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2022年8月 7日 (日)

山での道迷い

近年、低山での遭難事故が増加傾向なんだとか。

アウトドアブームで、山や川に人が増えてるのも関係あるのかな?

不慣れな方も熟練の方も、事故は誰でも起き得る事で、気を付けたいですね。

 

こちらは参考までに。山岳事故

 

 

今回は、怪我や病気の話でなく、道迷いについて。

 

山の遭難事故の4割ほどが道迷いで起きるのだそうで、遭難原因のトップ(警察庁発表より)。

私は登山はやりませんので、登山道などはあまり利用しません。そちらの話でなく、山渓遊びに関わる事として書きます。

 

 

 

 

低山の遭難が起きるのは、悪く言ってしまうと、入山者がナメてるのも一因かもしれません。

 

車からほど近い山に入る際には多くの人は、そんなに重装備で臨まないのでは。私もそうですけども。

まして何度も入ってる山だと、今更道迷いするとも考えないですしね。

 

しかし低山は樹林帯が深くて見通しが悪いので、周囲が確認しづらい。つまり迷い易い要素があるんですね。

 

 

・・・・・・

 

私は渓流釣りでは道迷いは経験がありません。

尾根越えして入る源流などはともかく、川伝いに歩く分には、迷う可能性は低いです。

だだし、夕刻を過ぎて暗くなると、道なき渓流の河原を歩くのは危険が大きいので、泊りでないなら、明るいうちに行動・撤収が原則ですね。

 

 

 

キノコ山菜採りで山に入ったときには、過去数回、道迷いしました。

 

標高がいかほどでも、山を数十分も歩いてしまえば、現在地を見失うことは起き得ます。どの程度(時間&距離)まで感覚が利くかは、個人差があるようです(私はやや鈍いかもしれない)。

そんなに長時間歩いた後でなくても、戻れなくなるんですね。昔の人は「狐に化かされた」と表したようですけど、まさにそんな感じ。「あれ?何で??」って。

 

 

私はGPS機能は補助的に使うくらいで、現地ではあまり起動しません。

機械に頼ると、自分の歩くルートを判断する力が付かないと考えてるからです。道迷いの最中に電源が落ちたら、拙いことに為りかねませんし。いざやの時に取っておき、多少迷ったくらいなら、自力で突破してます。

実際に使ってみると非常に便利ですから、慣れない山では良いアイテムですけどね。

 

 

私は道迷いした山には、同じ地点から入山して再挑戦することにしています(おススメするのではないです)。

いつ、どこで、何故、ルートを見失ったかを、検証したいですから。

 

 

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散々グルグルと歩いて、でも後で地図を確認すると、それはビックリするくらい狭い範囲だったりして。迷ってる時はそんなものです。

 

 

道迷いし易いシチュエーションとしては、私の経験では、以下。(あくまで私の経験なので、他のパターンもあるかもしれません)

 

 

1・尾根筋を越して、山の裏側に入った時

 

2・歩く中で、ルートが円を描く時。

 

3・小山に取り付いた時。

 

 

この3つは共通で、左右を見失い易い。あえて言うなら、一番迷い易いのは「1」。

 

右へ右へと進んでるつもりが、山の裏側では位置関係的に左側に進む事になります。

「そろそろ道に出るはず」って、どれだけ歩いても出てこない。そりゃそうです、進んでる方向が目的地から遠ざかってますから。

 

3は上下まで分からなくなります。

山肌は元々、凸凹してますから、登りの最中にしばし下る、なんてことはしょっちゅうです。

分かってて歩いているならともかく、いつのまにかメインの山ではない、脇の小山に行ってしまうと「ここは何処だ?」と。

 

 

 

キノコ山菜採りでは、「山頂」などのゴールがありません。また、行き帰りの道が整備されてないことが多いですからね。

収穫物を探してジグザグに歩き、山で上下左右に動き回る為、曇天で太陽光線の方向が見えなかったり、木々が茂って視界が悪いと、アッサリと現在地を見失うんですね。

 

最初に右斜面に入り、途中から左に移動する等、行き帰りで違うルート取りをするのはよくあるパターン。ルートの交差はこの時によく起きます。

 

 

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山で道迷いしたら、基本は「登る」。

これはよく言われる事で、本当にそう。

 

入山地点から「上っての」道迷いだと、「下り」たくなるんですよね。でもこれ、時には危ないです。

山は登るほどに狭くなり、下るほど広くなります。

富士山で迷って、下りて行ったら大樹海でした、なんてことになれば、どうにもなりません。

 

道路が近いと分かっている場合は、「下る」でも大丈夫。町が近い低山で、その土地を知っているなら、何とかなります。「下れば大丈夫」な場合、それは迷ったと言っても軽度です。

地図などで事前に入る山をできるだけ調べておくことも大事です。

でも道があるはずだと下ったら、実はその道は山中で途切れてたり、崩れて消失してたり、山ではそんなのは普通にあること。

尾根道で下山する際、ルート選択を間違って、別の山を下りる道迷いは多いとも聞きます。

 

 

登る方なら、見晴らしの良いところに出れば、地形を確認して、下山ルートを選定出来ます。

下ってから登り返す(そしてまた下る)より、上ってから下り直す方が確実なのです。明るい時間は限られてますし、体力もいつまでも保ちません。

 

 

 

迷った時に、沢筋から下りに入ると危険。

 

道迷いの最中にルート取りするのに、沢筋はかなり曲者です。

極端な例ですが、太平洋側に行きたいのに、沢を下りたら日本海側でした、みたいなことが起きる可能性があります。

 

山中の河川は蛇行していて、大きなカーブを描いてる事も少なくありません。水道に沿って歩くと、山の裏側の話と同じで、進んでる方向を誤り易いのです。

 

また水道は地形的に谷底になり、山肌を削った急勾配が多く、滝状の地形も少なくないです。

専用の装備と技術が無いと、降りられない+登れない場所に出たら、進めなくなります。危険が増しますし、これも「下りる」は止めた方が良い理由の一つです。

 

 

慣れない人が知らない山に、しかも単独で深入りすることは少ないでしょう。

逆に多少でも慣れてると、不意に迷う事もあるみたいです。

山の遭難事故は毎年起きていて、残念ながらお亡くなりになる方も。

 

 

楽しいはずの山行は、リスク含み。山入しなければ、山の事故は起きません。

でも、リスクを上回るリターンがあると判断してる人が山入しているのですね。

事前準備は勿論、最中に気を抜かないようにしたいものです。

 

 

 

 

 

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