渓魚の土用隠れ?と夏の山遊び
毎年、夏〜秋に掛けて、魚が何処かに行ってしまったのか?と思う場面に出会います。
今回訪れたある河川。
絶好ポイントでも何も起きず。いや、時折小さな魚が出てくれるのだが。
釣りが厳しい時の自分って、↑こんな顔つきになってんじゃないかな(笑)。
勝手な想像では、魚が移動(遡上)モードに入ってるなと。魚全てがそうじゃないハズ、なんだけど。
猛暑に加えて、お盆(夏休み)シーズンで、釣り人が多いことも関係アリでしょうね。というか、そっちが理由の本命かも。
・・分かってますよ。
こういう分析は、もっともらしい言い訳です(笑)
行き先をしくじった、ワケですが、河川選択には理由がありまして。
同じ日でも、別の場所では様子が違ったりします。
気温、水温も、季節の巡りも地域差がありますからね。最近は降水量も地域ごとにマチマチですし。
撃沈河川の前に入った所では、まずまず釣れたりもしました。
降水量と言えば、どうも私の休日って、今年は増水の恩恵を受けないんですよね。
今シーズンは1~2回程度、水走りの良い日に当たりましたが、その時は濁りで苦戦して。
増水河川の釣りが好きなんですけど、好みの状況に当たらないんです。例年、何回かはそんな日に釣行してるのですけどね。
今年は春先から、毎回の釣行内で、標高や地区を変えて、魚の動きの違いを観察してきました。今回は3地区。
体は一つだし、時間帯による違いまでは分かりませんが。
季節や気候の条件を考え、本流・支流、また支流なら右岸側・左岸側、標高の高低など、全ては無理ですが、情報集めをしてるのです。
これ、良い場所を連続で引けると楽しいですけど、外れを引くと結構大変。
それもこれも情報収集ではあるんですけどね。
私の場合は、そこに山菜やキノコが加わります。
「渓流釣り、山菜、キノコはワンセットで山渓の遊び」と以前聞きましたが、本当にそうだなと。あ、これは私の趣向には当てはまる、って話です。
山菜・キノコは地域差が非常に大きい。これらは数年単位で発生状況を見続けないと、データ化は困難です。
地域ごとの環境の違いと季節の進行を見るには、とても良い観察材料です。渓流釣りは自然条件の影響を強く受けますしね。
同じ地域の山渓を見続けることと、行動パターンを変えて別地域を見ること。どちらも面白く、興味尽きません。
夏は水が温い河川はどうにも厳しい・・。
こんな時はついつい、竿を放って、キノコの山をごそごそと歩きがちなんですが。
でもやはり、渓流の釣りが私には一番楽しいです。
チチタケが沢山採れました。渓流釣りが一番なのは確かでも、キノコも楽しいです。チチタケは外せない夏の楽しみの一つ。
これを油と絡めるととても美味しい。これだけあれば、しばらく食卓で戴けます。
情報集めが主なのか、釣りが主なのか。または山菜キノコが主なのか、自分でもよく分からなくなりますけども。
その時期にしか出来ない山の楽しみを追うことも、私にとっては渓流釣りの一部なんですね。
結果として今回は、夏キノコにはまずまず出会えました。何やと書きつつも、魚も釣れたことだし。
逆もあって、「一応」と思い、見に行った河川があったんですが、足を着けた際の温さに、「こりゃ無理だ」とすぐ撤収した場面もありました。
それと良型期待で本命視してたポイント(河川)で空振りしてしまい。そこは例年、夏時期でも水温がそこまで上がらないんですね。
しかし好場所で粘っても、チビッ子が一尾と言う・・。その前後区間も全然ダメ。
まぁ、足跡がベタベタでしたから、致し方なしかと。しかし・・もうちょっとこう、反応あっても良さそうなんですが。
これらの「読み違い」が反省点です。
夏から9月末で禁漁になるまで、魚達の移動の追跡が難しい季節。
腰を据えて、狙いの河川を釣るか。複数河川を廻るか。しばし考えないといけません。
良い降雨の時に休日が当たって、温い水を冷やしてくれたらなと思います。
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こんばんは、アイさん。
相変わらず、つられていますね。
今日は、釣りの記事でなく、
飛騨川の「次亜塩素酸ソーダ」流出
が記事になるかな?と想像していました。
(昨晩のどこかのTVニュースで見て、驚いておりました。川崎でも見れたので全国ネタ)
どこまで影響及んでいるか分かりませんが、自然は回復するとしても、かかる時間は
相当なものなので、本当に気を付けて頂きたいものです。
投稿: おぼ | 2022年8月17日 (水) 21時14分
おぼさん、こんばんは。
ご明察ですね。
飛騨川の衛生センターの漏出事故の件は、現在執筆中でした。
次亜塩素酸ナトリウムは今回の事故後の水質検査で確認出来なかったそうです。すでに流水で薄まったか、分解されたか? その前に魚達が大量死。
消毒液が消えても、河川の生き物達が居なくなっては、元通りには時間が掛かるでしょうね。
とても残念なニュースでした。
投稿: アイ | 2022年8月17日 (水) 22時06分