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2023年1月

2023年1月19日 (木)

お知らせ

ブログを引っ越しすることにしました。

 

 

山渓遊びブログ 渓流釣りと採集

 

こちらが新しいブログです。

 

少し前から考えていまして。

私自身の渓流釣りを含めた遊びの方向性に変化が出てきたこと、当ブログの残容量が気になってきたこと、長男が高校卒業で家庭の事情が変わること、色々のタイミングかなと。気分転換、の意味が大きいですけどね。

 

今まで閲覧・コメント頂いた方々、リンク先の皆様にも、ありがとうございました。

なお、新しい移転先へは、このところ更新が無いか、交流のないサイトはリンクの移動はしないでおこうと思っています。どうかご容赦を。

 

山渓遊びは今後も継続で、ブログもまだ続けていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

2023年1月12日 (木)

2023年渓流解禁を控え、振り返る

毎年のこと、この時期になると、過去記録や画像を見返しています。このブログは2010年秋からで、それ以前の画像だと、もう大分懐かしい。

 

2010年は、自身の釣りに大きな変化がありました。

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7月 (1

竿の弾力を活かし、掛けた場所から動かず、良型を余裕を持って止められる、その感覚を得た釣行。釣り道具のバランスと使い方に、手応えを得ました。

この一尾との出会いは、私には大きな前進だったと今も想います。

 

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7月 (2

雨後の長良川本流。

サツキマスと呼ぶには小さいので、モドリ、サボリと言われる、遡上型の魚。

ダム絡みの本流とはまた違う、遡上河川の釣り。

 

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8月

良さそうな流れで反応無し。

立ち位置を変えて、上流側から送り込んだらガツン!

流芯を横切って寄せられず、最後は川に飛び込みました。あれでバラしたら泣くところでしたが、捕れて良かった。

 

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9月 (1

夜明けと同時に竿を出し、掛けました。

秋のオス♂アマゴは格好良い。

淵尻のカケアガリを舐めるように仕掛けを流す。後に、「仕掛けを引く」「流れを咬む」と私が言う釣り方になっていきます(あくまで私的な表現です)。

 

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9月 (2

禁漁前の最終釣行。

ほんの小さな、しかし気になる流れがあり、狙ってみました。

あんな場所に婚姻色のアマゴが居た。しかも一発で出るとは。

当時は手探りで9月の魚を探していて(その後もですが)、良いヒントを貰えた気がします。

 

 

これらの魚たちとの出会いは、よく覚えていて、年数が過ぎても色褪せない思い出です。

 

釣りを続いているとほんの稀に、これが正解だ、との、手応えがあるのです。更に稀に、それが強く感じられる時も。こんな時はとても嬉しい。「発見」ですね。

そうなれば、その手応えの再現性を検証し、応用し、そこで生まれる疑問に対応し、この繰り返しです。日時や条件が違うと、正解不正解が入れ替わったりもしますし。

 

正解を増やし、不正解を減らす、これは経験からの判断力。最初の正解はマグレ当たりでも、何度も再現できたなら、それは実力。

当たりを引くには真剣に数をこなす以外になく、当たりが出ても、再現性を持たせるのは更に数が必要です。そしていつしか考えなくても体が動く、つまり技術になり、更にその技術を磨いていく。・・それが私は思うように行かないわけですが。

少しづつ積み重ねたものが、ある時から見える形になってくる。私の2010年は、そんなシーズンでした。

 

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2016年にはずっと追い掛けてきた考察にキリが着き(終わりじゃないですが)、2020年に「流れを咬む釣り」に新しい発見があり。

これは先に書いたように「当たりを引いた」のですが、そこが完成形じゃなくて、積み重ねが形(釣果)になったことで、新たに追い掛けるテーマが生まれた、のです。終わりなき楽しさだなと思います。

今は、自然条件の考察を深めて、釣りの技術と自然の知識をリンクさせようと取り組んでいます。釣果が全てとは考えていませんが、狙いの魚が取れることで、自身の進歩が確認できるのは確か。

 

私は長く続けてきても、自身が「上手くなった」とは中々実感できません。というより、年数の割に成長がないなと、いつも感じています。

 

 

新たに始まる2023年渓流シーズン。

感動に震える魚と出会い、向上の手応えを得られる、今年もそんな釣りがしたいと想っています。

 

 

 

 

 

2023年 渓流解禁前の下見・1

年明けから渓流釣りを意識し、ソワソワし始めます。

各メーカーから新しい釣り具が出てくるのも、この時期ですね。

 

 

今回、木曽川中部漁協〜恵那漁協管内を廻ってみました。

 

この辺りの河川は多くがダムへ流入する支流。本流は大河木曽川ですが、ほとんどの場所はダム群なんですね。流れのある場所もあるし、ダム湖内でも釣りは可能ですけども。

有名どころだと、恵那漁協管内の付知川ですね。漁協としては鮎に力が入ってる感じです。

私が出向いたのは、小さな沢の幾つか。正直、魚が濃いとは言えなさそうで、いや、そもそも魚が居るのだろうか?みたいな河川です(失礼)。

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近年、渓魚(アマゴ)について、観察をしているテーマがあるんですね。

遡上個体のない環境の、アマゴの生息状況。遡上系と居着き系の絡み。様々なタイプのアマゴと、それらの行動などなど。

 

 

繰り返しになりますがこの辺の沢は、渓魚が居ないか、居たとしてもそんなに多くはないです。

ですが随分前に何度か実際に釣った感じでは、所々にはアマゴが居る。そんな場所の魚は、どんな性格、性質だろう?

ガチで釣果を狙うならパスしますけど、好奇心、ですね。

 

また、木曽川中部漁協は2月の早期解禁です。(恵那は3月)

家から割と近い場所にして、あまり知らないのも確かなので、見てみたいなとも思う次第。

それで出向いてみたんですが、標高を少し上げると、道路がツルツルのアイスバーンでした。あれでは冬季は、釣り以前に奥へは行けないですね。

 

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何河川か見る中で、一尾だけ、魚が見えました。

多分アマゴだと思うけど? 15センチあるなしくらいのサイズが、トロ場で走りました。

なるほど、やはり居るには居るんだな。

 

 

ちなみに以前覗いた際には、カワムツの巣窟みたいな沢があり、アマゴは諦めた、なんてこともありました。

ネットで釣り情報を求めても、ここらの河川の話はあまり出てこない。ってことは・・丸コケするか、もしかして大穴当てるか、かも。

以前どうだったか、自分の感想も大事ですけど、それから経験年数を重ねてるので、今の自分なら場所選択も釣り方も、当時とは違ってくる、と期待したいところ。

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帰り道に別所に寄って、ヒラタケを拾ってきました。

見回った渓流沿いでも探したんですが、残念、見付からず。どこかには出てると思うのですけどね。

 

雨が降らないので、今は冬キノコも厳しくなってきてます。

来週は暖かくなって、雪でなく雨との予報。そうなればキノコには好都合です。次の休みはどこに行こうかな。

 

渓流解禁まで3週間ほどとなり。

2月解禁河川にあと何か所か、下見に行けたら良いなと思っています。その際にキノコ探しも兼ねられたら、尚良しです。

 

 

 

 

2023年1月 8日 (日)

サクラマス(遡上魚)の危機と現代の環境

「サクラマスのまもり方・ふやし方」パンフレット|水産総合研究センター「北海道区水産研究所」

 

興味を惹かれる資料でした。

 

サクラマスがいま、危機的な状況になっています

 

 

太平洋側のアマゴの降海型のサツキマスも、北陸河川においての鮭の遡上が激減していることも事実。

海産の鮭類に何が起きているかは、温暖化や海流や、諸説が唱えられています。ですがおそらく現在の状況は単一の理由でなく、複合的に絡んだ話で、「何か」を変えたら劇的に回復するとか、そうではなさそう。

 

そこで資源回復をしようと、放流を増やそうとの考えもあるわけですが、放流量が増えても、必ずしも魚の総数は増えないことは分かってきてるようです。

ただ、漁協には放流の義務があり、その実績がないと補助金が下りないなど、制度上の話も聞きます。今後さらに研究が進んで、効率の良い増殖法が見付かると良いなと、期待したいところ。

 

それでも資料のように、今時点での調査の結果が出ている内容については、打てる手は打っていかないと、と思う次第。とは言え、私のような一介の釣り人に出来ることは殆どないかもしれない。歯痒いところではありますが。

特定の魚種が減ったら→放流 あるいは→養殖 のような、単純回答ではないと思うんですよね。勿論、そうした取り組みを真っ向否定するのではなくて。

 

 

資料の「4」に放流は種苗を選んで慎重かつ適切にとの項が出てます。

何でも魚を放流すれば増えるものでもありません。サクラマ
スは、川毎に遺伝形質(遺伝子のタイプ)や生態特性(例えば
親のサイズや産卵、降海時期など)が異なっているので、他
の川由来の魚を放流することはそれらの性質を失わせること
にもなります。
また、その他、すんでいる川の環境(水温や勾配、水量、河
畔林の有無など)によって、すめる量や成長にも差が生じる
こともあります。 
元々その川にいる魚を大事に育み、増やしていくこと
が何より大切です
資源が減ったりして放流しなければならない時には、まず、
その川由来の種苗にしましょう。また、その場合でも、何世
代も池で飼われていた系統の種苗はさけた方が良いでしょ
う。

これはサクラマスに限らず、ですね。

私自身はアマゴ域を主に釣っていて、ヤマメ域の事は疎いのですが、漁協の放流事業については、正直、疑問を感じることは少なくないです。全国各地の内水面で、現状の放流魚はどうなっているでしょうか?

 

漁協の放流は増殖を目的としていますが、それは「釣り人が釣る」ことにフォーカスしている現状はあるかと。内水面漁協組合は漁師の集まりではないですから、活動が「游漁」に寄るのは仕方ないかもしれません。

成魚放流やC&Rなどはその形態でもありますね。これらは魚族の繁殖とはまた違う方向性です。

 

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サツキマスやサクラマスの歴史として、氷河期までは全てのアマゴやヤマメは降海型で、その後河川残留型が定着したと考えられています。

 

現代ではダムや大きな堰の上流には遡上できない環境が多く、そうした河川では海と山との繋がりは断たれています。

ところがそのダムや大きな本流に、上流から下降する個体群が居ます。本来であれば海まで行くはずの魚が、途中の水域で成長し、海育ちの魚と同様に再び河川上流に遡上し、繁殖行動をする。下降型の鱒類は河川型よりも平均して大きくなります。また、大きく育つ遺伝子を持つ魚が下降型になる率が高いことも知られています。

 

源流に近い山間部、海からの距離が離れた水域ほど、河川残留型が多くなるデータもあります。これは我々釣り人は誰でも知っていることですね。

一個体が一回の繁殖で残す子孫の数は、下降・遡上型の方が多い(その代わりに繁殖回数が少ない)。良くも悪くも現代の環境は、大型が育ちにくい上流部に、多くの子孫を残す可能性もあり得ます。(遡上が出来ない環境に棲む魚の繁殖については、今回は省略)

 

これらを「現代の魚」と呼ぶべきか判りませんが、その魚の系譜は、元々の地元の遺伝をどれだけ持っているでしょう?

ダムや堰堤の出現で出来た環境で育ち、行われてきた放流事業で生まれた、その子供たちが私達が釣りをする相手なのではないか。私のキャリアでは、河川の構造物も放流もない時代の魚を実際に見ておらず、どうしても想像に拠るしかない部分があります。つまり、分からないことだらけ。

また、現代の陸封型遡上魚が、河川型魚と交配するとして、その子孫はどんな形質になるのか、私は関心があります。勿論、良い意味で持続性の高い魚族繁殖があって欲しい。

 

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種の保全の意味では、河川型でも遡上型でも同じ魚なので、大型の繁殖機会があることは良いことのはず。

ただしこのことは、人の手が入った環境で逞しく生きる数種の命を育てることにはなっても、元々の鮭科の遺伝である、降海と遡上が無くなって良いとはならないです。

 

鮭科の魚が海から遡上し、産卵後は斃死します。この際に海の栄養素が多量に運ばれてきて、その身体が陸上・水中の生き物たちの餌になり、植物も昆虫も、様々なものたちが育っていきます。

こうしたサイクルが閉じることは、自然環境には好影響にはなりません。海から遡上する鮭類には、自然の中での役割があるのです。だからと言って、ダムを破壊するとか、そうした極端なことは現時点では無理です。

 

 

私自身、北海道道東地区に夏に釣りに行った際、群れを成して遡上するサクラマスやカラフトマスを見ました。

河川型のヤマメやイワナの魚影も非常に濃く、海山川の自然の豊かさであろうと。

残念ながら普段の私の遊び場では、あのような魚影の濃さは見たことがなく、群れを成す遡上魚も今は幻になりつつあります。しかも遡上魚減少は、この数年で非常に顕著になったと私は感じます。

 

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私は釣り人ですから、環境の良し悪しの判定として、「自然の生まれ育ちと思しき魚が良く釣れるかどうか」を挙げます。

多くの魚が息衝く河川は、対象魚だけではなく、動植物も含めた自然が健全なのでしょう。

 

資料によれば、「危機的」とまで評されるサクラマスが、環境如何では増殖する可能性は示唆されています。

海からの遡上魚が増えることは、森の生育を助け、他魚種を育むことにもなり得る。

こうした話題を私のような釣り人が考える際、「釣りたいから」も動機の一つで良いかなと想っています。釣りを通すことで、環境を体感できますから。

 

 

 

 

 

 

2023年1月 6日 (金)

2023年 お正月休みのキノコ・2

先日見回った限り、キノコの発生はイマイチな感じでした。

こんな時、場所と狙う種が違ったら、どうなのか?

「イマイチな感じ」とは私が行った範囲での個人の感想で、山を見る目が私より長けた人なら、結果が違うかもしれないのですよね。

 

これは他の何でも大体似ていて、私の扱う中では渓流釣りと採集においては、特にそう。

私が釣れない日でも、腕達者なら話が違うとか、キノコが出てないと思ってても、同日に大量発生に出会ってる人が居たりとか。自分の結果の良し悪しだけでは、本当のところが分からない。

 

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先般、フユヤマタケが少なかったのが気になり、別所を覗きに行きました。今回も先回も、どちらも実績ある山です。

 

お正月休みは私には少ない連休なので、違う地域を見比べるには好都合。

本当に今年の今時期が良くないのか、選び方の問題なのかが(ある程度)検証できます。

 

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それっぽい場所には、ポツポツと出てますね。でもこちらも、大量発生してる様子はなし。

 

こうなると、私の手持ちカードでは厳しい。

もっと探し回って、条件違いの山を見付けないとイケマセン。それまた難しいのですけど。

 

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朽ちかけたアミタケとオウギタケが幾つか残ってました。

様子からして、12月の中頃・・の発生じゃないかな?

ここは冬入りしてもアミタケが出てたようです。こりゃ、次の冬にも見に来ないとだな。

 

 

朽ちたキノコでも、見付けておけば、良い時なら収穫が叶います。

キノコって、本当にタイミングが大事。まずは「場所」、次に「タイミング(時期と条件)」ですね。

アミタケとフユヤマタケは発生場所が重なっています。また他でも発生環境が似た種はあるので、時期ごとの狙いのキノコを探しつつ、別種の出そうな雰囲気も見ておくのが良いかなと。

 

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ここのフユヤマタケは、まあまあ大き目な個体が多い。シモフリヌメリガサ、なのかな。

小さいとフユヤマタケ、大きいとシモフリヌメリガサ、らしい。

 

小さく華奢なものが多いこの種のキノコとしては、これだけシッカリしてると嬉しい。

汁物に入れると、良い出汁が出て美味しいキノコです。

 

 

 

検証結果としては、私の行く先に関してはやはり、冬のキノコの発生状況はあまりよろしくない、となりました。

この状況を変えるのは、気温や天候でしょう。

 

状況が同じままなら、探し方よりも、大きな意味での場所選択ですね。

地域を丸っと変えれば、また違う結果が見えるかもだし、今がダメでも今後の楽しみは作れますしね。

 

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もう一種。ヒラタケも見に行きました。

このところ寒気が入っていて、凍ってますから、中々大きくなりませんね。これ以上放置してもあまり育たないと判断して、採取。小さいながら結構出てましたから、この条件なら良しです。

 

 

この時期は雨でなく雪が降ることが多く、水分量があってもキノコがどうなるか、私には読めません。

とりあえず今回はフユヤマタケもヒラタケも出会えました。

状況設定が何でどう変わるかを見つつ、もうしばし冬山通いを続けます。

 

 

 

 

 

2023年1月 4日 (水)

2023年 お正月休みのキノコ・1

明けましておめでとうございます。

新たな一年が始まりました。そして渓流釣り解禁まで、1ヶ月。私は少なからず、ソワソワし始める時期です。

今のところ平野部は、積雪はさほどでもないですね。例年、1月にガッツリ降雪しますから、今年はどうなるか? 

 

お正月休み中、親戚の挨拶でちょいちょいと出掛け、甥姪にお年玉あげたり。

そんな合間に山入です。

 

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フユヤマタケは昨年の年明け頃は良かったですが、今年は数が少なめ。

年末寒波で降雪して、山の水分はあるのに、何か条件がキノコに合わないみたいですね。

 

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ヒラタケは割とハズレが無いですけど、これまた数量は稼げません。

 

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エノキタケは小株か、数本が散発的に発生していて、大きな株立ちは出会えず。

 

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シモコシとアブラシメジモドキが少し残ってました。これらは秋から初冬あたりまでのキノコで、もう新たな発生は厳しいでしょう。

 

 

全体として、今時点の冬のキノコはイマイチですね。

乾燥してても出ていたり、水分があっても出なかったり、冬は毎年不思議。まだまだ私では、条件の読みが利かないのですよね・・。

 

 

私は1月末まではキノコ探して山徘徊してますが、冬期は厳しい日が大半です。

冬の間は仕方ないと言えば、確かにそう。でもですね。

ほんの僅かでも、何かの気付き、発見がないかと、探すわけです。キノコは自然条件に敏感で、日照や地形で、同じ山でも発生状況が違いますのでね。

 

渓流釣りもキノコ採集も、自然条件の変化を探す面白さは、似ていると想ってまして。

判断材料から色々と考えて工夫する、その過程が楽しく、結果に結ばれれば嬉しい。

 

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今時期のキノコは数量に出会うのは難しく、間もなく始まる渓流釣りでも、しばらくは厳しい日が多め。

暖かくなる時を待ちながら、この時期を遊べば良しかなと。

 

新たな一年を楽しみたいと想います。良い出会いが沢山ありますように。

 

 

 

 

 

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