« 息子の行動と釣り | トップページ | 降雨&濁りの条件で »

2022年6月29日 (水)

梅雨明けと夏の渓釣り

全国各地に梅雨明け宣言が出ました。

東海地区は僅か13日間と、過去最短の梅雨だったとのこと。

 

 

ってことは、6月にして夏入り??

地域によっては、すでに気温40℃を記録したと言うし。

 

 

梅雨の増水で、渓魚達の移動が大きく起きる、はずが。

水源地にまともな降雨の無いままで、何処も渇水模様の本年の渓。今後、どうなるのだろう。

 

自然の為すことは仕方がないので、状況に少しでも釣りを合わせるしかありません。

 

0tya9

植物類は分かり易くて。

ワラビは例年のこの時期より硬く感じます。雨が降ると新たに生えて、気温が上がるとすぐに硬くなりますから。

これを見ると、私の居住地だけでなく、山間もやはり暑いんですね。

私は毎年、夏もワラビ採りはしてますが、この様子だと、終わりが早いかもです。

 

0tyaa1

シオデもまだ採れます。

これも開きかけが多いので、そろそろ終わりかな。

 

 

0tyaa2

魚達の姿はすっかり夏めいてきてます。

朱点が殆ど無いアマゴ。画像では分かり難いですがパーマークがあり、鱗の感じからして、遡上魚ですがサツキタイプではないです。

 

良い太さだこと。バリバリ食べてますね。

でも高活性なのにアタリは微妙でした。ある意味、神経戦です。

 

 

 

初夏〜梅雨は例年、渓では割と魚の反応が拾い易い、のですけど。こうも渇水続きだと、テッパンポイントが鳴かず飛ばず、なんてことが起きたりして。

 

あるポイントでは、アタリが2回あって(バラシ×1、掛け損ない×1)、取れずにその後は沈黙。

そこでちょっと仕掛けを組み換えたら、何と4連釣で外れなしで、自分でもビックリ。勿論、もっと上手くやれれば、数型共に更に釣れるのかもです。

 

この時は上手く行きましたけど、今後の夏時期は更にシビアになることが多くなり。

アタリすら無い時に、それをどう考えるか。

 

0tya5

今回の釣行では、淵はやや魚が底を切って浮き気味、瀬ではベタ底からアタる感じがしました。それに気付くまでに、時間掛かりましたが(苦笑)。

 

↑この魚は、深場をしばらく攻めて、アタリのないままだったんですが、仕掛けを浮かせたら一発でした。最初は淵底を狙ってましたのでね。

その後も同ポイントから2尾追加しましたから、一つの正解だったんでしょう。

渇水ゆえに深みを狙いたくなるんですが、魚は必ずしも沈んでいない、そんなケースでしたね。ただしこれが毎回同じではないものだから、パターン化はし難いところ。淵底狙いで当たる時もありますし。

こうしたことは可能性として、魚の捕食物(エサ)の種類と流れ方、それを追う魚の位置が関係してるのだろうと。

 

 

 

夏に限らず渓魚は、捕食の為に個体が意識してる視界(視線)があると私は考えています。

ルアーが良い日、フライが良い時間帯、ある種の川虫が当たる時期、釣りをしてると色々あって。更に時々に当たりの釣り方があったりも。

 

夏の渇水期に釣りがシビアになりがちなのは、魚の態勢に対して、釣り方が合わせ難いから、もあるように思います。

 

状況から打つ手に気が付き、手応えがあると、厳しい時でも釣りの組み立てがとても楽しくなる。

・・手応えナシで、まるで魚の気配すら感じないことも多いですけど(汗)。

 

 

日ごとにも、時間帯でも傾向が違いますね。

高水温下では、冷水性の渓魚の活性が下がるとも云われています。

そんな個体も居るでしょうし、丸々と太い、筋肉質な魚も居るのが夏の渓。全部の魚は無理でも、よく食べてる個体はやり方次第で出会える(ハズ)。

それに今は夏入りと言えど6月。まだ真夏ほど水温は上がっていません。とりあえず今年は、梅雨増水のボーナスステージは無しでしたね、残念ですが。

 

0tyaa3

0tya2

魚にもタイプがあり、これもまた居場所を分ける一因かと。

 

↑は居着き魚ですが、私的な判断ではやや移動魚に近い。大淵などで育ち、降雨増水や産卵時期になると、上流へ移動する(多分)。完全な居付き魚は、もっと色が濃いです。

↓はシラメとは違う遡上魚で、色が薄く、角度を変えるとギンギンです。このタイプはおそらく、この時期はあまり一か所に留まりません。それも真夏以降は話が違ってくるみたいです。

 

0tya6

遡上と言えば、この時期はコイ科もそうなんですよね。

今年初、尺上ウグイ(笑)。掛かった一瞬だけ、騙され?ます。

 

ちなみにこの個体は、アマゴ→イワナと出た場所で、3尾目でした。

で、その後はウグイばっかり(笑)。

 

0tyaa4

遡上型イワナも。

渇水なので、活発とは言えないにしても、魚はやはり動いています。

 

 

私はイワナも好きで狙ってまして、これまた居場所が掴み難い魚なんですよね。移動性の高いイワナの良型は、尚更難しく感じます。

良型が意外な場所から出たりしますから、油断が出来ません。

 

0tya7

ヌメリスギタケモドキ

 

0tya1

マスタケ

 

季節の巡りに非常に敏感なものたち、その一つがキノコ。

梅雨は去りましたが、気温と湿度等の条件が合えば、時期ごとの種が発生します。

 

すると今まで何処に居たのか、キノコを食べる昆虫が現れ。

それが流されれば、魚がその昆虫を捕食する。

いや、虫に食われる前に、私が採って喰いたいのですけども(笑)。

 

 

浮きやすい虫、沈みやすい虫が居て。

魚の方も、ある程度水深を決めた方が、上から下まで見てないで捕食が出来るのじゃないでしょうかね。特に浅い瀬はともかく、水深のある淵では。

 

0tya3

降雨の無い6月は想定外でしたが。

魚達は案外逞しくて、結構動いたりしています。

 

正直、例年に比して今年は、魚が多いとは感じません。

空梅雨とか、猛暑とか、そうした現時点での話だけでなく、昨年、その前年も起きた、この数年続く豪雨災害の跡が各地で回復してませんからね。

 

それでも元気な魚は居るはず。

夏の厳しさが早くから来そうなのは、ちょっと勘弁願いたいのですが、それならそれで、工夫するところを探そうかなと。

 

私は渓釣りでは、釣果も勿論大事なんですけど、観察と考察が面白くて。

魚の着き場、捕食態勢、そのタイプ等々、興味が尽きません。

そしてそこに釣りの技術が乗って結果が出ると、たまらなく嬉しいと想っています。

 

 

 

 

 

« 息子の行動と釣り | トップページ | 降雨&濁りの条件で »

「山菜・キノコ・その他アウトドア」カテゴリの記事

「渓流釣行」カテゴリの記事

コメント

相変わらず厳しい中でも結果を
出されてます!ナイスな魚、流石です♪

しかし、この暑さ、そして雨の少なさ、
これは何とかなって欲しいですよね、
鉄板ポイントで出ない→同感です

婚姻色ウグイも暑いのに頑張ってます(笑)

ATさん、こんにちは。
お褒め頂き嬉しいですが、もう早くもギリギリで釣ってる感が漂ってきてます^^;
とにかく、暑さと少雨はもう、雨乞いダンスでもしようかと??

このまま盛夏入りだと、さすがにヤバいですよね。
釣りの事だけでは済まなくなりそうな勢いです。

そんな中、コイ科は元気なんですよね。ちょっと笑えた一コマでしたよ(笑)。

今年はまさかの空梅雨でしたね(_ _)
ポイントが絞れると前向きに考えるしかないですね。
条件のいい日は考えなくても釣れるので厳しい日の釣行こそ引き出しが増えるのかなって感じています。
相変わらず良い魚を釣られてますね(^^)!

けんじさん、こんばんは。

仰られる通りで、厳しい状況の時の組み立てからは、学べることが多いですよね。
けんじさんはシッカリ結果を出されますから、凄いです(^^)

私は鈍くて、「あのポイントで○○すれば良かったかも?」って後からよく思い付きます(笑)。
失敗は成功の母、のハズなんですが、失敗の比率が高めなのはどうしたものかと・・
次の記事で失敗ネタが出ますので、笑ってください^^;

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 息子の行動と釣り | トップページ | 降雨&濁りの条件で »

無料ブログはココログ
2026年8月
日 月 火 水 木 金 土
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

最近のトラックバック