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2014年4月

2014年4月17日 (木)

友と釣る

京都から友人の“一竿”氏が来ることになった。

 

今まで何度も会い、釣り話に花を咲かせる間柄なのに、2人で丸一日釣りをするのは初めてのこと。
何故かそんな気がしないのだけども?

 

今回は私の通い慣れた場所を案内しながらなので、一応は私がホスト、となる。

 

近年ようやくにして、誰かと一緒の時は、その釣り姿をジックリと観察できるようになった。
以前は自分が釣る事に集中していて、他に回せる気持ちの余裕が無かったからね・・。

 

Dsc_naa

 

 

 

さて、その一竿氏であるが。

 

こう言っては何だけど、私は彼に対しては、あまり「遠慮」をしない。
変な意味でなく、性格が分かりやすいんだな。

 

釣りをしていて、掛け損なったり、バラしたりすると、頭に血が上る様子が良く分かる。
ここらは私と共通する部分でもある(笑)。

 

Dsc_nw

 

 

 

他者の釣りを観ると、ほぼ必ず、自分とは違う動作がある。

 

釣れても釣れなくても、「何故?」を考えるには、その違った動作はヒントになることが多い。
一人の時には気付かないことが、多くの情報量となって受け取れるのだと想う。

 

ついでに面白いのが、一人で釣っていて、例えばウグイやカワムツが釣れても、ポイと逃がしてそこでお終い。
それが一つのネタになり、河原で何度も爆笑することに。

 

今回は、まだ出始めたばかりの本流のアマゴに混じって、どうしてもコイ科の魚種が釣れてしまう状況。
別にこれは初期に限らずなのだけど、ウグイなんかがバンバン掛かる場所では、本命が遠いのは確か。

 

強い瀬を狙えば、コイ科魚種との遭遇はある程度避けられそうだけど・・
開幕初期の本流の釣りでは、そうも言っていられない。

 

Dsc_ns

 

それにしても、開幕早々にコンディションの良いアマゴが出る。

 

やや小粒な魚も混じるのだけど、ある程度のサイズになると、元気よく走り回って楽しませてくれる。

 

出てきた魚を観て、あれこれと意見を交わすのも、誰かと一緒の時の楽しみ。

 

釣れなければ、「何でだ?」と考察を交換し。
釣れれば、「仕掛けは、オモリは? 何処から出た?」と情報を共有する。

 

釣り馬鹿同士の会話には終わりが無く、本当に良いものだと、毎回想う。

 

Dsc_na_2

 

午後からは反応が鈍くなり、しかも強風下での厳しい釣りになった。

 

しかし我々釣り馬鹿2人は、「諦めない・挫けない・心折れない」の3拍子が揃っている(多分?)。

 

ポツポツとアタリを拾って、夕方まで頑張って納竿。

 

この様子なら、今後は更に活性化した本流アマゴと楽しめそうだ。
ようやく私の好きな季節となった感がある。


実に楽しい一日だった。
遊んでくれた魚達にも、そして友に「ありがとう」と想う。

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