2022’ 渓流最終釣行・前編
最終幕は一泊二日です。
今回は前編・後編の二部作。
深夜から車を走らせると、道中、ウサギを4羽も見ました。これだけ出会うとは、珍しい。吉兆だと良いな。
山奥が冷え始めて、エサを摂りに降りて来たのかも。
・・・・・・
淵に通る白波の流芯。
右岸側は反応なし。
次は左岸を狙い、少しづつ位置をズラして打っていく。
ほんの小さなアタリが出た。
一瞬間を置き竿を煽ると、幅広の魚体が翻った!
首を振りながら、そのまま流れに乗って、下っていく。
下流は荒瀬、落とすとマズい。
やや強引に竿を絞り、動きを止める。しかし深みから出た魚は最初の走りですでに淵尻の肩にいて、下へ下へと行こうとしている。ここは勝負だ。
デカいな。
これは上流に泳がせるのは厳しい。
魚を止めつつ、自分がその下流側に移動。
流芯に魚を誘導し、水流に乗せて一気に寄せる!
よぉぉ~し、獲った!!
出てくれたね~、婚姻色の鼻曲がり。
寄せる際の厳つい顔付きは、何度見ても一瞬緊張感が増します。
そして取り込んだ際の安堵感と嬉しさが。
朝一番のこと。
最終釣行の〆には、上出来。
ありがとう。この魚に出会えたら、さして未練なく竿を納められます。
美しさと格好良さを備えた魚体。プロポーションも良し。
撮影して、サッとリリース。
後で「サイズ見てない」と気付きました。まぁ、良い魚だった、それで十分。
後は今年何度か入った場所や、お気に入りポイントに挨拶して、今シーズンはお仕舞いで良い。
挨拶とか言いながら、竿は出します。まだ朝だし、追加の魚も狙って行こう。
そんで2尾目の秋色を掛けたものの、バラシの大失態。好印象のうちに、止めときゃ良かったな。などと(笑)。
掛け損ねて姿が見えた魚もいて。
〆で良いとか考えたくせに、悔しいもんだから、何とか獲れないかと頑張りましたが、ダメ・・。
最後の最後まで手強く、楽しませてくれます。
楽しいのは確かですけど。
9月最終は、釣りはマコトに難しくて。反応あるだけ良い方。
よくぞ朝一番には出てくれた。日中なんか、まるで捕れる気がしないくらい厳しい。が、魚は絶対に各所に入ってるはず。
で、頑張ると、たまにポロッとアタって、でも逃げられたり・・。
何とか尺クラスのイワナが一本出てくれましたが、こちらはまだ夏っぽい個体でした。
道中にキノコや山菜を集めるのは、最終釣行でも変わらず。
厳しい釣りに集中しろよ、とは思うのですけども。
シーズンを通して山渓の自然を観察し、そこから釣りを考察するのは、とても面白いです。
今年は秋入りが早かったのですが、その後は冷え込みが緩やか。つまり季節が足踏みしている。
こうしたことは、キノコ類には顕著に出ますね。秋のキノコの発生がやや止まり気味です。
キノコの発生を毎年見ていると、どんな場所にどんな気候で、出る出ないがある程度は分かってくる。
これはその日までの条件の移ろいを現わしていますから、私はそこから魚の動きを予測します。・・それが中々当たらないですけども。
とにかく、外れても何でも、思い付く限り数撃って、傾向を探してるのですね。
経験から、季節進行は秋の渓流釣りに影響が大。
降雨後に冷えるか、暖かくなるか、これは魚の動きに関係している(多分)。夏までとは、違う見立てが要るのじゃないかな。
良いタイミングなら、夏までと同じように釣っても、秋の魚は出てくれたりします。ところが大抵はそうではなくて。
降雨で魚が動くのは確かですが、秋の釣りには水が増えたら良いとは限らず。また、朝夕マズメのような、分かり易い時間帯が当たるばかりでもない。
気温水温の低下が始まると、秋モードに魚が変わるのですが。それも個体差があって、方程式は見当たらないんですよね。
何かありそうで掴めない、オバケを相手にしてる様な秋の釣り。
もう繁殖行動が済んだアマゴも居ました。
居着き型ですね。婚姻色が失せかけています。
これらの中に、産卵後も生きる個体が含まれているはず。画像の個体はおそらく3年魚なので、ここまでかも。また来春、再会出来ると良いな。
四季折々、魚達も周囲の自然も、刻々と姿を変えています。
これらを見て、知って、知識として重ね、釣果に繋げていくことが、どうやら私の考える「上手い釣り」になるようです。
状況判断からの選択がタイミングに合って、釣り方の技術が乗ると結果が出る、と思うんですね。私はここを追求したい。
初日を終えて。
朝一は奇跡なのか偶然なのか、ガッチリ掛けた。
いや、場所選びと釣り方は良かった、としておこう。
しかしその後がよろしくない。状況は大体分かったが、明日はどうしようか?
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