近所の釣りもの
うちの長男が「ウシガエルを釣りに行く」と言いました。
何?カエル?どうやって釣るの??
聞けば、何種かのルアーをローテーションして狙うのだそう。
面白そうだな。釣って見せてくれよ。っと言う事で、一緒に近所の小川へ。
何でも、まずはその姿を探すところからが始まりで。
人の気配に気付くと、水中に飛び込んで沈んでしまい、長ければ2時間以上も出てこない。
どんなに早くても10分以上は水の中。
で、その間、他の魚が釣れたらラッキーと言う事で、ルアー投げて時間を潰し。
再び浮上してくるのを見計らい、ルアーを目の前で躍らせると、パクリ!となるんだって。
何か・・・随分と不確定要素が多い釣りのような。
そんなマニアックな釣り、どうやって覚えたんだよ?何かで調べた?
そしたら「自分で川に通って研究したんだ」ですと。
よくもそんな釣りを自分一人で構築したもんだ。
私も釣りは色々やってきましたが、カエルを釣ろうと考えた事はないですからね。
結果から言うと、今回はカエルは釣れませんでした。
2度アタックはあったそうなんですが、残念ながらルアーが弾かれてそれっきり、だそう。
うむ・・残念だな。見たかったけど。
ルアーロッドを扱わせたら、息子はもう完全に私より上です。
元は私のものだったんですがね。
私はルアーから離れて久しいですが、息子がやってると、ちょっと借りたくなるんですね。
で、やってみるけど私の負けは見えています(笑)。
キャスト一つとっても、私ではあんな動作は出来ません。
こっち(ルアー)から父ちゃんを脅かしに来たか。
師匠なしの独学で、よくぞ取り扱えるように成長したものです。勿論、本職のルアーマンが見たら、まだまだ全然だとは想いますけどね。
でも我が地元ではルアーの対象魚が豊富とは言えません。
そんな中、ウシガエルも息子にとっては、大事な釣り対象なのでしょう。
ところで、ウシガエルには「食用ガエル」との呼び名もあります。
私も久しく食べてないですが、美味しいです。
説明なしで食べたら、「鳥っぽい何か」と多くの方が評価されるのではないかと。
ウシガエルが釣れたら、久しぶりに食べてみたい気がします。
スッポンも居ますから、捕って来て欲しいのですがね。あ、あとモクズガニも少ないですが居るんですよ。
でも息子には「欲しいなら自分で獲りに行きなよ」と言われてオシマイ。
何しろ息子、魚の入れ物持たずに釣りに行きますから、持ち帰る気が無いんです。
私が普段の釣り場で魚籠を持たないのと同じですね。
こうした精神を上手く受け継いでくれた事には、嬉しさを感じます。
でも別に、まるで殺生しちゃいけないとも想いませんし、自然の食材を利用することもまたアウトドアの経験であり、楽しさです。
桑の実がそろそろ採れるかと、見に行きました。
と言うか、近所の小川は河原に桑の木が沢山ありますのでね。
こちらも残念、まだ早かったようで、採取は見送り。
今年は学校がずっと休みだったので、毎週親子で遊びました。
来週から学校再開となり、夏休みも冬休みも短縮されるそうです。
これからは一緒に出掛ける機会は減ります。
そろそろ渓流にも行けそうで、また休みが合う時、息子とは遊びに出たいものです。
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