渓流散策と晩秋キノコ
急遽予定が無くなって、ならばと山へ。
この時期の渓流で、魚達の越冬場所が見たい。その近くでキノコ探しです。
まず1ヵ所目。
ここは何度か来ていて、見える範囲だけで10尾以上は姿が確認出来る場所。
この画像の中にも、泣き尺位のイワナと、他にも3〜4尾は見えました。(画像中央下の木の陰に泣き尺が居ます)
2ヵ所目。
これまたいつも魚が見える場所です。淵尻に6〜7尾、頭に3〜4尾居ました。私が見えない場所にも、多くの魚が居たことでしょう。
この2ヶ所はおそらく間違い無く越冬場所で、今後は更に魚が集まるはず。
まず淵を見て、前後の瀬や枝沢も見に行きました。
春先の低水温の頃の釣りでは、淵やトロ場の緩流が狙い目。水が温むと共に、流れの効いた瀬にも魚が移動していきます。
今後は寒さが増し、流下するエサも水量と共に少なくなる。そして魚達は流れの弱い深みで越冬します。つまり春とは移動の方向が逆。
全く同じでなくとも、今時期と水の温む頃は、魚達の居場所や動きが似ているのではないかと。ただしこれは、渓の居着き型の話ですが(シラメや銀化の魚達はまた別)。
春先の釣りでは、同じような規模の淵でも、よく反応があったり、あまり無かったりします。
この理由は想像で、色々と心当たります。
上流から降りる個体が、止まるポイントは何処か?
地形的な条件、日照や湧水は?
今回の散策の目的は、それらの考察の構築(&確認)でした。特に春先、越冬場所が掴めれば、釣果が期待でき、その後の移動も読みやすくなる。
あわよくば、産卵後に生き延びた良型アマゴが見たかった。それが叶えば、考察が一層厚くなるところですが。
私が思うに、渓流釣りはイメージングが大事。
いつ、どこで、なぜ、渓魚の行動はどうなっているのか。
自然のことには完全な考察も、完璧な技術も中々無い。それを少しづつでも解析したい。好奇心と探究心、かな。
実際の渓と魚を見ながら想いを巡らせるのも楽しいものです。
まだ今は越冬体勢ではなく、ライズしたり、流下物を捕食する姿が観察出来ます。竿を持たないゆえか、見飽きません。
今は瀬に着いている魚達も、徐々に淵に沈むでしょう。そして渓は雪と氷に閉ざされる。
正直、渓魚観察の為だけに車を走らせるのは、ちと億劫。ですが私には、キノコ採取という楽しみが。
私にとってキノコ採りは、元は渓流釣りから派生。山の自然に触れ、学ぶアイテムでもあります。山の地形などの条件を知るには、釣りからの視点で見え難いものが見える気がしてます。
雨が降らないので、山は乾燥が進んでます。それでも晩秋型キノコたちが出ていました。
雪が降ると、殆どのキノコも終了します。そしてあっという間に、来シーズンの渓流解禁が近付いてくる。
今回の考察を実践するのは、来春。
今しばし、晩秋の山渓に楽しませて貰おうと想います。
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