強い寒波襲来・ヒラタケほか
「おぉ!!」
群生キノコと出会えた時は、いつも声が出ます。
ヒラタケ。
大きさはまずまず。あちらこちら歩き廻った甲斐がありました。株立ちのキノコは、毎回嬉しいです。
僅かに鳥か鼠か、何かに齧られてました。冬が来て、彼らもエサが少ないのかな。
今秋はヒラタケは当たり年で、よく発生しました。気温などの環境設定と、その時の水分量などが良かっただろうと。秋に沢山出ると、その後失速したりしますから、今後どうなるか?
成菌になって、そのまま天然フリーザー入り状態。
このところ寒いので、キノコは育ちにくく、氷結で成長が止まりがちでしょうね。大小皆、株ごと氷の塊みたいです。
今年は雪が遅い、と思ってたら、私の休日にドンピシャで降雪。タイミングが、ね。普段の心がけの悪さかも(笑)。
まだギリで晩秋キノコがイケるかと期待してましたが、一気に厳しくなりました。
この冬初の雪景色。
積雪は6〜7cm程度で、気温は-2~-3℃くらい。
木の枝に乗った雪と、薄く霞んだ陽光が綺麗。寒い中、私は冬景色を見るのは好きです。だけど、車をこれ以上進めるのは怖い。凍結路面が苦手ですのでね。
このくらいの積雪なら山歩きは出来ますが、キノコが非常に見難いです。
性分で、山奥は厳しいとは分かっていても、この目で見ないと引けません。行くだけ行って結局、標高を下げて山入。我ながら、良くやるなと(笑)。
私は降雪でも「キノコが採れなくて困る」で済みますが、この寒波で北陸~東北地方は大変な大雪になってるようです。その冷たい空気が、私の住む岐阜地方の山にも来てるみたいですね。
エノキタケとアラゲキクラゲ。
これらが沢山出てくれると冬山は楽しいのですが、今のところ、当たり年な感じはしません。雨が少ないからかな。
特にエノキタケは私的な冬キノコの王様で、大好きです。
一カ所だけ、ナメコ。多分、ナメコはこれが今年の最後になりそう。
正直この状況では、採れると思ってなかったので、結構嬉しい。
ハチノスタケ
個性的で、綺麗なキノコ。「観賞菌」と呼ばれる種ですね。噛んでみると、革靴の底?のような感じ。毒はないですけど、とても食べられません。
どの種も、陽が当たっても、冷凍保存状態。寒波で半強制的に晩秋キノコは終了で、冬型にシフトですね。
ヒラタケは秋から発生し、真冬でも出会える有難いキノコ。冬場の濃いグレーが掛かったヒラタケは「カンタケ」と呼ばれ、美味しいです。華奢なものが多い冬のキノコの中で、これはボリューミー。
雪景色は美しいですが、今はまだそんなに観なくても良くて。
もう一ヵ月と少ししたら、来期の渓流釣りが解禁します。そうなったら休日は、嫌という程雪中を歩くことになりますから。
今回、道中で寄り道して、アマゴが居る渓流を見に行きました。
すると大き目の淵に、居る居る・・。
20㎝切るくらいのアマゴが4~5尾、あまり動かず、ジッとしてます。これだけ冷え込むと、活発に捕食態勢にはなりませんね。
解禁したら、あの動かない魚達をどう攻略しようかと、流れを見ながら考えるのも良いものです。やはり私の山渓遊びの中心は渓流釣りですのでね。
秋キノコが終了なのは残念ですが、真冬になっても山遊びは楽しく継続で、今後しばし、低山で遊ばせて貰います。
クリスマス寒波が来るとの予報、年末年始はどうなるかな?
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