2022’2月最終日・尺イワナ第1号
天気予報では、朝は冷え込み、日中は気温が上がるとのこと。これはユキシロが出そうだな?
現地に到着すると、河原の雪が減ってる。暖かい時間帯に融けてるのですね。
まずは気温上昇前に、心当たりを釣ってみようと、入渓。
しかし、予想以上に反応が少ない。
ここは出るでしょ!なポイントが幾つも無反応・・。これは厳しいぞ。
早めに見切りをつけ、移動。が、次の場所も渋い。
困ったな〜、とドライブしていたら、川の水色が微妙に白灰色になってる。
やはりユキシロが入ったようだ。
今年は雨が降らないので、渇水です。
ユキシロが出れば、僅かでも水に変化が起こるだろう。(気温上昇と言っても、山では5℃前後でした。なので水の動きは小さい)
ほぼ止水の淵で、出ました。
良い顔付きのイワナ、今年初の尺上です。
2月の厳冬期に、かなり嬉しい出会い。
気温の上昇、そしてユキシロのタイミングを見て、再度場所変更したポイント。
釣れたことも勿論、読みがハマったことが嬉しい。
それに初期は止水域を攻略することは大事。
魚の越冬場所として、緩流の深みがあります。
渇水の渓では、流れが消えて止水になるポイントが多いです。
正直私は止水の釣りは苦手ですが、今年の状況では飛ばすわけに行きません。むしろ練習する好機でもありますね。
サビ色を残すアマゴたちも。
緩〜〜い流れの底で、殆ど動かずに捕食しています。このアマゴも、ほぼ止水に居ました。
それでも、気温上昇&ユキシロが始まったことで、多少は活発になったかもしれません。
場所変えはしましたが、魚の反応は朝よりずっと良い。
流れの緩みをメインに釣るので、時間が掛かりますけど。
読みからの場所選び、そこでの釣り方が当たりでしたね。
まだ細身なのは、時期ゆえもあるでしょうし、水が動かないので、エサが充分に摂れないのじゃないかな?
今後、更に気温が上がり、暖かい雨が降って川底を洗えば、渓流はぐっと良い状態になりそうです。
今は条件が厳しい。ここ数年では一番かと。各地で記録的降雪量だそうですしね。
2月の最終に、楽しい釣りが出来ました。
前半は苦戦しましたが、苦労するほどに1尾との出会いの喜びが大きい。
冬のこんな条件では中々出会えない、ドキドキしながら取り込んだ尺イワナ。実は緊張して、ちょっとだけ膝が震えたんです(笑)
また忘れられないシーンが記憶に加わりました。
この翌日は少し雨が降りました。ようやく、です。
でも来週からはまた寒気が来るそうで。
勘弁してくれよ・・。
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