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2018年4月

2018年4月24日 (火)

山菜狩りへ

何故か今年は、例年以上に山菜が気になる。

 

年齢が関係してるのだろうか? 春先に山菜採取は恒例だけど、今まではあくまで「釣りのついで」だった。それが今年、竿を放ったらかして山徘徊してる時間が長い。 

 

 

 

今回はキリ良く、午前中は釣り、午後からは山菜、と計画を決めて出発。 

 

 

 

ところが釣り場に向かう道中、どうしても眠気が消えず、仮眠を取ることに。

 

薄っすら明るくなる時間に目を覚まして、釣り場に向かったのだが・・ 

 

 

 

Akr3

 

 

 

 

 

当然、明るくなると、周囲が良く見える。

 

道路からほど近い山に、コシアブラの木があった。 

 

そこで車を停め、少しその山に入ると。

 

 

 

タラの芽、コシアブラ、ハリギリが一緒に生えていた。

 

少し離れてタカノツメも。 毎年山徘徊していて、これらが同じ場所にあるのは初めて。ウコギ科の木が好む条件でもあるのだろうか?

 

特にハリギリは、私の遊び場には数が少ないので、驚くやら嬉しいやら。

 

 

 

また、コシアブラは河原には殆ど見かけない。好物なんだけど、釣りのついでには中々採取出来ない山菜。それが沢山、あちらにもこちらにも出てる。これはこれは、良い場所を見付けた。来年以降、釣りの行き帰りに楽しみがグーンと増える。

 

 

 

・・・午後から山徘徊のはずが、こうなるともう、全然前へ進めない(笑)。

 

 

 

Akr2_2

 

 

 

 

 

一応、釣りもしてみたのだけど。

 

本流で釣っていたら、なんと、ダム放水のお知らせ・・折角来たのに、マジかいな。

 

まだ午前中で、ちょっとしか釣りしてないのに、って言ってみても仕方がないので、潔く竿を仕舞って、また別の山へ。

 

 

 

Akr1

 

 

 

 

 

そしたらこちらは。「コゴミは続くよ、何処までも」状態。

 

群生しやすい山菜だけど、それにしても見事に出ている。それもそこら中に。

 

これまた素晴らしい『畑』を見付けた。

 

 

 

今回のメインの狙いの一つはコゴミだったので、こちらも喜んで採取。

 

食べ切れない程採るのは好まないので、程々で止めておけば良いのに、こうも見事に群生していると、余計に手が出てしまう。

 

 

 

Akr4

 

 

 

 

 

残雪がまだまだ多い山肌、その隙間が山菜だらけ、と言う様相。

 

 

 

ウドはどうかと、探してみたけど、こちらは山奥ではまだ出始め。里のものは開きかけていた。もう少し季節が進めば、山での収穫適期になりそう。

 

 

 

このところ異常に暖かい日が多いので、奥山の芽吹きが早まるのかもしれない。

 

先週の飛騨神岡では、4月にして気温31度を記録したそうだ。真夏じゃあるまいし、自然の生き物たちも驚いてるのじゃないかな?

 

 

 

Akr5

 

 

 

 

 

それとこの山には、ミヤマイラクサも豊富に出てる。

 

これもそこら中にあるので、良さそうなものだけ選んで採取。

 

 

 

もうこれ以上、採る種を増やすと、後が大変なことに・・とか言いながらも、採り頃の山菜があると、ついつい手が出そうに。

 

今回はワサビとワラビを見置きしてきた。良い感じで出てたんだけど、アク抜きや仕込みが必要な山菜は、今回はパス。

 

 

 

Akr6

 

 

 

 

 

自宅に到着してから、早速調理に掛かる。

 

釣りのついでに山に入る程度でも、そこそこ収穫できる春の山菜。

 

この調子だと、朝からガッツリ山徘徊したら、物凄い質量になりそう。

 

 

 

私は例年、釣りに行った際に採取するのみで、山菜の為だけに山に行くことは無い。それが何故か今年は・・・それも良いかな、って考えちゃうのだ。

 

以前なら、本流がダメなら支流を釣っていたし、竿を完全に仕舞う事はしなかった。

 

 

 

多分、本流も支流も、渓魚がまだ完全に盛期入りしていないのも要因だと想う。

 

山で群生する山菜に出会うと、素直に嬉しいと感じるのだから、これはこれでアリだなって。

 

 

 

Akr7

 

 

 

 

 

小難しく考えないように、楽しく山渓で遊ぼう。

 

 

 

メインが渓流釣りなのは、これからも変わらない。

 

これだけ楽しい収穫が出来るのも、釣り場に向かうからだし。

 

来年以降も楽しめそうな場所が幾つも見つかり、釣りは大してしてないのに、何だか満足のいく一日だった。

2018年4月19日 (木)

本流アマゴ出始め

例年この時期になると、各地の本流域で、アマゴの釣果が聞かれるようになる。
私の遊び場も同じで、本格期とは行かないまでも、手強い相手と対峙する季節になったな、と毎年思う。

 

Sks6

 

 

 

 

 

今回はのっけからまずまずの型が。
26くらいかな? この出始めの時期のアマゴにしては、まずまず。
4月にこれなら、5月連休後くらいには、良型が出るかも?!って希望的観測。
 

 

しかし今はまだ春。朝夕の冷え込みがキツく、水温もまだ上がらない。
 

 

初期の本流は、魚の反応のある場所のムラが大きいように感じている。

 

 

 

魚が居ないのか、居ても喰わないのか、この判断って、本当に難しい。

 

出る場所ではポンポンと出るが、一見構えが良さそうなポイントでも、あれこれ手を変えても無音とか。

 

と言うか、「魚が居ない」なんてあるワケないので、何かの理由で出てこないのだろう。

 

 

 

またこの時期、ハリ掛かりしない、辛い反応も多い。

 

これは自分の釣り方の問題もありそうなので、毎回頭を悩ませるわけで。

 

この悩んでるのが実は、面白く楽しかったりする。

 

それで結果が出れば、尚楽しく嬉しい。

 

 

 

Sks5

 

 

 

 

 

今回はこの画像くらいのサイズがレギュラー。

 

 

 

昨年のデータを見ても、ほぼ同じ結果になってるので、季節感は例年通りに巡ってるのかもしれない。木々の芽吹きも桜の開花も早かったのに、不思議だ・・。

 

 

 

いや、昨年と同様と言う事は。
一年掛けて、自身の進歩が無いって事かな?それはイカンな。。。(^_^;) 

 

 

 

Sks1

 

 

 

 

 

この時期は、標高が違うと、かなり植物類の成長の差がある。

 

 

 

奥山にはまだまだ雪が乗っていて、そんな場所は緑が皆無。

 

なので里山・里川周辺を歩いて釣り、そして山菜を摘む。

 

 

 

これが出来るのも今時期の楽しみで、時に釣り以上に山菜に夢中になったりする。

 

 

 

Sks4

 

 

 

 

 

本流の魚達が大分春めいた魚体になってきたので、しばし私の行き先は本流域になりそうだ。

 

そして奥山の雪が消えて緑が萌える頃、標高の高い渓も行き先に加わる。

 

 

 

釣りも山菜も、いよいよ良い季節になってきた。

 

次回釣行が今から楽しみ♪

 

2018年4月10日 (火)

寒の戻り

Hng7

 

 

 

 

まだ暗い時間に車を走らせていると、雪が降り始めた。
多少舞う程度なら問題ないが、どんどん本降りになって、見る間に周囲が真っ白に。
とりあえず車を停めて、しばし様子を見るも、雪の降り止む気配はなく。
数時間のうちに、7~8センチほど道路に雪が乗ってしまった。

 

4月でこの降り方の雪は記憶が無い。
進むことも戻ることも出来ず、車で待機するしかなかった。

 

 

 

路面の雪が融けて、釣り場に到着したのが昼過ぎ・・。

 

何だか・・今年はまともな釣りが出来ない日との遭遇が、多過ぎるような・・。

 

 

 

Hng6

 

 

 

 

 

自然の条件は仕方ないが。
冷たい風雨、さらにユキシロ色の増水河川を見て、どうもテンションが上がらず。

 

 

 

この時期のもう一つのお楽しみの、山菜採取をゴソゴソと。

 

 

 

Hng5

 

 

 

 

 

ワサビが白い花を咲かせて、見るからに美味しそう。

 

こんな寒い日にも、やはり春なんだなと、あらためて想う。

 

 

 

Hng4

 

 

 

 

 

ヤマメたちは寒さの影響か、イマイチ出てこない。

 

そんな中でも、ニジマスはやはり、全天候型に元気。

 

 

 

飛騨方面の河川って、イワナやヤマメより先にニジマスが出てくる、そんなイメージがある。

 

実際のところ、水中での棲息の比率って、どんなものなんだろう?

 

 

 

・・・・

 

 

 

ある淵の、やや浅くなった砂地で、ドン!と来た。

 

 

 

何が出るのか分からない河川なので、大型が掛かると、とりあえず「これは何だ?」と。

 

 

 

Hng3

 

 

 

 

 

ニゴイでしたか・・・(苦笑)

 

 

 

ここ数年釣ってなかったので、頭の中から選択肢が消えていた魚。

 

そう言えば、居たよな、って。

 

 

 

ちょっとだけ、大イワナかと期待したのに・・。

 

 

 

Hng1

 

 

 

 

 

前に見付けたタラの木畑に立ち寄ったら、ちょうど芽吹いていてくれた。
誰も採らないのだろうか?
川のすぐ近くだし、釣り人が入退渓の際に摘める場所なんだけど。

 

河原に足跡は沢山あるポイントなので、結構不思議。

 

 

 

Hng2

 

 

 

 

 

今年は3月が暖かかった分、寒の戻りが体に堪える気がする。

 

これだけ寒暖差があれば、水中の魚の機嫌も変わるのじゃないかな。

 

あともう少し、暖かさが安定してくれたら、渓魚の盛期がくる・・はず。

 

そろそろ一日中気持ちよく竿が振れる日に出会いたいものだ。

 

2018年4月 5日 (木)

子連れ釣行と山菜

Hhh4

 

 

 

 

今年は春が暖かく、桜の開花も木々の芽吹きも例年より早め。

 

もう何年も前から、長男の春休みは一緒に釣りに行き、そして山菜採取をするのが恒例行事みたいなものになった。

 

 

 

Hhh9

 

 

 

 

 

今回は中二になる長男に、8メートルの本流竿を振らせてみた。

 

身長が160センチ弱まで伸びて、体格的にそろそろイケるかと?

 

 

 

最初は長さに戸惑っていたようだけど、すぐに慣れてきたみたい。

 

 

 

・・・・

 

 

 

我が子ながら・・・上手くなったな・・。

 

細かな動作はまだまだでも、自分なりに狙い場所を決めて釣っている。

 

小学生の頃は、本流竿の重さと長さを扱えなかった息子が、平気で8メートルを振るようになった。子供の成長って、ホントに早い。

 

 

 

Hhh8  Hhh6

 

 

 

 

 

今年はやはり、山菜の芽吹きも早めなようだ。

 

 

 

子供の様子を見ながら、河原や山をウロウロ歩けば、種類豊富に収穫が出来る。

 

 

 

Hhh3  Hhh7

 

 

 

 

 

息子を見ていると、魚の反応が出ても掛け損ねたり、バラシたり。

 

 

 

竿に不慣れなことを考えても、どうもお魚さんの機嫌がイマイチの様子。

 

 

 

時折私に交代してみるのだけど、お父ちゃんも苦戦・・。

 

 

 

Hhh11

 

 

 

 

 

30~40センチ前後のニジマスが何尾か出た。

 

 

 

掛けるまでは私が、そしてヤリトリは長男に交代して、魚の引きと竿捌きを練習させる。

 

小さな魚ならともかく、ある程度のサイズの魚は、数を釣らないと取り込みが上手くならないのでね。

 

本音ではアマゴやイワナで練習させたいけど・・。

 

 

 

中学生で今のレベル感なら、このまま釣りを続けてくれたら、私などはアッサリと負かされそうだ。中学生当時の私は、近所で小魚釣ったりしてる程度だったし。

 

 

 

Hhh5

 

 

 

 

 

山菜やキノコも、釣りと一緒に長男は覚えてくれている。

 

近年になってようやく、クセの弱い山菜は食べるようになった。

 

成長とともに食べ物の好みが変わり、今後も一緒に楽しめたらと想う。

 

 

 

釣りはやや厳しめな日だったけど、本流竿の感触を長男が分かってくれたのは大きい。これで今後は本支流、何処へでも遊びに行ける。

 

山菜は予想より沢山採れて、これもまた今後が一層楽しみだ。

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