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2011年12月

2011年12月20日 (火)

冬のキノコ

「フユヤマタケ」と云うキノコがある。 
漢字で書くと「冬山茸」、その名の通り、冬に顔を出すキノコ。
「シモフリヌメリガサ」の小型を指すらしく、両者は同一種なのだそうだ。

私の知る冬場の山ネタはそんなに無いので、
今年は何回か、この小型キノコを探しに出向いてみた。

12_12_11_kin

大きなものでも、開いたカサが4センチ前後。 大抵は1~3センチほどしかない。

こんなサイズのキノコを落ち葉の中から探すのは、少々ホネが折れる。
 

ソレっぽい場所で、ジックリと探すと、ポツリと生えている。 

一つ見付かると、同じ場所に数本は出ている事が多いので、
ソロリ・・と落ち葉を手で退けたりして。
葉っぱの下から顔が見えると 「おお! やはりあった!!」 って独り言を(笑)。

サイズ的にも華奢なキノコなので、手荒くすると、本体ごと枯れ葉とともにサヨウナラ。

一箇所で数本見付けてから、さて、移動するかと立ち上がると、
実は自分の足で踏ん付けていたりする(涙)。

12_12_11_num

開けた場所で、並んで頭を出してくれていれば、探すのも楽なのだが。
 
こうした場所は他の人も同じく採りに歩くので、週明けが休日の私が出向いても、
既に遅し、なんてことも多い。
 
 
なので山肌を覆う枯葉や枯草が多く、人が敬遠しそうな場所を選んで。
  
数を拾っても、小ささゆえ質量が少ないこの獲物は、とりわけ慎重に。

本体を踏み付けるのがコワイので、歩く際にはヘンな緊張感まで持つハメになる。
一種の「神経の消耗戦」みたいな感覚だ。
 
 
キノコでなくても、虫や草や、諸々を踏み分けて歩くのは薄々は承知。
こんな機会に、普段の山歩きが、自分でも結構荒っぽいんだな・・なんて認識したりして。

12_12_11_hut12_19_11_sir

それにしても、色・大きさ・太さ・・etc 結構な個体差があるようだ。
画像だけでは中々見えない、解らない。 そして実物を見ても、やはりよく解らない。

実は実は、違うヤツも混じってるのかも??

12_19_11_aam

これで5センチ弱ほど。 この種のキノコとしては、今年私の見た最大サイズ。

ここまでの大きさなら、見落とさない♪ ・・と言いたいのだけど。
 
落ち葉に隠れていて、しかも色が地味なので、
腰を落として歩かないと、山中では中々気付かない。
実際、緩やかな斜面を往復して、ようやく見つけた固体だ。

12_19_11_tan
 
「犬も歩けば棒に当たる」と言うように、とにかく山肌を歩くと、
“本命?”も勿論、また別種にも出会う。

12月も半ばを過ぎても、秋のキノコも少しは残っているようだ。

12_19_11_aka  

寒風が沁みる冬。
小雪も舞い、木々の緑は薄れ、やや寂しさも感じる。

「山歩き」が好きでなければ、出向く気には成らないかもしれない。
 

このマニアックなキノコのお陰で、今年は随分と楽しい運動が出来たように思う(笑)。

2011年12月 8日 (木)

晩秋の山へ

用事を昼前に片して、夕方まで時間が空いたので、地元の山の散策に。

 
その目的は。

1・冬のキノコウォッチング&来秋の近場での採取場の探索
2・小沢の散策&魚影の確認
3・来春の山菜の生え場探し
4・子供との遊び場の開拓
 

・・・我ながらこう書くと、幾分はシッカリした目的意識を感じなくもないが、
その実は何の事はない、ただの山歩きだ(笑)。

12_07_11_saw

一跨ぎの小渓沿いを歩くと、たまに小魚が逃げる様が見える。
その姿を観察すると、背中の色からしてオイカワかカワムツか? 
 

ふ~む。。 この小川にも、コイ科魚種は居るのだな。

これでアマゴが居たら、更に楽しいのだけど。 ここらでは多分・・無理かな。

12_07_11_kok

苔むした斜面には、獣の足跡(猪?)がいたる所にあった。

その夥しさは結構なもので、腐葉土臭でなく、掘り返されたばかりの「土」の匂う場所も。
姿は中々見えないが、生息数は多いのかも知れない。
 

それと木々の中には、見慣れた姿が。
 
コシアブラやなんかの、来春候補の木々を沢山確認。
足元には蕨の枯れ葉も。 近いことだし、これならGW頃には再訪しないと。

12_07_11_him 12_07_11_mas

よく探せば、随所にキノコもある。
何だろな・・キクラゲの仲間と、マスタケの老菌??
 
サルノコシカケの類には違いない? マスタケなら、夏のうちに採りに来ようかな。
夏休み期間中は子守りがメインなので、「小魚釣り&夏キノコ」なんてプランもアリだ。

12_07_11_nig

斜面にこのキノコを見て、「おっ! 何か出てる!!」 と喜んで登ってみた。
 

むむ・・  形はクリタケの幼菌に似てるが、時期的には・・? 

綺麗に、しかもイッパイ出ている。 

 
大き目のやつを一つ齧ってみたら・・・  「うぅ~~んん、、苦い!!!!」

ヒダの色からしても、猛毒?の「ニガクリタケ」のようだ。。。
こんな時期でも出てるのね。
   
 
このタイプは、カサの色だけ見た時点では、私ではサッパリ解らない。
普段見掛けるニガクリタケのカサは、黄緑っぽい、濁ったレモン色みたいだし。
 

せっかくなので、登りかけた斜面をもうしばし進むことに。

12_07_11_oti_2

綺麗な雑木林、しかもこれは「気配」がムンムンとある。

素人の私でも、地中から生えるキノコの場所に、ピン!と来るモノが?
10~11月、来秋以降に歩いてみよう。

 
しかも、クワガタが出そうな木々も見える。
何となく、ノコギリクワガタが居そう・・って、勝手に妄想してみたりして(笑)。

こんな場所を見つけただけでも、ここまで登って来て良かった。
前述の夏の子守りプランが、一層充実するかも知れない?

12_07_11_mor_2

本当に静かで、綺麗な森だ。 歩いていても気持ちがいい。
我が地元の山も、捨てたものでは無いなと、あらためて想う次第。
 

沢を挟んで、右岸・左岸を登ったり降りたり。

肌寒いと思って厚着で来たので、汗が出る出る。
運動不足になりがちなシーズンには、丁度良いかも。

12_07_11_kae_2

沢に落ちている紅葉の色も美しい。

やはり山渓を歩くのは、季節を問わずにイイもんだ・・が。
 

逃げ泳ぐ小魚を見るうちに、やはり釣りがしたくなってきたので、
散策はここまでにして、車に戻る。

残り時間は少ないが、この秋初めての竿振りだ。
(竿と仕掛けは、チャッカリと積み込んである)

12_07_11_oik

久しぶりの竿から伝わる手応え。 小さいながら、綺麗なオイカワたちがポツリポツリと。

うん、やっぱし釣りもイイ。 
 

景色を観たり、足元の草木を観察したり。
視線の単位?を色々変えてみると、山渓を楽しむ幅が広がるように感じるこの頃。

 
出掛ける前に4つ考えた目的は、全クリア。

中々に贅沢な休日だったように想う。

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