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2018年12月

2018年12月29日 (土)

魚の採点

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10年ほど前の頃の仲間内で、釣り上げた魚に「点数を付ける」のが流行った。

「何のこっちゃ?」
と言われそうな、マニアックな話なんだけども、これが当時は面白くて(そして今でも、私の中では生きている価値観です)。

 

対象魚はアマゴ。
顔付き、肌艶、鰭の張り、太さ、長さ、色合い等と。
その個体の持つ迫力とか、野性味とか、美しさとか、そうした総合点を加味され。
最後に「出会いの感動」を足して、点数が決まる。

ちなみに最高点が90点に設定されて、100点満点!は無し。
100点の魚が出てしまうと、その後、それ以上に凄いアマゴが出た時に困るから(笑)。

当時は配点が決まっていて、確か、一項目につき10点だった。

 
今では点数を付けないにしても、個体観察は続けてきて。

現在の基準は、個体に60点、技術点と感動点に30点、くらいが私の配点。

技術点とは、厳しい状況になるほどに加点が増える。または、今までにないアイディアとか、新しい気付きが得られた時なども。
これはかつての仲間たちとの採点には無かった、私の新基準。

尺を超すサイズなのに、ヒョロッと痩せているとか。
サイズは9寸ほどでも、体高があり、筋肉質で厳ついとか。

この2尾が並んだ場合、後者が高得点だったりする。
この感覚がお分かりになる方、多いのじゃないだろうか。
 

「アマゴ」と一口に言っても、並べてみたらまるで別物、なんてことは、普通にある。

同一河川であっても全然違う個体が居るのに、時期が違い、更にフィールドまでもが違えば、違う魚かと感じるほどに姿形が違うのが、渓流魚(アマゴ)の面白さであり、魅力でもある。

 

一般的にサイズと釣果尾数は、誰が見ても等しく数値化され、それ自体は成果として、とても分かり易い。当然私も、それを否定するつもりなど全くない。

しかし渓流の釣りでは、「サイズでは言えない価値のある魚」が確かに居る。

 
大きな魚が印象に残り易いのは確かな事。

では、今年釣り上げた中で、自分にとっての一番はどの個体だったか?
または、過去に遡ってみて、思い出深いアマゴはどの個体だったか?

 
すると、サイズが大きい方に軍配が上がる、とは限らない。

また、印象に残った釣行を思い出してみると、大型が釣れた日ばかりでもなく、数多くの魚に出会えた日ばかりでもない。あくまでも私の場合は。

 
ではそれは何だ?
と自分で問うた時に、私的な「高得点」が得られた日、となるワケで。

当時の皆さんは、今はどうしておられるだろうか・・殆どのメンバーとは、もう疎遠になって久しい。

皆さん、
私は相変わらず、良い点数の魚(と渓流釣り)を追ってます。
いつかのまた皆で、魚の品評会をやりましょう。

2018年12月12日 (水)

冬のアウトドア

渓流釣りのオフシーズン中は、大体山歩きをして、キノコを探す休日を過ごしている。

ところが昨年あたりから感じていたことなのだが、主に枯れ木から発生するキノコ達の発生量が少なくなってきた。
 
特に今年は、11月に降雨が少なかったこともあり、山肌がカサカサに乾燥して、キノコ探しには何とも厳しい様相だった。
 
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晩秋のキノコの不作には、少し心当たりがある。
 
ネガティブな予想は、当たって欲しくはないのだが、私的には8割がたの確信で。
この先数年は、タイミング次第とは想うけど、全般に厳しくなるかと見ている。
 
キノコが全く生えないなんてことはないから、何がしかは出会えるだろう。しかし数年前のように、毎回のようにキロ単位で収穫、なんて成果は難しそうだ。
 
とりあえず、あと1~2年は様子を見ようとは思ってるのだけども。
 
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友人たちと話をしていて、オフの過ごし方となると、海の釣りに行くとよく聞く。
 
私もキノコ採りをメインにする前は、海ばかり通ったこともある。もう10年以上も前だろうか。
 
海の釣りよりキノコの方が面白かったので、今は海には行かなくなってたのだが。キノコがイマイチ続きとなった今では、海もアリかも・・なんて考え始めてるのは確か。
 
何にしても、充実感が得られるような、アウトドア・ネタが欲しい。
しばし考えてみよう。こうした時間も、たまには良いかも知れない。

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