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2022年12月14日 (水)

養殖渓魚の定着率の低さ

養殖場で繁殖繰り返したヤマメ 側線少なく生存率低下の可能性

 

川魚の「ヤマメ」のうち、養殖場で繁殖を繰り返してきたものは水流などを感知する「側線」と呼ばれる体の器官が野生のものより少なくなっていて、放流後の生存率が低くなる可能性があることが国立科学博物館などの研究で分かりました。

国立科学博物館と水産研究・教育機構は後志の尻別川水系に生息する野生のヤマメと養殖場で13代、およそ40年にわたって繁殖を繰り返してきたヤマメそれぞれ30匹について、「側線」の数を比較しました。
側線は魚の頭や体にある水流や振動を感知するための器官です。
その結果、養殖場で繁殖を繰り返したヤマメは側線が退化し、野生のヤマメに比べて側線の数がおよそ10%少なくなっていることが分かりました。
ヤマメの一部は海に下ってサクラマスとなり再び育った川に遡上しますが、側線が少なくなると放流後の生存率が低くなる可能性があるということです。
水産研究・教育機構の長谷川功主任研究員は「養魚場で世代交代を繰り返したヤマメを放流しても期待するほど増えないと指摘されていたが、今回の研究はその指摘の根拠の1つを示す結果になったと思う」と話していました。

 

 

養殖場で継代した放流魚の、河川での定着率・繁殖率が低いと言われていて、ではそれは何故か? 側線の数が少ないとは、具体的な結果が出ましたね。

 

私も素人ながら、放流事業はなるべく魚族繁殖に繋げて欲しいと願う一釣り人です。

代々繁殖行動をせず、人の手で交配した魚達では、放流後に魚族を増やすことにはなり難い、らしい。行動遺伝がどこまで影響するのか分かりませんが。近年の鮭の減少も、これが係わってるのではないかな。

 

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「河川で渓魚を釣ること」のみに特化して放流を考えるなら、成魚放流が確実性が高い。そこに居るか居ないか、の段階は飛ばせますのでね。

成魚放流も一つの放流の形態。近年では過密養殖を避けて、姿形が天然種に近い魚を育て、それを放流する河川もあるようです。

 

 

私の場合は確実性が低くても、自然河川に泳ぐ魚を探すのが好きです。ので、稚魚放流の繁殖・定着があまり良くない事が分かってきた今、発眼卵や親魚等の放流形態で、渓魚増殖が叶えば良いなと。あくまで私の個人的意見です。

釣り切ったらお終いになる成魚(これまた更に定着率は低く、一部が残る)より、河川で育つ過程で野性味を帯びる稚魚の方を、それより有効な方法があるのなら、そちらへシフトして頂きたいと思います。

 

 

花魁アマゴ・漁協の放流事業

時折こうしたニュースを観て、想うことをまとめている訳ですが。

末永く渓流釣りが楽しめて、良い環境が未来に残る事を願っています。

 

 

 

 

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