2012 渓流釣行

2012・最終釣行

流れ込みの白波が消えかかる場所、その下流側がぐっと深くなっている。

淵頭から順に仕掛けを送っても、魚からの反応は無い。
徐々に下流側に移動し、深みを狙う。 その数投目、ジジッ・・と鈍いアタリが。

む? ウグイのような。 一瞬の間をおいて、アワセると、乗った。

ゴンゴンゴン!と竿先を叩くような首振り、出たな!アマゴだ。
しかしその後、イワナのように、川底をなめるようにヤツは泳ぎ始めた。

あれ? やっぱしイワナかな・・? 
それでも結構な重量感、良型には違いない。ここは慎重に・・。

水中でヒラリと一瞬浮き上がった魚体が見えた。

おぉっ!やはりアマゴだ。 しかも大きい! 

一気に緊張感が高まる。 今年一番のサイズ間違いなしだ。

竿を絞り、空気を吸わせる。 
ここで出てきた頭の大きさに驚く。 大きく開いた口、一目でオスと解る噛み付きそうな顔。

マズイ、完全に私自身がテンパってきた。 
コレをバラしたら、泣くに泣けんよ?! ようやく出会えたんだ、何としても・・

落ち着け、落ち着けと自分に言い聞かせ、徐々に距離を詰める。
 

一気にタモに入れようとしたのだが、手が届く距離寸前で、ヤツはまた沖に走った。

むぅ、まだそんな元気が。 
再度ヤリトリして、もう一度空気を吸わせる。 

大人しくしてろよ~・・ ユックリと、今度は魚がタモに無事滑り込んだ。
 

よ~し!! 捕った!!!

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おおぉぉ~~・・・!!! これはスゴイ! 見事な秋の鼻曲りアマゴ!!

ゴツイ、格好良い、綺麗、猛々しい・・色々な言葉が頭に浮かぶ。

何度見ても、そのたびに感動してしまう。
「完成形」と表すのが良いのかは分からないが、
季節ごとの渓魚の変化を追う一釣り人としては、やはり鼻曲りのオスには、特別な意識が働いてしまうようだ。

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ありがとう! よく出てくれた。

もう、この一尾取れれば充分だ。 今年の〆に、何だか勿体無いくらいかも知れない。

全身の力が抜けたような。 しばし座り込んで、魚を眺めながらボーっとしてしまった。

 
 
もうこれで帰ろうかとも考えたのだけど。
時刻はまだ7時。 今期最後でもあるし、もう少し楽しんで行こう。

スケベ心なのだけど、イワナも大物が出ないかな?などと(笑)

どうせなら、今年竿を出していない場所、新規の場所を、数箇所転戦することに。
来期以降のための下見もしておきたい。
 

場所を変えるうち、ふと移動中に思い付いた渓があった。

以前から見てはいたものの、竿を出したことのない場所。ここに初めて竿を出してみた。

その一投目、すぐにイワナが掛かった。
随分素直な反応。ここは今日は誰も竿を出していないのかな?

大場所の深み、対岸側の岩盤に仕掛けを振ると、コツン!とこれまたすぐにイワナのアタリ。
今度はグングンと潜る。 おっ? これは良型だな。

流芯を横切らせ、手前に寄って来たのは、尺はある魚体。

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初めての場所で。 出来すぎじゃないかな??

久しぶりに、尺上のアマゴ・イワナが同日に揃った。
ふと思い付いた通りになってしまって・・何か怖いような??

このイワナは何故か左の胸鰭が欠けていた。 でも出会えて嬉しかったよ、ありがとうね。
 
 

この後、非常に綺麗なアマゴも出てくれた。

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サイズは9寸ほど。 肌艶、色合い、鰭、プロポーションが素晴らしい!!
今期見た中では、一番の美人さんのようにも想った。

最終日、実に濃厚な内容に成った感がある。

今年も楽しませて貰った。 胸中にあるのは、感謝の気持ち。
毎年の最終日、今年の渓を振り返り、同じ事を考える。

ありがとうございました!と川に一礼し、岐路についた。
また来年を楽しみにしています!!

渓流プチ復帰

実に久しぶりに自由時間が出来た。

朝から支度して、釣り場へと車を走らせる。
そんなに大漁釣果は望まないでイイので、山渓の空気に一人ノンビリと浸りたい。

久しぶりに立つ渓、あちこち車を走らせて川見するも、どこもかなりの渇水模様。

さて、魚の反応はどうかな?

結論から言ってしまうと、これがまた渋い!
こんなイイ場所で、と思しき流れからもチビっこがたまに出るだけ。
幾らノンビリやりたいと言っても・・これではあまりにキツイじゃんか?

彼方此方竿を振るうち、ふとトロ場の流れが目に付いた。

慎重に立ち込んで、振り込んだ仕掛けに小さな反応。

アワセると、乗った! 
ガクンガクンと首を振る様、竿の撓り、そしてこの重量感!!

出たなぁ~!! 良型のアマゴ間違いなし!

・・・しかしその数秒の後、ハリのチモトをあっさりと飛ばされ、重量感は消えてしまった・・・

く・・・悔しすぎる・・!!
まさか切られるとは、正直想定の範囲外だった・・。。。

でもこんな渋い日に、良型が反応するのだから。
メゲずに釣れば、また出るかも。 とまずは思考をポジティブに。

大場所で暫く粘っていると、流し終えて回収しようとした仕掛けが引き込まれた。

おぉっと、このタイミングで?
流れの勢いに手伝われて抵抗しているが、先の魚のような緊張感はない。
どうやらイワナだな? 良い型っぽいから、とりあえず慎重に・・

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う~ん、ちょっと細身だけど。 まずまずのサイズだね。
ありがとう。 何となく慰めて貰えた気がするよ(笑)

時間帯によるものなのか何なのか、魚の反応が良好に成ってきた。

8~9寸クラスのアマゴもボチボチと顔を出してくれる。

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先の一尾を捕れてたら、もう満足顔で岐路に、となりそうなのだが。
イマイチ納得出来ぬまま、タイムアップ。

帰り道に、2箇所、今後のためのポイント開拓をして本日は終了。
 

夕方からは子供たちのリクエストにより、アマゴの塩焼きを。
久しぶりの川魚は、とても美味しかったです。

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水出の後

七夕の前後は大雨だったので、各地でかなり川の水が増えた様子。
車を走らせ、車窓から見える川を覗くと、やはり水が太い。

昼過ぎからの出発、それにしても暑い。
本日もカンカン照りの昼中釣行。 私って、どうも晴れ男かもね?

下流部の水が多いので、しばらく車を進める。

何箇所か見回るも、どうも流れが安定した感がない。

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ここなんか、平水なら踝くらいしか水が無いのに、今日は流されたら大変な水量。
 
私は増水した流れを探るのは好きな方だけど、どうにも水が多すぎる。

 
ようやくそれらしい場所を見付け、釣り再開。
 
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その一投目、すぐさま反応アリ! 

おぉ、まずまずのアマゴだ。 これはイケそうだ。

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大型と呼べるサイズではないけれど、よく太ったアマゴが次々に。
どうやら数釣りデーに当たったみたいだ。

しかし出る場所では連発するのに、出ない場所では全然。。

見た目に良さそうな場所でも、どうも魚の着き場に偏りがあるような感じ。
大水の後で、川底が落ち着かないからだろうか?
 

このくらいの型が揃ってツ抜けすれば、時間的にはかなり楽しめたと言えると思う。

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どれも夏らしい、良く肥えたアマゴばかり。 
 
大イワナも期待したが、此方は空振り。
願わくば尺上のアマゴが一つくらいは・・とか、贅沢を言い始めるとキリがない(笑)。

水が落ち着いたら、更に楽しい釣りが出来そうだ。

夏日の釣り

昼間に用事を済ませ、時計を見ると、夕方までは時間がある。
ならば、と川に向かい、車を走らせることに。

我が地元では、この日の最高気温が33・3℃。
梅雨の合間のギンギンの真夏日、しかも快晴だ。

川原を歩いても、とにかく暑い。
久しぶりに強い日差しの中、熱中症対策が要るかもしれない。

 
しかし流れはやはり冷たく、水が気持ちがいい。

その流れに仕掛けを通すと、まずまずアマゴ達から反応がある。

どれも良く太っていて、「夏らしい」魚体ばかり。
25センチも超えると、実に良い手応え。

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この太さ! 私の好きな「砲弾」タイプだ。 瀬の中を暴れ回って、実に楽しませてくれる。

あぁ、そうか。 もう夏の釣りのシーズンなんだ・・
どうも季節の進行と、自分の感覚が合っていないような気がする。
しばし釣りから離れているので、致し方ないのだけど。

 
最近の釣りで、掛けた後、その魚を如何に思うように泳がせるか? そんなことを良く試している。
流れに乗って下るアマゴのローリングをかわして(と言うか、なるべくローリングさせたくない)、
ゆっくりとタモまで誘導するのだが、これが結構面白い。
大きくなるほどに、思い通りにはならないので、それがまたドキドキしたりして。
 

ある淵のカケアガリが目に付いた。
流れの「巻き」があるようで、沈み石周りで底波が変化している、その場所を狙う。

イワナが出そう・・だが?
大き目の沈み石に目印が差し掛かったとき、流下の速度が落ちた。
このポケットに仕掛けを留めるよう、竿のテンションを調整。 僅かな操作だ。

思い通り、ググッ!と引き込まれる目印。

来た来た・・!

ギュッと僅かな距離を泳いだ後、ヤツは流芯方向へ向かう。
むむ、重い。 これは思いの他大きいかも。

自分のところまでユックリと連れてきたいのだけど、どうもそんな簡単なサイズでは?
流れに乗られないよう引止めつつ、浅場に自分が移動する。

水中でチラリと姿が見えた。 コレは尺は優に超えてるな、よ~し、何としても!

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おぉ! やはりナイスサイズじゃないの! ここまで来た甲斐があったな~♪

 
時計を見ると、もう時間がない。 気分の良いところで竿を収めよう。

こんなカンカン照りの真昼に、実に楽しい釣りになった。
出会えた魚たちに感謝!

プチ復活戦

本業がやや忙しかったこともあり、ここ暫くは「釣り」が頭から抜けていた。
仕事が上手く回らねば遊んでる場合ではないので、それはそれで良いコトだとは想う。

しかし、朝から晩まで仕事ばかりで休日も無い、ではさすがに参ってしまう。

休日に所用を片して、時計を見ると1時。

・・・・。 今から行けば、2~3時間は渓釣りが出来そう。 久しぶりにプチっと竿を出そうかな。

 
川を見ながら車を走らせると、思ったよりは水が少ない。
梅雨の影響で、もう少し増水してるかと想像してたのだけど。
そもそも川を見るのも久しぶりで、季節感も何となく掴めない感じ。

今日は釣りたい、のも確かなのだけど、静かな場所でノンビリしたい。
仕事でキンキンにテンションを上げていたので、リラックスするのが主目的。

人の居なさそうな場所を選び、1~2箇所様子見をして帰る予定だった。
 

最初の場所で、強い流れの脇に振った仕掛けに変化。
パッとアワセると、水中でギラリ!とアマゴが。 おぉ、早速出てくれた。

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これから鼻曲がりに育ちそうなオス。 一匹目からまずまずのサイズだ。

この後も飽きない程度にポツポツと魚が出てくる。

流れの効いた瀬からはアマゴ、その脇からはイワナ、と言う具合に、
何尾かに遊んでもらう内に楽しい時間は流れ、タイムアップとなってしまった。

写真を撮る時間も惜しかったので、今回は画像が他にありません(笑)。

 
短時間ながら面白い釣りが出来た。
これでまた明日からの一週間、頑張って仕事しよう。

今年はこんな感じで、短時間の釣行が多くなりそうだ。

釣り馬鹿2代目?

普段は職業柄、週末の休みが無い私。
今は起業の準備中なので、土曜でも日曜でも、予定は何とでも出来る。
こんな機会はおそらくこの先そうは無いので、子供との思い出作りもしないと。

一緒に朝ご飯を食べ。 ノンビリと車を走らせ、川遊びに向かう。
少し前から、家の長男坊主が「釣り」に興味を持ち出した。
何処か小さな支流を選んで、まずはコイ科の魚でも相手にしつつ、
あわよくばアマゴやイワナも狙っちゃおう、と言う作戦。

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カワムツやアブラハヤなんかを相手に、笑顔の坊主。
魚種は何でも良いみたいで、実に嬉しそうにしている。 
 
しばし釣りをしては、足元で川虫やサワガニを探したり。
やれバッタが、チョウチョが、と周囲の自然を楽しむ様は、見ているこちらも嬉しくなる。
あまりに「釣りばかり」押し付けて、嫌がられても困るからね。

河川の選定も難しい。 
岩や落差が大きくなくて、なるべく安全に歩けて、しかも魚が多い場所?
そんな場所がゴロゴロあったら、自分が釣るわな(笑)。

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お弁当を木陰で食べるピクニック・プランも恒例。
外で食べるオニギリなんかは、自分が幼い頃に感じたのと同じで、
不思議なほど美味しい。 何度やっても、いい時間だよな・・。
 

何箇所か場所を変えるうち、いかにもな感じの深みが目に付いた。
坊主の竿は4・5M(ホームセンターで買った980円)、何とか届くかな?

目印に小さな変化、パッ!と竿をあおると、乗った!

水中でグリングリンと抵抗しているのは、間違いなくアマゴ。
よぉ~し、出てくれたな♪ 坊主に竿を持たせ、ヤリトリさせる。

・・・しかし、ちっとも寄って来ないんだな、これが(笑)。
上へ下へと暴れるアマゴに、翻弄される長男坊主。
バラシたら寂しいので、とりあえず選手交代で私が岸に寄せ、坊主はタモ係り。

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7寸ほどのアマゴを掴んで「やった~!獲れた~!!」と大はしゃぎ。

「アマゴはすごく引くね!」 
そうか、楽しんでくれれば何よりだ。 次は一人で釣れるといいな♪

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えぇ・・とね、竿の持ち方がそれでは・・ いや、竿先の向きが・・

ついつい口を出したくなるのだが、そこはしばし好きにやらせて。
 

振り込み、アワセ等の一連の動作は、まだマトモに出来ないので、
お父ちゃんが時折竿尻に手を添えてサポートする。
そんな時は私も真剣なので、渇水の中で如何に反応を拾うかと、目の色が変わってたり。
つまりは子供をダシにして、チャッカリ自分も楽しんでる次第(笑)。
 

ここでポンポンと何尾かのアマゴに遊んでもらって、
一尾出るたびに川原で大騒ぎの親子。
「おい、タモ出せ! 竿はもっとこっちへ・・いやそうじゃなくて! 早く早く!!」
人が見てたら、なんと喧しい釣り人かと思われるかもね(笑)。

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家族4人分の塩焼き用のアマゴをキープして、小粒な魚は皆リリース。

釣果をタモに入れ、満面の笑みを見せる坊主がとてもカワイイ。

 
初めての竿の感触も含めて、普段行かない場所を楽しんでくれた様子。
「また釣りに行こうね!」と帰り道に話す坊主、まずは今回も成功と言えそうだ。
 
父ちゃんも今日も楽しかったぞ。
何時かの将来、一緒に釣りをしような。

春の山渓を楽しむ

今回は私には珍しい、日本海側の山渓に。
雪深い地のこと、山菜類が豊富に採取出来るとの事で、
彼の地に詳しいSTYNさんに案内をお願いした。

釣り場に行く訳なので、当然車には本流も支流も、何処でも釣れる装備は積んでいる。

まずは朝一は竿を出してみた。
次の日に客人が来るので、塩焼き用の魚が3~4匹欲しい。
で、これは割とアッサリとクリアして、本命の「山」へ。

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ここはもう・・右を向いても左を向いても。

まさに山菜だらけ。

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目の前に川があるのに、竿を持たない我々2人。

と言うか、こんな場所では「釣りでころではない」・(笑)。

これだけ採れたら、もうイイね。
そんなことを話した直後に、また違う種を見つけては山へ入る、この繰り返し。
 
山菜採取をこれだけ楽しむのも久しぶり。
今年は中々まとまった時間が無かったので、尚更そう感じる。

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これはこの時期には必ず来たくなる場所を教えて貰った。
恒例行事化しないといけないね。
野宴付きで、採れたての山菜&魚料理で一杯、なんてプランも良さそう。
 

山を降りる頃には、やや満腹感もあったのだけど、 
折角来たから釣りもして行きたい。

本流竿を持って大川へ向かうも、超!渇水で川底はドロドロ・・。
案内のSTYNさんも、ここまで水が無いのは見た事がないのだそうだ。
上流にダムのある河川の悲しいトコロ、なのかな。

とりあえず何とかなりそうな場所を見付けて、川へ立ってみた。

 
魚が着くならココらかな・・?

ウグイの猛攻をかわしつつ、粘ることしばし。

小さなアタリにアワセを入れると、ガン!と乗った!!

来たな~、イイ手応えだ! 沖へと一気に走る魚、「ヒュゥゥー」と糸鳴りが。
むむ、強い! しかしここは道具の力を信じて力勝負!!
  
腰を落として耐える・・・と次の瞬間、ヤツが横っ飛びに大ジャンプ!

・・・何? さてはコレは・・ニ●マス??

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ジャンプ、ダッシュを繰り返すパワー・ファイター、には違いない。
尺クラスのアマゴやイワナを取り込むよりは、数段手こずらせてくれる。
しかもこれ、サイズもまずまずで、野生化したかなり綺麗な魚体だし。

でも何と言うか、ネタ的には面白かったけど、あまり嬉しくないような微妙な感じだ。

 
何故か最近、外国籍のお魚さんが良く釣れる。
以前はこれほど出会わなかったのに、最近釣り方に問題があるのかな?
 
でもきっと・・・鱒類全般に通じる釣り方をしてるのだ、とポジティブに解釈しよう(笑)。

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主目的の山菜は種類豊富に採れたし、充分に楽しませて貰った。

これでまた一つ、春の行事が済んだので、次回は釣り一本勝負に切り替える予定。

 
STYNさん、有難うございました。

また何処かに遊びに行きましょう!

楽しいと想う

ここ最近は何かと用事が多く、釣りに行けない日が続いていた。

どうにか家を抜け出して、丸一日とはいかずも、半日位空けられないか・・?
そんな画策をしている最中に、静岡は浜松から長良川に通う友人、
“ドミンゴ”さんからTELが。

「月曜日に郡上に行くけど、予定はどう?」

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この方は昨年長良川で知り合ったのだが、
その時は僅かの時間しかご一緒出来なかった。

その際に、川の歩き方、雰囲気等々、何かピンと来るものを感じていて、
同行機会が何とか作れたら、と想っていたところへのお誘い。

夕方までに戻れば大丈夫・・多分。
そこで朝からいそいそと出撃し、合流させて頂くことに。

 
GW連休中に、散々攻められたであろう、しかも減水模様の長良川。
さて、どんな釣りになるか? 
私は釣りも楽しみたいが、遠くから通う友人に、良さげな場所を案内したいし。
遠来の方には楽しんで帰って欲しいし?
  

とその朝一番の釣りで、私がまだ一つも釣れないその脇で、
ドミンゴさんに8寸クラスのアマゴが2連発!

これは恐れ入りました。 余計な?気遣いしてる前に、私も気合い入れんと。

 
流芯脇の流れのヨレが気になり、しばし粘る。

オモリを打ち替え、エサも変え、その何投目だったか。
一気に目印を引き込む明確な反応! 

来たな~!!

良い手応えだ。 これはまずまずの型っぽいぞ?

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おおぉ~~、出たぁ!!  小さな頭にスンゴイ太さ、長良川本流名物「砲弾アマゴ」!

良かった~、今年も出会えた。 かなり嬉しいです!

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この厚み、これは重いはずだ。 よぉし! これで結構満足♪
 
って、いやいや、まだ朝一なので、これからも釣らないと。
それよりも、案内しないと(?)。

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ドミンゴさんの釣りを拝見。

丁寧で、攻め方が細かい。 竿の構えの安定性、独特のフォーム。
瀬の中をザブザブ歩く姿と立ち込みの姿勢から、かなり川に強い。
手を替え品を変え、魚の反応を引き出す工夫に集中力。
魚を掛けてからの竿捌きも、非常に慣れている感がある。

・・・やはりこの人は釣りが上手い。 これは釣れるワケだな・・。
昨年感じた通りだった。 これは楽しい人と知り合えたものだ。
 

ご本人は何と、5週連続で郡上の本流に通っておられる。
浜松市からだと、そうそう近くはないと想うのだけど。
どうやら長良川にハマってしまわれたようで、毎日でも竿を出したのだそうだ。

全く付けるクスリの無い状態。 聞いていると嬉しくなってしまう(笑)。

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こちらは同じく浜松市のシンさん。

私と類似業の方で、奥様は何と、私と同業者。
釣り場では仕事の話はあまり出来ないので、
一度オフシーズンにでもゆっくりとお話が聞きたいところ。

この方はそのスタイルから、山岳渓流など、上流部への釣行が多いと見えた。
 
聞くとやはり、仲間内の本流熱に引き込まれて、最近大川を歩くようになったのだそうだ。
静かに、そしてこれまた丁寧に釣りをしておられる。

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人の釣りを見るのは、毎度ながら物凄く勉強になる。

自分以外の人が釣れれば、何処でどうやって魚が反応したかを見られる。
釣れなければその逆に、どうして釣れないかと、それもまた観察できる。
(釣れない理由の説明は難しいし、そうそう出来ないが)

自分が送り込んだ仕掛けを、自分の目で観るのと、
他者から観えている事柄は違う場合がある、と私は考えている。

他者の釣り姿には、自分が見落としがちなヒントが見付かることが多く、
一人の時とは違う時間の過し方がまた、私は楽しくて仕方がない。
 
最近は多くの方とのご縁を頂いたお陰で、そんな勉強機会も増え、
皆々様には感謝するばかりだ。

釣果以外に収穫があると言うか、こんな時間は本当に大事にしたいと想う。

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釣りの方は、何箇所か本流を転戦し、そこそこに反応を拾う事が出来た。

どれも良く太って、盛期の魚体になっている。 勿論掛けるのが難しく、そして抵抗も強い。
この手強さが魅力でもある(案内人が釣るな、って?・笑)。
 

とある場所で。 ドミンゴさんの竿に、物凄い太さの良型が掛かった!

水中でヒラを返す姿、超幅広のアマゴだ。
ドミンゴさんの竿は弓なり、腰を落として耐えているが、魚が浮き上がる様子はない。

おぉ~! これは結構なヤツですよ?!

しかし数瞬の後、あえなくハリ外れ・・・。。。
 

二人して「うわぁ~!!」って叫んでしまった(笑)。

どんなヤツだったのか、見たかったなぁ~・・!!

 
何だかとても楽しい一日だった。
魚もまずまず釣れた。 それより何より、釣り馬鹿同士のヤリトリが面白かった。
釣りにまともに出る事自体が久しぶりだったので、尚更そう感じたかも?
  

私は後ろ髪引かれながらも早々にリタイヤしたのだが、
お2人は車中泊して、明日も釣られるそうだ。
 

本日は有難うございました。 そして明日も好釣をお祈りしております。
またご一緒しましょうね!


追記
ドミンゴさん・談

 もっと早くここに来れば良かった。 
 こんな楽しい川、そうは無いと想うよ。
 毎回釣りに来る度に新しい発見があって、勉強出来るんだ。 
 それが楽しくて仕方ないから、遠くても毎週来ちゃうんだよね。

  
嬉しいじゃないですか。
私も案内した甲斐がありましたよ♪

長良川へ集う会

私が渓流釣りを始めてから、随分各地の渓を歩いてきた。
小谷から大川まで、ざっと数えても、竿を出した渓流は3桁を超える。

各地の自然や文化、他諸々に触れる楽しみもあり、
また魚を釣るだけでなく、人との出会いや、色々な意味での勉強機会も多く、
渓流釣りとは、どこまでも深く追い掛けたい、不思議な魅力のある趣味だと想う。
 
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私がその「不思議な魅力」を強く感じる河川の一つが、『長良川水系』。

本・支流を含め、広大な釣り場であり、そして私的には「道場」みたいな河川。

中々釣りの腕前が向上しない私にも、長く続けるうちに、
周囲に同じ趣味を持つ仲間が増えてきた。
そんな仲間達と話をする際、私は長良川の話題は外せない。

  
今年の春先に何人かと「長良川へ行こう」、と話をしたのをキッカケにして、
ん? それならいっそ、皆に集まって貰っちゃおうか。 

そんな軽い気持ちと思い付きで声を掛けたところ、多方面から参加希望の意向を戴いた。

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そこで今回、長良川本流の川原をベースにして、週末を絡めて3日間。

釣りあり、宴会ありの集いを開催することと成った。

釣法はバラバラでも、同じ川に立ち、同じ魚を追いかけ、
そして釣れた、釣れなかったと笑い合いながら野宴に集う。

参加人数もさることながら、実に濃いと言うか、
私ではとても、滅多にご一緒出来ないメンバー構成。 これはまたと無い機会に発展した感があった。
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少し脱線して。

長良川郡上に出向く釣り人で、この地の漁師文化を知らない人はまず居ないはず。

川漁は各地にあるし、それも土地が違えば対象魚も漁法も多彩で、どれも興味は尽きないのだけど。

 
もともと釣りとは、誰でも手軽に楽しむ遊びでもあるし、「魚を獲る」手段でもある。

こと郡上においては、“魚釣り”とは娯楽以前に、
「漁法」の一つとしてその文化が発達した、全国でも珍しい地域と言えると思う。

ここでは「魚を獲る」のは、言葉そのままに「生活の糧を得る」のと同意で、
遊びの枠ではない、「プロの釣り人」を多く輩出してきた。

この文化を育んだのは、川であり山であり、人の生活を取り巻く様々な事柄や地域性。
  
今は専業の漁師はほぼ消えてしまったし、川そのものも確かに荒れてしまった。
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それでも今も尚、たかが趣味ででも魚を追い回す一“釣り馬鹿”の私としては、
達観した現地の先人の言葉には、強く影響を受けてきた。
 
残念ながら今は見られないが、研ぎ澄まされた漁師の釣技の影を想像の中で追い掛け、
それを産んだ彼の地に、ある種の「憧れ」みたいなものを感じている。

そして足繁く長良川に通い、自分の釣りを少しづつ作って、今に至る次第。

 
・・・と書いてみても、実は岐阜周辺の地域の人達にとって、
長良川とはそんなに特別意識が高いワケでもなかったりする。
 
それは周辺にも素晴らしい渓が目白押しで、
こと川釣りには「岐阜」とは非常に恵まれた地域でもあるから、じゃないかな。。
私自身も、鮎解禁が近くなる頃には、別所へ転戦してしまう事も多い。
 
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今回の参加メンバーの、特に遠来の皆様が、釣りを通してこの長良川をどう感じるのか。
または「感じて」貰える案内が出来れば良いなと、私なりにそう想いながら今回は過してみた。

釣りの構成要素として、対象が魚であるのは当然としても、
周囲の環境や、川を取り巻く様々なものに触れて欲しかったから。

ここに加えて、出来れば良い魚を釣り上げて、楽しんで貰いたいとも思う・・
がしかし、私如きではそんな大層なガイドは自信が無い(笑)。

とりあえず、皆で楽しく釣ろう! うん、コレが一番だね。

  

そして人が集う、その縁には、釣りとは別枠の楽しみもある。

人と人との繋がり、そこから派生するコミニュケーションは、釣りの枠を超えて幾らでも広がるもの。
実はこのワイワイガヤガヤの宴会を目的に集った人も多いかも?(笑)
 
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私自身も初めてお会いした方々も居て、また久しぶりに再会した人も。

めぐり合わせや出会いとは、本当に得難く大切で、
この日・この時を楽しく共有できる仲間の存在は、何にも代えられないほど嬉しいもの。
 

参加者の方も、お互い初顔の人も多かった。

そこは皆さん、始めのうちは探り探り?
しかし趣味を共有できる人同士、打ち解けるのは早いはず、
と勝手に私は考えるコトにしていた(笑)。
 
呑みつつ喰いつつ酒宴は進み、こんな機会に知り合った人達同士で、
釣り談義に花を咲かせるも良い、次の釣行プランを話すも良い。 
そこから得られるものはきっとある筈で、それが大人数が集う楽しさでもある。
 
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「釣り」をタイトルに集まったメンバーなので、日中は宴会の最中でも、皆勿論竿は出す。
(一部には、ずっと呑んでたり、さっさと寝てたりした人も?・笑)
 

各地から釣り人が集まっているので、私としては皆が何処をどう釣るのか、非常に興味があった。
ここで私の観た個々の詳細を書くのも・・なので、それはご容赦を。
 

正直、長良川水系の魚は手強い。
(他の河川が簡単、と言う意味ではないので、誤解されませんよう)
私程度のキャリアでは、とても攻略が叶う河川では無いと思っている。
私が通う意味の一部は、そんなところにもあるのだけど。

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なので、こんな勉強機会を逃しては勿体無い。
一人でも多くの人の釣り姿を見たいと考えていた。

皆がそれぞれの道具で、通い慣れた場所で培った釣法を持ち寄り、
思い思いに竿を振るわけだが。

釣りとしては苦戦模様の人、または良く釣れたと満足顔の人。 釣果は人それぞれだったようだ。
 

それでも、集まって歓談に花が咲く、その多くの人の笑顔を見られたのは確かなこと。
 
お互い話すだけでは解らない、現場で感じる情報量は、画像や文章の比ではないので、
各人の釣り方の違いを観て、また交流が深まれば一層この趣味が楽しくなると思う。

そんな交流機会が持て、そして事故もなく、無事皆さんが帰路に着かれ、
楽しかった3日間は閉幕となった。

 
3日間ずっと参加された方も、少しだけ宴会を覗きに来た方も。 ざっと数えて、30人ほどの大人数。

 
 
皆様、あらためまして有難うございました。

多くの方々のもてなしの気持ちが集まって、楽しい時間が過せましたこと、心より感謝しております。

そして今後とも、楽しいお付き合いを、宜しくお願い致します。

ダブル・ヘッダー

一度心に火が点くと、もう止まらないのが釣り馬鹿(笑)。

昼間に時間が空いてしまった本日。
夕方までに戻れば問題ない・・で、いそいそと長良川へ。

良い雨が来たので、大川が気に成って仕方が無い。

 
しかし。

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これはちと、水が太すぎる?

マジで気合いを入れないと、転んだら下の淵までは泳ぐハメになりますよ?(汗)

大体、こんな流れで川虫を捕ろうというのが、もう無謀かも。
でもそこは慣れた場所があるので、どうにか今日の分くらいはヒラタを採取。
 

瀬の走りがあまりに強いので、慎重に立ち込んで竿を振る。

するといきなり、目印に向かってアマゴがジャンプ!
 

ぬぉ!? 随分な高活性とも見えるアマゴが居る。 これならイケるか?

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おぉ、やはり出てくれた。 八幡の本流の、初アマゴ。 ツヤツヤのプリプリじゃないの。

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何とかその後も、ポツリポツリと魚の反応を拾う。

それにしても、水圧で足に来る。 一旦立ち居地を決めたら、殆ど動けない。

・・ので、ようやく掛けた8寸クラスを、アッサリとバラす(涙)。

こりゃダメだ。 もう少し足場の良い処を・・

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う~ん、勢いの良い場所のアマゴの方が、「らしい」感じもする。
 

動ける範囲で数匹のアマゴに相手をしてもらって、移動する事に。
とにかく核心部に仕掛けが届かないので、お手上げ、なのが正直なところ。

でもこんな感じなら、来週あたりには、かなり良い状況になるのでは?と期待。
 

もう少し下流部も釣りたかったのだが。

04_13_12_na3

ちょっとコレは・・ 
私は増水傾向の川はそんなにキライじゃないけど、
ここまで流れが太いと、とても近付けない。

今度は転んだら、太平洋まで流されそうだ。

 
本流はさすがに諦めよう。 ここで吉田川へと移動。

スケベ心丸出しなのだが、先回良いイワナが出たので、
2匹目のドジョウならぬ、尺上イワナ狙い。
しかも勿論のこと、アマゴ達も狙っちゃおうと言う算段だ。

 
最初の場所で、すぐにアマゴ、そして8寸程のイワナが出た。

良い感じ、かと思ったら、その後はイマイチ反応が鈍い。
水加減は申し分ないのだけど? 何だか・・高活性ってワケでもないね。
(散々攻められた後、かも) 
 

ある淵尻近くの反転流に仕掛けを乗せると、一発でアタリ!

む?! イワナだな、そんなに大きくないか・・

アレ、でも何か違うな。 アマゴじゃない泳ぎだが??

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何と・・! 所謂「川サバ」じゃないの。
(タモに入れた瞬間、「ギョッ!」って、初めて言葉にしました)

どう表現しようか、イワナのように潜りながら、それでいて軽くシャープな引き?

まぁ・・困ったヤツには違いないですな。。
 
 
この後。

目視した限りでは、狙い通りにまたも良型のイワナを掛けたのだけど。

底石にイトが擦れる感触の後、切れた仕掛けが手元に。。。

く・・悔しい・・!!! 

こう言うバラシは久しぶりだが。 それは自分の失敗。
次はこうはイカンよ。 
もっと大きくなったら、いやその前にでも、次こそはやっつけるぞぉぉ!!

 

活性が上がってきた長良川本流と、吉田川。

この両河川の釣りに、今年は熱くなりそうだ。

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