2022’山遊び最終・雪中キノコ採り
年に数回しか積雪の無い私の地元でも、今冬初の雪景色となりました。
でも雪雲が退いたので、ならばとキノコ探して山入。今年の山納めです。この位の雪の量なら、寒いけど何とかなるでしょ。
・・そしたら。
山道に、腰ビクを付けた同輩が居まして。こんな日に、好き者は私だけじゃないのです(笑)。
今年はもう無理かと諦めかけた、ナメコ。これに出会えたら、寒中歩いた甲斐がありました。
カチカチに凍ってます。さすがに今回が最終でしょう。
結構な降雪でしたが、思いの外、融けるのが早くて、何とか探し出せました。
雪の中でキノコを見付けるのは、少々ホネが折れます。
ポツリと生えてるのを見逃さずに、周囲の雪を払うと、ズラリと出ていたりして。
ナメコの他は、ヒラタケ、エノキタケ、フユヤマタケが少々。
秋のように沢山は出ていないですが、雪の後でも山が歩けて、キノコたちに出会えて良かった。
「キノコ目」という言葉があります。
「キノコを見付けようと意識して山を見る視線」を言い、「意識しないとキノコは見えないの意」を含みます。
これは巧い表現だなと。
雪の中でキノコを探すには、まさにキノコ目にならないとイケマセン。・・でも、かなり頑張っても、見落としてそうですけども。
私は山菜採集も渓流釣りもやっていて、草むらの中の食用種が見えたり、川では魚が着きそうな流れに目が行きます。これらもキノコ目のバージョン違いなんですね。
種によっては山菜は、高速道路の走行中でも私は見えます。
どうしても、釣りの時は川と魚、採集の時は好きなキノコや山菜に視線が向きがち(キノコ目)。しかし一点集中していると、周囲の様々なものに気付かない。
非注目性盲目と言う現象ですかね。
視野の中に入っているものの、注意が向けられていないために物事を見落としてしまう事象のこと
集中しないと見えない、しかし全体を見ることでヒントが得られターゲットに行き着く場合がある。
意識を集中するのも、意識を広げて周囲を観察するのも、私の山渓遊びでは、どちらも時々の切り替えが大事と想っています。
私の場合は趣味の中心が渓流釣りなので、小川に出ると、必ず流れを見ます。
ここは渓魚は居るのかな。来春、探ってみようか。
そんな想像をしながら沢沿いを歩くのも楽しい。年が明けたら、渓流釣り解禁はもうすぐです。
本年も山渓で沢山遊べました。
収穫物に出会うことも、その為に意識を向けて学ぶことも。結果も過程も楽しめたかと思います。
これで2022年は最後の山歩き。
また来年、良き出会いがありますように。
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