2012・賀正
明けまして おめでとうございます。 本年も宜しくお願い致します。
私のお正月と言うと、親戚の挨拶回りであちらこちらへと。
ここ数年は恒例行事で?高山市で年越しすることになっている。
年末は本業に忙殺されそうになる日々なのだが、
正月休みでようやく一服、とも行かず、何だか普段以上にバタバタする。
それでも、皆が健康無事であるから、飲み食い、笑いありの新年を迎えられる。
まずはこの事に感謝せねば。
岐阜県飛騨地区と言えば、豪雪地域でもある。
今年の年明けはやや静かだったのだけど、私的感覚では、降雪量が半端ではない。
日中の最高気温が氷点下なので、雪が降らなくても、冷凍庫の中に居るみたいだ。
何故かは知らないが、風があまり強く吹く事が無いのが、少し救いに感じる。
親戚の家のすぐ裏は川なので、挨拶を済ませると、毎度散策に出向く。
寒中、コタツで丸くなれば良いものを、釣り馬鹿の性とはコワイものだ・・(笑)。
魚が深みにジッとして居ないかな・・?
と探してみても、毎年と同じく。 今年もやはりその姿は見えなかった。
私のような『重度の釣り馬鹿』を自認する者としては、
「水があれば魚を探す」のは、“習性”みたいなもので、季節や場所を問わない。
まず、魚を探そうとすれば、「魚が居そうな場所」に目が向く。
「釣る」なら何処を、どうやって狙うか、そんな意識が消えることがない。
禁漁期のイメージ・トレーニングでもあるし、それはそれで良いと思う。
ここ最近のこと、 ほんの少しは自身の成長もあるのだろうか?
釣りの周囲の様々な事柄に、以前より意識が向くようになった(ような気がする)。
なので流れだけ観るでもない、また魚だけ探すでもない。
静かな冬景色の中で、釣りと魚以外の事を色々考える。
さて、これは禁漁期の今だから持ち得る感覚なのか、
やはりシーズンが始まれば、目の色を変えるのか(多分、後者・笑)。
しばし歩いていると、山の中からゴソゴソ!と何かの音が。
おぉ~・・ 大きなカモシカだ。 しかも子連れ。
そう言えば、親子のカモシカに出会うのは初めて。
元旦から、何だか良いものを観たような、得した気分♪
ちなみにこの時は私も長男と一緒だったので、
向こうから見れば、「子連れの人間」となるのだろう(笑)。
勿論我が家の長男坊主は、初めて見るカモシカに大喜び。
ウサギやキツネ、シカやイノシシと、足跡だけは雪面に沢山見えるのだけど、
その本体には中々逢えないので、しばし寒さを忘れる、実に良い機会と成った。
夏場ならば、アマゴやイワナも子供らに見せてやれるのだが。
今は泳ぐ姿を見せない渓魚達も、春が近付けば一斉に動き始めるはず。
今年はどんなシーズンと成るだろうか。
楽しく充実した一年になりますように、と願う 2012年の元旦だった。






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