« カエンタケのこと | トップページ | 秋・季節進行と魚の動きを読む »

2022年8月31日 (水)

渓魚秋入り時期の釣り

朝晩涼しくなり、秋めいてきたこの頃。

釣り場選びが難しくなる季節です。

 

普段はあまりメインで入らない場所をセレクトしました。

 

 

 

アタリが出たので竿を煽ったら、まさかのアワセ切れ・・。

水中でもんどり打った魚は、余裕の尺上じゃありませんか。

何てこった? イトに傷があったのかな。悔しいが、気を取り直そう。

 

仕掛けを新品に張り直し、更に狙ったところ。

 

0air7

良型イワナが掛かりました。よしよし(さっきの魚より小さいけど・・)。

この様子なら、まだ出るのじゃないか。

 

しかしここからは、アタリがあっても掛からず、出ても当歳魚。

しばし場を休ませることに。

 

 

次のポイントで。

 

0air6

良い体躯&顔付き。まだ夏色の格好いいアマゴ。

色合いは夏でも、口先が尖り、秋のオスになりつつです。

 

0air5

この後、先のイワナポイントに戻り、立ち位置と狙うスジを変えてしばし。

 

今度はメスでした。

お腹が卵塊で膨らんでます。こちらも色合いは夏で、でも成熟しつつ、ですね。

 

 

先回の釣りで各所見廻り、渓魚の秋入りの状況を観察して。その感じから河川を選び、ここでは夏色渓魚がまずまず。

 

 

 

それで次の候補地へ移動したら、反応がキツく、選択失敗・・。

 

やはり河川ごとに状況が違います。魚が秋入りし始めて気難しく、時間帯や気象の変化もあり、私ではこれらの読みがどうにも。

 

この時期に、居るはずの魚に喰わせる技術力が足りないんだよな、って毎年同じことを。

当たりも外れも見ておけば、次の予想の材料になるから、良いのだ。と、目一杯の言い訳をしておきます(苦笑)。

 

でも時期ごとの魚の着き場所をどれだけ見付けられるかは、渓流釣りでは大事です。

今時期だと、移動モードの魚が止まり易い場所は、必ずしも捕食ポイントではない場合がある(・・と思う)。

 

 

外れ場所は見切り、更に移動。

 

0air4

移動中も楽しみがあります。

何がしかの収穫物を探すのは、それ自体が楽しく、季節の巡りを知るヒントにもなる。山菜キノコ採取を「釣行の一部」と私が認識する所以です。

 

気温が下がってきて、秋のキノコ本番が近い。その頃には渓魚が秋色に染まります。これらが自然界では同時進行なんですね。今はまだ、夏キノコが頑張っていますが。

 

0air2

ミズの実もそう。

これが出る頃、その地域のアマゴの秋入りが始まるようです。

魚にも他の何にも、地域差と個体差がありますから、見ておいた方が良いなと。

 

0air1

婚姻色の出始めた遡上タイプ。パー割れが確認できます。

 

この魚はちょっと「してやったり」で。

ある好ポイントで、イワナばかりが続けて釣れたのを見て、急遽ポイント移動して出会いました。イワナ達にヒントを貰った感じでしたね。

「ここにイワナが着いてるなら、〇×な場所ならアマゴが出るんじゃ?」って。

 

良かれと思い、移動して正解になることも、外すこともあり。

今時期は、外れの出現率が私は高め(汗)。なので当たると素直に嬉しいです。

 

 

 

ちなみに、↑先のアマゴ達も、パーマークが一部縦割れしていました。これは移動性の高いアマゴに、夏頃からよく現れる特徴ですね。

このパー割れには、私は個体の観察対象として関心があります。おそらくこれは、魚の生まれ育ちと関係してますから。

 

居着き型アマゴだと、パーマークが割れずに縦伸びし、クッキリ・パーのままで婚姻色に。パー割れ個体はブナ模様になりますね。

 

こうしたタイプ違いの魚が、どんな状況でどうしたら出てくれたか、これを経験として集めるのが面白いです。

傾向はあっても、例外が必ずと言って良いほど現れて、渓魚の個性観察は興味尽きません。

 

0air3

イワナはアマゴとはまた違って、移動性の高い低いは、体表の具合や腹部の色に現れたり。

この個体はその意味ではやや移動性の低い、居着きの良型イワナ。

 

アマゴより産卵期が遅いので、婚姻色の出たイワナは、シーズン中には中々出会えません。

 

0air8

今年は釣行ごとに本支流、色んな場所を廻ってきました。

そのお陰か今のところ、猛暑の時期も、秋入りの今も、運良く魚達に出会えています。・・とか言ってると、そのうち撃沈喰らうかもですけど(笑)。

 

ただしダメなポイントは夏以降は本当に厳しくて。例年、お盆明け~9月に入る頃に、苦戦の釣りになりがち。

これは釣り方も大事ですけど、個体差と地域差を読めるかが、かなり重要じゃないかなと。

 

 

「釣りたい河川」か、「釣れそうと予測できる河川」か。

「好きな釣り方」か、「釣れそうな釣り方」か。

 

ある程度の状況把握と予測はしますが、私の場合は、最初に入ったポイントで反応を見てから、その後の釣りの展開を考えます。その為に、事前に複数の候補地を計画に入れて、最初に入るのは「一番良さそう」と考えた場所。

「好きな河川で、好きな釣り方でジャンジャン釣れる」なら最高ですが、そうは甘くないですのでね。

「良さそう」な場所を選ぶのは、蓄積したデータであり、学んだ知識であり、経験からの勘みたいなものも、何でも総動員です。

 

 

 

今回はこの時期にしては楽しい釣りでした。

本格的な秋に入れば、アマゴ達の喰いが今より更に低下傾向になるでしょう。

自然条件と魚の居場所と釣り方の予測で、残りのシーズンが楽しめたら良いなと想います。

 

 

 

 

 

« カエンタケのこと | トップページ | 秋・季節進行と魚の動きを読む »

渓流釣行」カテゴリの記事

コメント

おはようございます♪
どんな状況でもコンスタントにお見事です!
ボクはというと秋の入口でさっそく
撃沈しました。
ただ渕尻で浮いてたたずむ良型を何匹か
目撃。これはなかなか釣れない魚ですが
条件整えばと目論んでます。

あと一ヶ月良い釣りをしたいものですね!


ATさん、おはようございます。

いよいよ気難しい季節に入ってきましたね。ATさんが撃沈とは・・。
私は今年の作戦?が奏功してるようで、運良く魚に出会えてきました。でも夏以降はギリギリ感が強くて^^;


何でもない所にたたずんでる良型、居ますよね。
何やっても無視されると言う・・(苦笑)。
あの魚達が流れに移動するタイミングが、出会いの時かなと思うんですけど、難しいです。

あと一ヵ月、楽しく釣りたいですね(^^)

お盆からは難しいですよねー(-_-)
なかなか釣りに行けませんでしたがお盆明けでは反応が悪く季節の変わり目を感じました…。
ある程度の計算ができなくなったのでどうしたものか笑
色々と釣り方を試してみなければと思っています。
いよいよ終盤なので楽しい釣りができればいいですね(^^)!

けんじさん、こんにちは。


夏から秋への変わり目は特に、年ごと、日ごとに状況変化が大きいですから、予測が難しいですよね。
私は例年、必死に頭を使って、ヒントになるものは何でも頼って釣りをしてまして、それでもフラれて泣きながら釣ってたりします(笑)。

でも、釣り場選びも釣り方も、手応えがあると嬉しいんですよ♪


終盤の釣りに入って、良い〆にしたいですね(^^)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« カエンタケのこと | トップページ | 秋・季節進行と魚の動きを読む »

無料ブログはココログ
2024年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック