2011’ 渓流シーズンを振り返る・1
今年の渓流釣りを思い返すと、まず記憶に残っているのは、
多くの方々との同行機会に多数回恵まれたこと。
そのフィールドも様々で、手元に残る日釣り券の枚数にも、少々驚く。
ちなみに私は、一度でも竿を並べた人、またはその機会が未だ無くとも、
情報交換が出来たり、山渓や釣りの話を交せる人は、
「仲間」 だと勝手に思うことにしている (迷惑かも?・笑)。
ルアーやフライ、テンカラといった、釣り種の異なる方たち。
中でも今年は、ルアーの釣りと並んで竿を振る事が多くあった。
釣り手が違えば、狙い方はやはり違う。
釣り種の違いのみでなく、
同じ場所で、同じ魚を狙うのに、そのアプローチは実に多彩。
季節や条件、その場所の状況、時間帯など、
様々な要素を考慮して、技術を駆使する場面が変わるのだから、
やはり奥深く、そして広い世界なのだと想う。
ルアーの釣りを何度も見るうちに、その世界に疎い私にも、それぞれの個性と言うか。
文章での表現をし難いものが、少しは感じられるように成った(ような?気がする)。
釣り種の違う人の所作は、本当に面白く興味深い。
私からすると、
「そこを狙うのかい!?」 「あんなトコから出すの??!」 「そんな釣り方が?!?」
そんな驚きの連続なのだ。
狙い方の違いを見るたびに感じるのは、
私自身が、釣り方を固定観念に縛られているような、そんな想い。
「驚く」 と言うのは、見知らぬものや、想像を超えるものに出会うから。
釣り方が違うのは、種の違いから当然としても、
狙い場所の違いを見るのは、自分の釣りの組み立て、
釣りたい魚に対して駆使する技術へのヒントにもなった。
解っていた事だが、つまりは、
こと渓釣りにおいては、私なんぞはまだまだ全然“未熟”なワケで。
何年追いかけていても、何処までも続く広がりがあるのだと何度も確認し、
次からの釣行では、そのヒントをどう活かそうか?と頭を捻っていた。
それは私と同じエサ釣りの方との同行においても、同様でもある。
何処をどう狙うか、オモリは、イトは、仕掛けのテンションが・・と書き出せばキリがない。
釣り種の違いほどの差異は無くとも、釣り方の違いは相当にある。
キャリア、腕前の差はあるにしても、
何時、誰と何処に出向いても、その違いから学ぶ事は本当に多い。
自分の釣り姿は自分の目では見えないのだが、
誰かと一緒の時は、その釣り人を、上流から、下流から、または後ろから前から。
角度を変えて観察すると、同じ場所に立った際でも、
仕掛けの送り方のリズムが自分とは異なるのがよく解る。
では、その違いを生み出すのは何だろう?
と考えると、一つには各人の頭の中の「イメージ」。
プラス、そのイメージを叶える釣りの技術力、だろうか。
竿を振る際、何処にどんな体勢で魚が居て、どうやって仕掛けを送って、何処で食わせるか。
または、その魚を反応させる為に、どんな動作を繰り出すか。
そんなことを語り合う時間もまた楽しいのだが。
不器用者の私では、「なるほど!」と思う事はあっても、残念ながら、
まず他の釣り人の考察や技術の真似をする事が出来た試しはない。
「技術」と「イメージ」の発生源は様々。 そんな多様なモノを詰め込んだ世界。
実際に、同じくエサ釣りの人との同行で、「そう来たか」と唸った場面も多々あった。
そんな場面と出会うたびに、思わずニヤケてしまうのは、やはり釣り馬鹿ゆえなんだな。
技術の云々とは違い、今年の釣りで、触れずに居られない事がある。
普段の私とはまるで世界観の違う向き。 大勢の仲間と源流のイワナ釣りに出た。
美しい山渓に触れ馴染み、持ち帰るのは釣果ばかりでなく、その身に感じる全ての事柄。
元々は谷のイワナ釣りから渓流釣りを始めた私としては、
久しぶりにこんな機会に出会い、山岳渓流の楽しさを再認識することにもなった。
目に入るもの全てが綺麗で、空気の心地良さは、こうした場所ならではだとも思える。
来期からは、こんな釣りの回数も増やしたいような、そんな気もしている。
多様な価値観や志向、そこから派生する釣りとその考え方に触れ、
自分自身の幅が広がると言うか。
釣りの内容だけに限らず、仲間達と過ごす楽しさは、堪らなく良いものだと想う。
時に刺激を、そして勉強機会を貰い、出会えた縁と、交流に感謝する。
多くの皆様のおかげで、今年も充実したシーズンとなった。
あらためまして、ありがとう御座いました!
そんな気持ちで今期を閉じるにあたり、もう一つ触れたいのは。
今年同行回数の最も多かったコヤツ。
未来のライバル候補?の、我が長男坊主。
正直に書くと、コヤツとの時間がまた楽しくて仕方なかった。
でも、キミのおかげで、今年は釣行回数も時間も減っちゃったんだぞ? どうしてくれる。
何時の日にか、仲間達と同じく、お父ちゃんを驚かせてくれよな。
« 2011 最終釣行 | トップページ | 2011’ 渓流シーズンを振り返る・2 »
「山菜・キノコ・その他アウトドア」カテゴリの記事
- 2023年 お正月休みのキノコ・2(2023.01.06)
- 2023年 お正月休みのキノコ・1(2023.01.04)
- 2022’山遊び最終・雪中キノコ採り(2022.12.27)
- 大雪に思うこと(2022.12.24)
- 強い寒波襲来・ヒラタケほか(2022.12.20)

















アイさん こんにちは。
こちらこそ、ありがとうございました。
仰る通り釣り人にはそれぞれの個性(釣法など)がありますね。
今までの私はルアーの釣りをする方との釣行が殆どでした。
餌師との釣行は遡行スピードや狙う場所の違いなどから、一緒に釣行する機会は、数える程しかありませんでした。
そして、昨シーズンは渓龍さん、今シーズンはアイさんと一緒に釣行をさせて頂き、釣り方(餌を流すラインや層・ポイント等など)を勉強させて頂きました。盗み見ですが。(笑)
名手お二方との釣行は、収穫が多く、自分の釣り方を修整したり、新たな釣法(狙い方)を作り出す事が出来ました。
名手お二方との釣行経験から得た、”釣る(狙い獲る)”と”釣れた”の違いを意識し、”狙い獲る”に今シーズンは拘り続けました。 お陰様で、内容のある釣行・釣果を上げる事が出来ました。
釣り方は違えども、同じ釣り人。学ぶ事が多いですね。
釣り仲間の皆様には感謝しています。
来シーズンも楽しい交流と釣りが出来ますように!!
投稿: はなひろ | 2011年10月 4日 (火) 11時32分
はなひろさん、こんばんは。
今年は色々な方との同行機会が増え、楽しいシーズンとなりました。
はなひろさんと行った4月の長良川はキツかったですね~・・懐かしいです。
それでも結果はやはり楽しかったのですけどね♪
思い出に加わる一幕は、朝一の場所で、ルアーの一投目にアマゴが反転したシーンです。
あの場所であの魚は、多分?今の私では反応させられません。
お褒め頂き恐縮ですが、私などは全然未熟ですので・・。。
それと、やはり良いことを言われますね。
>”釣る(狙い獲る)”と”釣れた”の違い
これは私も非常に重要なことと考えていまして、
“トータルで何尾釣ったか”よりも、“狙い通りに獲れた魚が何尾居たか”
に意識を置いています。(数釣りの志向を否定するようなお話ではないですよ)
これらの意識の在り処は釣り方にも出るもので、
そんな事も釣り手の個性を出す一面かもしれないですね。
私も皆々様の釣りを拝見して、その度に勉強させて頂いています。
ルアーやフライの釣りとの同行経験が無ければ、
今の私の釣りもまた無いようにも想います。
川においてはしばしの休眠期間となりますが、
また来期も、楽しい交流を宜しくお願い致します!
投稿: アイ | 2011年10月 4日 (火) 19時43分
すばらしい二人ですね(知り合った方々も皆)ですね~!
どんな教科書やビデオよりも、実際に同行することにより得る物の方大きいです。
同じ釣法でも皆 違いが有り、ましてや違う釣法と成ると千差万別、
その違いを只、違うから・・・と見てしまうのではなく、
違うから学べると、思うかどうかですね。
そうすると、又新たな自分が発見できますね。
私も、常に自分との違い見、年上だろうが、年下だろうが
優れた所は認め、学ぶを心がけています。
そんな意味で、知り合った皆さんは私にとって、
全てお手本であり、教師です。
投稿: JYI | 2011年10月 4日 (火) 21時40分
JYIさん、こんばんは。
仰る通りで、実際に川に並んで立った方から学べる事は、
文章や画像から見えるそれとは、比べ物にならないと想っています。
釣り種の違いがあるからこそ、自分には中々気付けない視点があるのは確かですし、
私も未熟者ながらに、そこから感じ取り、活かせるものを模索するばかりです。
出会いの縁が無ければ、そんな勉強機会もまた無いですので、
こうして交流を続けられる皆々様には感謝に尽きません。
JYIさんには出会ってから今まで、どれだけ学ばせて頂いたかと。
そう言えば。
今年2回目にご一緒した時。
あれはもう、「ド厳しい!」釣りでした(苦笑)。
でもやはり、そんな一幕も良い思い出の一つです。
(それでもこのの日JYIさんは、尺イワナを仕留めてみえましたが)
泣き笑い、驚きありの、やはり今年も楽しいシーズンとなりました。
くどいようですが、本当に皆々様に感謝!!です。
投稿: アイ | 2011年10月 5日 (水) 21時15分