。。

そんでも、来ちゃったからには竿を出すしかない。

 

 
前々から狙いを付けていた渓。

 

過去に何度か入っているので、地形から大凡の狙い場は解る。
まずは大場所から攻めるも、魚の反応は遠い。

 

連休中に叩き捲られたかな・・? これは厳しいかもだが。
時期と条件を考えると、魚が居ないハズは無い。

 

チビアマゴに何尾か相手をして貰いつつ、足早に遡行する。

 

 
段々瀬が続く場所。 何でもない、大岩の脇のタルミが目に付いた。

 

ヒョイと仕掛けを振ると、イキナリ根掛り(汗)。 そして2投目も、同じく根掛り。。
どうやら、何かの障害物が沈んでるな?
 

 

障害物を避けるべく、振り込み位置を変えて、再チャレンジ。

 

すると、またも根掛り・・
 
 
 
と想ったら。 「根」が生命反応を!

 

ググン! と竿を絞る手応え。 よおぉ~っし!!出たな~!

 

09_26_11_aki1

 

ヤリトリの最中、段々の流れを下られたらアウト!と焦ったが。

 

タモに入ったのは、秋色の雄。

 

09_26_11_aki3

 

婚姻色の入った、鼻曲がりのアマゴ。

 

 

ありがとう。 今年も出会えた。

 

狙い場所から、読み通りに出た魚。
ピタリと狙いがはまる好感触、何度味わっても、コレが堪らない。
 

 

 
時間が切れそうなので、一気に南下。

 

この時期に目ぼしい箇所を叩くも、最初のポイントはコイ科の猛攻で撃沈。。
 

 

続いての場所で、一投目から8寸のアマゴ。

 

コレはイケル! 続けて投餌すると、ジワリと根掛かったような?

 

するとこれまた、根がグングンと生命反応を!

 

09_26_11_amago

 

先のアマゴよりも手こずらせてくれたのは、未だ夏色を残す♂。

 

泣尺サイズながら、この時期に来ても、盛期のような抵抗を見せてくれた。

 

 
 
こんな日に、早々と竿仕舞いとは、後ろ髪惹かれることこの上も無いのだけど。

 

 
短時間ながら、楽しませてくれた、秋の渓とアマゴ達に感謝!!

 

09_26_11_aki2

2011年9月21日 (水)

台風15号

沖縄付近にいつまでも居た台風が、進路を北へ変えた途端、
我が地元も大雨に襲われることとなった。

道路冠水、土砂崩れが各所で多発し、耳を疑う雨量が短時間で記録された。

09_20_11_oohara_edited1

前の日には膝下までしか水深がなく、子供と遊んだ小川もこの状態。

これでも50センチ以上も水が引いたのが、川原の草から見てとれる。

 
夕方~朝にかけては、やや落ち着いた様子だったのが、
台風本体の接近に伴い、再びの強い雨。

消防車のサイレンが鳴り続き、広報が街に響く。

09_21_11_oohara 09_21_11_miti 09_21_11_toki

危険の無さそうな範囲で見回ると、川の水位は下がり気味ながら、
薙ぎ倒された木々、山から落ちた土砂、道路冠水の形跡など、その凄まじさが目に入ってくる。

 
たまたまの休日であったので、今日は家でテレビを観ながら、ユックリするしか無かった。

台風の最接近前後の強風を聞きつつ、ただ被害が広がらない事を願う。

  
 
PM4時過ぎになり、ふと窓の外を見ると、晴れ間が出ていた。

どうやら我が地元は、本体をやり過ごしたよう。

 
早速カメラ片手に、徒歩で近所のパトロール?に出た。

09_21_11_a2

道路が何箇所も崩れてしまっている。

この場所は、平時は踝~脛ほどしか水深のない、チャラチャラの川。

上流に見える僅かなカーブから放たれた水圧の業、だろうか。
 

09_21_11_a1

こちらはガードレールの足周りが削り取られて、道路にも細かい亀裂が多数。

 
この地域は、昨年7月にも、水害に見舞われた。

それでもここまでの状況では無かったので、今回の大水が如何に激しかったかが解る。

 
 
釣り馬鹿ゆえに想うことかもしれない。

昨年の水害以降、河川の補修工事が何箇所も入り、
オイカワやカワムツ等の魚が、少なくなってしまった区間があった。
 

しばし待てば、きっと復活するだろうと想っていた今年。

橋の上から見た川に、群れ泳ぐ魚影が確認出来、嬉しかった。
 

09_21_11_a3_2

今日の夕方、歩いた区間の道路に、逃げそびれただろう、魚達の姿がある。
その数は結構なもので、実に悲しい。
 

つまりは、ここまでは水が出たわけで、
周囲の家々も一部は水に浸かったかもしれない。
 
 
今現在、台風は関東にあり、北上を続けている。

どうか、被害が最小限になるよう、祈るばかりだ。

2011年9月16日 (金)

秋の渓釣り

強い白波の流芯が伸びている。
水深がある流れ込み、その下を狙うに、オモリを何度か打ち直す。

 

荒波に振り込み、ジワリと沈みながら流れる目印を追う。
 
 
白波に押された仕掛けが、深みで更にグゥン・・!と沈んだ。
 

 

むむ? 根掛かりした・・?

 

 
竿を煽ると、実にユックリと、重々しく仕掛けが下流へ引っ張られていく。

 

出たぞ・・! これはイワナだな。 しかも大きいか?
 
そのまま下流の瀬に乗られたらマズイ。 上流に竿を絞り、ヤリトリ開始。

 

 
想像通り、竿のテンションを嫌がって、強い抵抗が始まった。

 

竿を絞る感触、ガンガンと深場に突っ込むスピード!
 
 
ぬぉぉ・・強い! 久方振りの重量感と緊張感!!

 

白波の下に潜り込んだまま暴れるばかりで、ヤツは一向に姿を見せない。

 

 
これは結構なサイズだぞ? この重さを、元気なうちに深場から出したら、一気にヤラれそうだ。

 

竿は半月を描いたまま。 左右・上下へ泳ぐ“ヤツ”を、何とか捌く。
 
 
ようやくチラリと姿が見えた。 やはり大きなイワナ。 落ち着け、手前に寄せて一気に・・!
 

 

タモに入れようとしたのだが、届かない(大汗)。
 
 
竿が曲がりすぎ&イトが長過ぎなのだ。 想定の範囲外の出来事に、あらためて焦る。
 

 

しかも、タモを見せた途端、ヤツはまた手前の流れを離れて上流へ。

 

一度は観念したかと見えても、まだ元気だな? こうなれば持久戦だ!
  

 

再度ヤリトリを開始。

 

何度か空気を吸わせ、浮いてきたところを、今度こそ!

 

 
あれ・・まずいぞ、デカい! タモに入り切らないかも? 
 
一瞬不安になったが、ここまで来たら行くしかない!!

 

09_12_11_iwana2

 

よぉ~っし! 勝負ありだ。 

 

しばし眺めてから、これは実測してみようと、メジャーを取りに車に戻る。
 

 

48・・いや、49? むむ・・動くなよ。。 

 

 
・・・ん~・・っと? やっぱし、48センチ、だね。 今季最長寸だ。
 
何度測っても、残念、50には足りないな(笑)。
 

 

十五夜の満月を眺めながら車を走らせている中で、
大潮の日は、大きなイワナが出るかも・・ なんて考えていたのだけど。
 
それが本当に現実になってしまい、ちょっと怖かったり(汗)。

 

09_12_11_iwana4

 

それにしても、なんてデカくて、綺麗な尾鰭だろう。 これもまた感動してしまう私。
 
長寸も勿論ながら、これは強い泳ぎをするわけだ。
 

 

 
それと一番目を惹かれたのが、顔に付いた傷。
ヤリトリの最中に見えた時は、「皮膚の病気かな?」と想ったが、そうでは無さそうだ。
 

 

何かの獣の歯型であろうか、左側には点々と皮膚が破れた痕跡があった。
鼻先も少し欠けているが、回復しかかっているようにも見える。

 

特に犬歯(牙)の刺さったであろう箇所は、深くえぐれていて、
どうやってその獣から逃げおおせた?と不思議に思えるほど。

 

そして、よくもこんな重症を負いながら、逞しく生き延びたものだ・・。
(あまりに痛々しいので、その姿はあえて公開は控えます)

 

 
 
あぁ、そうか・・
 

 

こんな危機は、自然の中に生きる渓魚には、付き物のはず。
 
それを本能的に避けるが故の、警戒心の高さが有り。
この事が、釣りを難しくも面白くしている一面?かもしれない。

 

釣り自体は人間の遊びでも、渓魚にとっては命を賭けた一場面。
 

 

釣り人のプレッシャーも勿論。
渓に生きる魚に、脅威となる様々なモノたち。

 

 
獣にも鳥にも喰われず、大水にも流されず、更には釣り人のハリをかいくぐり続けた魚。
 
現代の渓では、そんなヤツラだけが「大型」に育つ。

 

09_12_11_iwana1

 

このイワナには心底、出会えて有難う、と想う。
 

 

一尾との出会いに、ここまで色々と考えたのは初めてかもしれない。

 

地理的に考えてもこのイワナは、ダム育ちではないはず。

 

 
こんな魚が、よくぞ出てくれた。

 

今季の渓釣りにおいて、最大の歓びであったと言っていい。
 

 

今日は本当に良い日だった。
 

 

帰りの車中、
怪我で鼻先が欠けてなかったら、50に届いたか?
って、ヘンな想像をする釣り馬鹿であった(笑)。

 

 
 

 

このイワナとの出会いから、2日後。

 

またも同じ水系に出向いた。

 

Amago22

 

すっかり「秋」を纏った魚達に相手をしてもらい、今回も満足。
このアマゴも、もう少し太かったら最高なんだけどね?

 

今回同行のSTYNさんは、朝に入った場所で、良い雄アマゴを仕留めていた。
本人はかなり嬉しそうで(笑)。 よかったね!
 

 

釣り方も大事なのだけど、場所の選定が重要だと、
あらためて想う秋の釣りだった。

2011年9月 8日 (木)

昭和的?

ちょっと記憶しておきたい出来事なので、
賞味期限切れながら、一つ記事を書きます。
 

夏の盛りの8月某日、相変わらずも坊主と「川遊び」に出向いた日のこと。

 
今年初めて開拓?した、地元水系のプチ遠出の川。
時間にして、自宅から車を走らせること、30分弱。

最上流は民家も道路もなく、地元水系の中では、水質もかなり良い部類だと思う。
 

田んぼの脇の空き地に車を停め、ヨシノボリなどを親子で追い回していたところへ。

08_29_11_ta_2

地元の?お婆ちゃんが護岸を歩いてきて、此方へ手を振っている。 ・・何ですか?

そしていきなり、「これを食べなよ!」と、ビニール袋を投げてくれた???

 
袋の中には、“ソーダアイス”が2本。
 
「今日は暑いからね~! それ食べて楽しんで行ってよ!」
 

あ・・ありがとうございます。。  実はこの展開には、少々ビックリの私。

 
「何処から来たの? ここは綺麗なところでしょ。 子供の遊びにはいいよ~!」

と、ニコニコしながら話すお婆ちゃん。
 

 
幼い子供には、保護者も先生も、
「知らない人からモノを貰ってはいけません」 と教える。
 
 
子供の今後のことを考えると、「こんなモノ、貰ったらダメだ」と突き返すか捨ててしまうか。
そんな選択肢も有るには有るけども。
 

折角のお婆ちゃんのご厚意。
足を川の中に浸して座り込み、親子で美味しく戴くことにした。

08_24_11_natu

田舎らしい出来事、だとは想う。

これが町中であれば、とても怪しすぎて、やはり食べないかも知れない。
 

 
今年の夏、何度かこの地に遊びに来た。

前述した通り、水質もまずまず良く、何よりも水棲の生き物が沢山居るのが嬉しい。

しかし、私たち親子以外の川遊びの人には、一回も出会わなかった。

 
実はこの場所から車で数分移動すると、
観光ガイドにも出ている、川遊び用に河川を均した場所もある。
私は行った事がないのだが、夏は随分な盛況と聞く。

そんな場所をスルーして、誰も居ない川に遊ぶ親子。
地元のお婆ちゃんからすると、私たちは珍しい外来の客と映ったのかも?

過疎化の流れであろうか、地元の子供も見掛けることが少ない地のこと(失礼かな?)。

 
何でもない、地元の方のご厚意に触れ、色々と考えてしまう私。
 

地元の子供が少ないから、私らを観て、嬉しい想いが・・?

いや、そもそも現代で、アイスクリームを投げられて、素直に食べる人がどんだけ居る??
 
 

坊主に
「おい、アイスを貰っちゃったぞ。 お礼を言え!」

私と同じく、「ありがとう!」 とお婆ちゃんに。

 
その後、坊主は
「嬉しいな~、この事は秘密にしとこうね!」  ・・だと。
 
コヤツも少しは解ってんのかな(?)。

08_29_11_simadojyou  
 
「道徳」 の授業を担当する気はないが、
こんな出来事をどう見るかは、様々な意見が出そうにも想う。

 
人の“厚意”を疑いたくはない。

それでも疑わしくは受け入れず、の向きも解る。
 

 
少なくとも今回は。

お婆ちゃんに貰ったアイスは、夏の日差しの中、とても美味しかったです。

2011年9月 7日 (水)

復帰戦

先週のこと。 
左耳に違和感があった。 何だろな・・? と思っていたら、何と出血!
鼻血ならぬ、初体験の “耳血” (耳鼻科で聞くと、「鼓膜炎」とのこと)。

 

歯痛にも似た、キーン!と頭に抜けるような感覚。
それが歯からでなく、耳から起こる。
こんな時に限って、本業が忙しいのだから、たまったモノでない。

 

しかし、この日を乗り切れば、久しぶりの渓釣りだ・・♪

 

09_05_11_keiryuu

 

今回は毎度お世話に成っている、渓龍さんとの同行。

 

正直に言うと、体調不良に加え、台風の影響で大水は必至なので、
釣りをする事自体、どうしようか迷ったのは確か。 しかし、渓龍さんとは竿を並べたいし?

 

そして迎えた朝、やはり渓に向かい、車を走らせる釣り馬鹿だった(笑)。

 

523973_13152282861 ←渓龍さん撮影

 

想像通りなのだけど、川はかなりの増水模様。

 

地元の渓龍さんの案内なので、場所の心配は無いのだけども、こりゃ苦戦しそうだ。

 

何箇所か転戦するものの、元気イッパイのアマゴ稚魚と、コイ科の魚ばっかし。

 

うむぅ・・出そうな気配はあるのに、どうもイカンな。。
 

 

しかも途中から雷鳴が響き、大粒の雨がゴウゴウと。

 

どうもパッとしない釣りなのだけど、天候があまりに悪いのと、
私の体調不良によるバッテリー切れで、ここで一旦竿を仕舞う。

 

渓龍さんはもう釣りを終えられるとのことで、別の釣り場に案内頂いた後、お別れ。

 

案内をありがとうございました。
また良い状況に日に、ご一緒お願いしますね!

 

09_05_11_dm

 

ここは初めて入る場所。

 

良い感じの流れなのだが、これでもか!って程のカワムツの猛攻に遭う(汗)。

 

場所を変えても、コイ科の猛攻は変わらず、たまに出るアマゴは皆ミニチュアサイズ。

 

うむむぅ・・折角渓龍さんに案内いただいたのに、コレではマズイぞな?
しかし、集中力の持続を削ぐかのように、更に降雨が激しさを増してきた。

 

これでは釣りどこれではないので、諦めて、岐路へ。

 

 
 

 

帰りの車中。

 

どうも納得がイカン。。
やっとかめで釣りに出て、まともな釣果ナシってのは、ねぇ・・。

 

 
やっぱし、もう少し竿を出そう。

 

場所を変え、釣り再開。

 

すると不思議なことに、ここからは連荘で魚の反応が出る。
7~8寸前後のアマゴがバタバタと。 何かのタイミングが合ったのかな?

 

これはイケルぞ。 体調不良はどこへやら?俄然ヤル気が湧いてきた。
だがマズイことに、前半戦でエサを沢山消費してしまって、残りが少ない。
 

 

水深のある淵が現れた。

 

流芯の切れ目に見える波から、岩盤底のカケアガリに反転流が出ているのが解る。

 

仕掛けの届くギリギリの位置に立ち、流れの脇から反転流に仕掛けを吸い込ませる。
いいぞ、居れば出そうだ。

 

09_05_11_amago

 

おぉ・・

チビッコばかり相手にしていたので、 なんだか、サイズ以上に大きく見える(笑)。

 

もう少ししたら、鼻が曲がりそうな?
未だ夏の魚体をした、雄アマゴ。 ありがとう、出会えて良かった。
もう一度渓に降り立った甲斐があったよ。

 

 
もうエサの残りは僅か。
次の淵を最後と決めて粘るも、此方は不発。

 

時間も切れたことだし。 ここで竿を納めよう。

 

 
と、帰り仕度をしかけたら、石の上にカワゲラの成虫がノコノコ歩いている。

 

・・・。 
コレをエサに、もう一流ししてみよか?

 

そしてその一投目、コン!とすぐさまアタリ!
よぉっし! 出たな!!

 

 
そして釣り上げたのは、大きなウグイでした(笑)。

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