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2021年10月30日 (土)

ブラウン駆除 秋田県

秋田県 横手川 から。

 

外来魚「ブラウントラウト」大量繁殖

 

大きいもので1メートルに達するというサケ科の外来種「ブラウントラウト」。繁殖力が高く、在来種を駆逐するケースが日本国内でも後を絶ちません。水産庁が指定する「適切な管理が必要な外来種」のひとつで、生息域の拡大を防ぐよう呼びかけられています。

 

記者(秋田・横手市)
「横手市を流れる横手川の支流です。駆除には川に電気を流して気絶させる方法が用いられています」

 

秋田県横手市で、ブラウントラウトの駆除作業が行われました。

 

ブラウントラウトが大量に繁殖しているのは、秋田県の横手川やその支流です。

 

横手川支流では2017年から毎年、県と地元の漁協が調査を兼ねた駆除作業を実施しています。横手川支流の武道川では捕れる魚の9割以上をブラウントラウトが占めるといいます。

 

横手川漁業協同組合 柴田耕副組合長
「イワナ、ヤマメ、ウグイなどが減って、私らが子どものころにいた川と様子が変わってしまって、もうそういう在来種はほとんどいない状態です」

 

自らの産卵場所を確保するためにイワナなどの卵を掘り返すなどして在来種を脅かしているブラウントラウト。

 

秋田県水産振興センター 佐藤正人さん
「生態系のバランスが崩れて他の生物が増えたり、また減ったりすることがあるかと思います。多様性
がなくなるといった影響もあるかなと」

 

県は、これからも定期的な駆除を実施するとともに、川に持ち込まないよう呼びかけています。

 

 

 

賛否ありそうなニュースですが、私は概ね賛成です。

 

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過去にもブラウンについては一つ記事を書きました。⇒「ブラウントラウトという魚」

 

 

私の住む岐阜県で、ブラウンの繁殖河川は幾つかあります。

今のところ、他魚種を駆逐してしまうほどにブラウンが増えた話は見ないし、聞きません。

 

お隣の長野県、犀川~梓川水系では、場所によっては国産魚種が激減し、外来魚種に入れ替わっているのだとか。

これは一つの可能性として、鮎漁に力が入ってるか否かで、漁協含めた関係団体の対応が違う気がします。

 

 

 

漁協の運営って、私の知る限りでは、周年黒字のところは少ないんですね。無いかもしれない。

収益になることと、客を呼べることは、運営上大事な訳ですよ。そこへ行くと、鮎漁と雑漁では、ウェイトが違います。漁業補償も含めたお金の話は、私はそんなに詳しくないし、ここでは省略しますけどね。

魚食性の強いと言われる外来魚種の存在は、河川管理側は無視できないでしょう。

 

 

外来魚への対応として、釣り人側からの漁協への苦言は多く聞きます。

意見は人それぞれでしょうが、私は在来ファンですから、漁協にはアマゴやイワナが沢山息衝く環境の維持と管理を望んでいます。収益率よりも、在来魚種の持続の可能性を優先して欲しいんですよね。

 

 

私自身考え方として、外来種反対・駆除派でした。今も賛成派に転じたつもりはありません。

そこに生きる魚に罪はない。日本への移入の歴史は1世紀にもなるのに、駆除対象のブラウンは気の毒だな、とは想っています。

 

実際問題、小河川の限定水域はともかく、自然河川の外来魚種の完全駆除は、限りなく不可能です。

駆除すると言っても、個人では竿で釣り上げる位しか出来ることがありません。

記事中のように電気ショッカーは一般人は使えませんし、網を打つのも無許可ではないです。法的に縛りがありますからね。

 

釣れたら持ち帰って食べるとか。外来種駆除を推進する団体に協力するとか、行政や漁協に意見を届けるとか、そのくらいでしょうか? これらはどれも、僅かでも私が今までにしてきたことです。

 

 

ブラウンには限定的容認派、と言う立場を今は取っていまして、在来種を駆逐して増殖しそうな気配があるなら、対応は再考します。釣りで数を減らす事くらいなら、私でも協力できそうです。

また、今以上の拡散には断固反対です。

 

 

在来鱒類と比して、大きく強く育つブラウン。

釣りの事だけを考えるなら、大型は手強く、好敵です。

元居た欧州であれば何の問題もない筈の、哀しい魚だなと想っています。

 

 

 

 

 

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コメント

釣れる魚の9割がブラウン・・・
そんなことありません。というか、あり得ません。
魚植生の強さを強調した報道がなされ、在来の魚が居なくなってしまったという話になってますが、それでは餌が無くなってブラウンも少なくなります。
横手川水系でブラウンの食害が問題視されてますが、いったいどれくらいの影響が実際にあるのか、信頼できそうなデータを見たことがありませんし。
在来の魚が減ったのは、河川環境の悪化が主な原因でしょう。昔と同じ魚影の多さを維持している川なんてありますか?
環境悪化によって魚が減った、そのニッチにブラウンが入り込んでしまったので、都合よく悪者に仕立て上げられてしまったのです。

通りすがりさん、コメントありがとうございます。
当地をご存じの方なのですね。
引用部分は新聞記事からでしたが、私は実際の横手川を知りませんので、そこはご容赦ください。

仰るように、魚食の外来魚は、環境問題等を置いたまま悪者にされがちですね。私自身も、感覚だけで物を見ないよう、気を付けたいと思います。
記事中でも書きましたように、私の知る岐阜県内の河川では、猛烈にブラウンが繁殖してる様子は知りません。
私は正確なデータは取れないですが、釣っている感覚として、あまりにブラウンの数が増えるような兆候があれば、対応した方が良いのではないか、とは思っています。

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