渓流釣りと山菜採りと家族
体が2つ以上欲しいと、よく思います。
まずこの時期は行きたい河川が多い。
本流が楽しいし、支流上流域の雪が少なくなって、そちらの魚も見たいし、山菜採りも行かねば。
やりたいことは多い、しかし時間が・・。
世間では週休三日制が話題のこの頃、私はいまだに週休二日すら実現しない状況で、世の流れから取り残されそう(笑)。
まずは朝は本流の釣り。
GW明け、釣り人にイジメられ、魚達がナーバスなのは、多分何処も同じでしょうね。バラシや掛け損ないが多発でした。
やや釣り難いポイントを狙って、コンディション良い魚達が。
まずまず良い感触で釣れてくれます。
でも1箇所に腰を据えると、時間がなくなるので移動。
開けた本流では、春の山菜はそろそろ厳しく、場所を変えないといけません。
ウド
私の行動範囲では、春山菜は終盤。
夏でも採集可能の種はともかく、良いタイミングはとても短い。
なので今時期は私は、山渓遊びでは山菜の優先度が高めです。ここを外すと、採れなくなりますので。
コゴミ 最終時期になると、太くて大きいのが採れます。
山菜は自分が採りたいのもあるけど、高齢の両親への届け物でもありまして。
父親が足を悪くしてから、山を以前のように歩けなくなりましたから。
自分自身が楽しみつつ、お土産持って何度か実家に帰るのが、春の山菜+秋のキノコのシーズンの近年の定番です。
しかし、1日で本流・支流・山菜の三本立てはナカナカにハード。
そう言えば、以前はここに「子守り」のミッションが加わった時もありました。
当時の幼子はもう高校生。あっという間でした。
大分放って置けるようになり、でも今度は両親が高齢で不自由になり。難しいですね。
そのうち孫の守りをするとなったら、どんな感じなのかな。
モミジガサ
実家に行き、山の話に花が咲くのもいつも通り。
山渓の遊びから、親から私へ、私から息子へ、こうした繋がりも良いなと思います。
父は渓釣りはしなかったし、息子は山菜もキノコもイマイチ興味なしですけどね。楽しみ方に共有できる部分があることで、コミニュケーションが弾みます。
最近は息子も山菜を食べるようになってきましたし。以前は苦みやエグみがダメだったみたいですけど、味覚は年齢と共に変わりますからね。
私は山菜採りも好きですが、中心は渓流釣りです。
今回、山を歩きつつ、これまた今時期を外すと藪だらけになる沢を釣ったり、そろそろ始まる渓魚の移動を確認に行ったり。
「今」出来ること、その中でより楽しいものは何か? 今後に活かせるものはどれか? ってところですね。
コシアブラ
家族、仲間、仕事など、日々考えることは多々あり、休日には時期毎にやりたいことが沢山。
「時間・お金・体力の3つが、満点に揃うタイミングは人生にはほぼ無い」とは、以前聞いた言葉。
確かにそうですね。
年々体力は厳しくなって、いずれは両親のような高齢者に私もなるわけで。
かと思えば、子供らはどんどん強く逞しくなる。代替わりですね。
私も山渓の経験は重なって、楽しみ事は増し、深まってはきましたが、まだ知らない&出来ない事だらけ。
ある場所で、緑のパーマークのアマゴが。
久しぶりに見ました。
保護色なら、同河川で似たような色になりそうなんですが、今回はこれ一尾のみ。緑のパーはあまり出会いませんね。
また別所では、シラメタイプが。
初夏の頃、河川内に居るこのタイプは不思議なんですよ。
前秋に下降の性質があるシラメが、何故に春~初夏に河川に居るのだろうか。
もっと小さい個体なら、そもそも下降してないかもだし、小さくても戻って来ちゃったとか?
夏になると、20㎝台中盤前後のシラメは、成長するからなのか、下降するからなのか、滅多に見かけなくなるんですね。
長く続けてる渓流釣りも、相手となる魚の事が、もっと知りたい。
今のうちに見ておきたかった場所の確認が出来たし。
山菜が採れて両親が喜んでくれたし。
それと今回の釣りで、ちょっとした発見もあって。その確認は次回以降にですが、手応えアリ、な予感。
もうしばし、山の釣りと山菜採りを楽しもうと想います。
« アマゴ釣り・魚のサイズと個体差 | トップページ | ギョウジャニンニク・幻級の山菜 »
「山菜・キノコ・その他アウトドア」カテゴリの記事
- 2023年 お正月休みのキノコ・2(2023.01.06)
- 2023年 お正月休みのキノコ・1(2023.01.04)
- 2022’山遊び最終・雪中キノコ採り(2022.12.27)
- 大雪に思うこと(2022.12.24)
- 強い寒波襲来・ヒラタケほか(2022.12.20)
「渓流釣行」カテゴリの記事
- 2022’ 渓流最終釣行・後編(2022.09.28)
- 2022’ 渓流最終釣行・前編(2022.09.28)
- 息子の竿納め・秋色狙い(2022.09.21)
- 厳しい秋の釣り(2022.09.13)
- 秋・季節進行と魚の動きを読む(2022.09.07)
コメント