2023年 お正月休みのキノコ・2
先日見回った限り、キノコの発生はイマイチな感じでした。
こんな時、場所と狙う種が違ったら、どうなのか?
「イマイチな感じ」とは私が行った範囲での個人の感想で、山を見る目が私より長けた人なら、結果が違うかもしれないのですよね。
これは他の何でも大体似ていて、私の扱う中では渓流釣りと採集においては、特にそう。
私が釣れない日でも、腕達者なら話が違うとか、キノコが出てないと思ってても、同日に大量発生に出会ってる人が居たりとか。自分の結果の良し悪しだけでは、本当のところが分からない。
先般、フユヤマタケが少なかったのが気になり、別所を覗きに行きました。今回も先回も、どちらも実績ある山です。
お正月休みは私には少ない連休なので、違う地域を見比べるには好都合。
本当に今年の今時期が良くないのか、選び方の問題なのかが(ある程度)検証できます。
それっぽい場所には、ポツポツと出てますね。でもこちらも、大量発生してる様子はなし。
こうなると、私の手持ちカードでは厳しい。
もっと探し回って、条件違いの山を見付けないとイケマセン。それまた難しいのですけど。
朽ちかけたアミタケとオウギタケが幾つか残ってました。
様子からして、12月の中頃・・の発生じゃないかな?
ここは冬入りしてもアミタケが出てたようです。こりゃ、次の冬にも見に来ないとだな。
朽ちたキノコでも、見付けておけば、良い時なら収穫が叶います。
キノコって、本当にタイミングが大事。まずは「場所」、次に「タイミング(時期と条件)」ですね。
アミタケとフユヤマタケは発生場所が重なっています。また他でも発生環境が似た種はあるので、時期ごとの狙いのキノコを探しつつ、別種の出そうな雰囲気も見ておくのが良いかなと。
ここのフユヤマタケは、まあまあ大き目な個体が多い。シモフリヌメリガサ、なのかな。
小さいとフユヤマタケ、大きいとシモフリヌメリガサ、らしい。
小さく華奢なものが多いこの種のキノコとしては、これだけシッカリしてると嬉しい。
汁物に入れると、良い出汁が出て美味しいキノコです。
検証結果としては、私の行く先に関してはやはり、冬のキノコの発生状況はあまりよろしくない、となりました。
この状況を変えるのは、気温や天候でしょう。
状況が同じままなら、探し方よりも、大きな意味での場所選択ですね。
地域を丸っと変えれば、また違う結果が見えるかもだし、今がダメでも今後の楽しみは作れますしね。
もう一種。ヒラタケも見に行きました。
このところ寒気が入っていて、凍ってますから、中々大きくなりませんね。これ以上放置してもあまり育たないと判断して、採取。小さいながら結構出てましたから、この条件なら良しです。
この時期は雨でなく雪が降ることが多く、水分量があってもキノコがどうなるか、私には読めません。
とりあえず今回はフユヤマタケもヒラタケも出会えました。
状況設定が何でどう変わるかを見つつ、もうしばし冬山通いを続けます。
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